flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

同居人はひざ、時々、頭のうえ。 第2話「君を呼ぶ」

脚本:赤尾でこ 絵コンテ:佐山聖子 演出:岩永大慈 作画監督:中山正恵、桑原寿弥

【概要】

ひょんなことから同居を始めた素晴と猫。餌を買うためにペットショップを訪れた素晴は、店員から猫に名前を付けたほうがよいとアドバイスされる。名前について思案してみる素晴だったが、なかなか思いつかない。そんな時、素晴は幼少時代に親しんだ一冊の本を見つける。

【感想】

「ハル」という響きに込められた主人公と猫それぞれの思い出がシンクロして温かい気持ちになれた。素晴にとっては亡き両親につながる幼少時代の記憶であり、猫にとっては餌すなわち人間との交流の源泉であり。互いが意図していなかった名前としての偶発性に縁を感じてしまう。同居という新たなスタートが素晴にとってもハルにとっても幸せなものになってほしいと。

BanG Dream! 2nd Season #3「Sing Girls」

シナリオ:綾奈ゆにこ 画コンテ:林直孝 ライブパートコンテ演出:三村厚史 演出:浅利藤彰 2D作画監督:八森優香、依田祐輔、花井柚都子、阪本麻衣

【概要】

ギャラクシーでのPoppin’Partyのライブに感動した朝日六花は、自らもバンドをやりたいとメンバーを探そうとするが見つからないでいた。そんな中、六花は香澄にPoppin’Partyの練習場所に招かれる。六花のこれまでを知ったPoppin’Partyは……。

【感想】

六花のためだけに演奏される『キラキラだとか夢だとか ~Sing Girls~』は、途中から回想を入れる構成もあいまって、エールとして最上のものに思えてくる。六花に感化され主催ライブに決意を新たにするPoppin’Partyという流れも力強く、小細工なしの直球勝負が本シリーズらしかった。

盾の勇者の成り上がり 02「奴隷の少女」

脚本:江嵜大兄 脚本協力:小柳啓伍 絵コンテ・演出:孫承希 作画監督:樋口香里、池津寿恵、大髙雄太

【概要】

亜人の少女ラフタリアを買い取った尚文は、装備を整えて魔物退治を始める。リユート村にある鉱山に入った2人の前に手ごわい魔物が現れた。その異形にかつての記憶がよみがえったラフタリアは攻撃をちゅうちょしてしまい……。

【感想】

愛くるしいラフタリアの表情や仕草に尚文のぶっきらぼうな優しさが重なって染みてきた。守ることしかできない勇者と唯一の剣である亜人の少女という構図が逆境を感じさせ魅力的。かつて両親から突き落とされた崖を一緒に落ちてくれた尚文、そこに危機を生き延びるという決意が見てとれた。まだまだ頼りないラフタリアだけど、身を挺して守ってくれる尚文の存在が心強くそして温かい。

ケムリクサ Episode.2

脚本・コンテ・演出:たつき 作画監督:伊佐佳久 美術監督:白水優子

【概要】

りんはわかばを連れて「きいろ」の回収に出かける。わかばが持ち帰ったケムリクサが一時的に発光した。知ることの喜びを熱く語るわかばに感化されたりんは、島の外に出ることを提案する。

【感想】

わかばの図々しいほどの好奇心で少しづつ作品世界がつまびらかになっていく。警戒心とは裏腹に自身のことを語り始めるりんの変化に温かみがある。わかばに反射したりんの好奇心が新しい冒険を予感させる。やたら浮き沈みが激しいわかばの性格については、責任感が強く冷静沈着なりんを刺激する効果があると解釈しておきたい。

(新)revisions リヴィジョンズ Case 01「渋谷転送」

スタッフ

原作:S・F・S 監督:谷口悟朗 シリーズ構成:深見真、橋本太知 キャラクターデザイン原案:近岡直 メカデザイン:新井陽平 CGキャラクターデザイン:白井順 BGコンセプトアーティスト:白田真人 MattePaintディレクター:大西穣 美術設定:坂本竜 色彩設計:長尾朱美 撮影監督:髙橋和彦 編集:齋藤朱里 音響監督:明田川仁 音楽:菊地梓 音楽制作:フジパシフィックミュージック 音響効果:上野励 アニメーション制作:白組 CG監督:平川孝充

キャスト

堂嶋大介:内山昂輝 ミロ:小松未可子 張・剴ガイ・シュタイナー:島﨑信長 張・露ルウ・シュタイナー:高橋李依 手真輪愛鈴:石見舞菜香 浅野慶作:斉藤壮馬 チハル・イスルギ:日笠陽子 ムキュー・イスルギ:田村ゆかり 堂嶋幹夫:櫻井孝宏 矢沢悠美子:遠藤綾 黒岩亮平:てらそままさき 牟田誠一郎:飛田展男 泉海香苗:寺崎裕香 ニコラス・サトウ:大塚芳忠

 

脚本:深見真/S.D.S 脚本協力:戸堀賢治 絵コンテ:須永司 演出:平川孝充 作画監督:白井順

【概要】

幼少時の体験からみんなを守ることを決心した堂嶋大介は、そのためにトラブルを起こすことがしばしばだった。ある日、渋谷に何かが起こるとのメールが大介たちに送信される。大介の仕業と決めつける友人たちだったが、突如として校舎そして周辺が崩壊してしまう。

【感想】

子供心に怖い思いをしてミロに助けられた大介の内面を想像すると、痛々しすぎるほどの行動も理解できなくはない。助けてくれた友人たちへの恩義もあったのだろうと。リヴィジョンズの前にいったん無力を思い知ってのストリング・パペット搭乗という引きに盛り上がる。巻き込まれ型ながらも自身の思いと一直線になっての展開なので力強い。情け容赦ないリヴィジョンズの描写も大介を引き立てるようでインパクト十分。

私に天使が舞い降りた! 第2話「サイキョーにカワイイ」

脚本:山田由香 絵コンテ:山﨑みつえ 演出:金成旻、藤原佳幸 作画監督:武藤幹、矢野桃子、徳永さやか、中島大智、板倉健

【概要】

ひなたが花に加えて隣に引っ越してきた姫坂乃愛を連れてくる。乃愛に内緒のコスプレ姿を目撃されたみやこは焦るのだった。

【感想】

1人の女子大生が3人の女子小学生たちと家の中で遊ぶだけというシチュエーション。それでいて、愛くるしいキャラクターの芝居作画に加え、4人の関係性にバリエーションがあって飽きさせない。甘すぎになりそうなところを軽やかな筆致が見やすくしてくれる。

不機嫌なモノノケ庵 續 二ノ怪「尾鳴(オオ)」

脚本:吉岡たかを 絵コンテ:髙田淳 演出:ながはまのりひこ 作画監督:Lee Sang Jin、佐々木敏子、梶浦紳一郎、大久保歩美

【概要】

行政のところに書類を届けに行くことになった芦屋は、森の中で巨大な猛獣の姿をした妖怪に出会う。お互いの落とし物を見つけたことで仲良くなり、芦屋は猛獣の妖怪に行政の「命禽籠」まで連れて行ってもらう。帰還するやいなやケンカを始めた芦屋と安倍を見た立法は宴を開くのだった。

【感想】

乗り物(猛獣)に酔ってさらに食あたりした芦屋の姿はコミカルに表現されていたけれど、隠世に対する無意識的な拒絶反応に見えなくもない。そこに現世へ重心を移していく安倍の変化を重ねると、のどかな空気感とは裏腹なシリアスな背景がちらついてくる。

(新)荒野のコトブキ飛行隊 第1話「月夜の用心棒」

監督:水島努 シリーズ構成・脚本:横手美智子 メインキャラクター原案:左 キャラクターデザイン:菅井翔 ミリタリー監修:二宮茂幸 ミリタリー設定:中野哲也、菊地秀行、時浜次郎 設定協力:白土晴一 副監督:神戸洋行 3D監督:江川久志 テクニカルディレクター:水橋啓太 アセットディレクター:小薬健太郎 総作画監督:中村統子 作画監督:上野翔太 美術監督小倉一男 美術設定:須江信人、志和史織、小川さくら 色彩設計山上愛子 撮影監督:篠崎亨 編集;吉武将人 音楽:浜口史郎 音響効果:小山恭正 サウンドミキサー:山口貴之 制作:デジタルフロンティア アニメーション制作:GEMBA 作画制作:ワオワード 

キャスト

キリエ:鈴代紗弓 エンマ:幸村恵理 ケイト:仲谷明香 レオナ:瀬戸麻沙美 ザラ:山村響 チカ:富田美憂 マダム・ルゥルゥ:矢島晶子 サネアツ:藤原啓治 アンナ:吉岡美咲 マリア:岡咲美保 アディ:島袋美由利 ベティ:古賀葵 シンディ:川井田夏海 ナツオ:大久保瑠美 ジョニー:上田燿司 リリコ:東山奈央 

 

脚本:横手美智子 絵コンテ・演出:水島努

【概要】

用心棒としてオウニ商会に雇われていたコトブキ飛行隊は、空賊襲撃の報を受けて出撃する。

【感想】

3DCGの技術的なことは全く分からないが、看板であるはずの女性キャラクターよりも、こわもての男性陣の作画のほうが端正に仕上がっていたように見える。空中戦における効果音と音楽は、(疑似)サラウンド環境での視聴により抜群の臨場感を得られた。

(新)約束のネバーランド EPISODE.01「121045」

原作漫画未読。

スタッフ

原作:白井カイウ出水ぽすか集英社週刊ヤングジャンプ」連載中) 監督:神戸守 原作協力:杉田卓 シリーズ構成:大野敏哉 キャラクターデザイン・総作画監督:嶋田和晃 プロップデザイン:板井寛樹 レイアウト監修:竹内志保 美術設定:アトリエ・ムサ池田繁美、大久保修一、友野加世子、乗末美穂 美術監督アトリエ・ムサ池田繁美、丸山由紀子 美術ボード:アトリエ・ムサ、丸山由紀子、高山八大 色彩設計:中島和子 CG監督:福田陽 撮影監督:T2 studio、塩川智幸 編集:瀬山編集室、松原理恵 音楽:小畑貴裕 音楽制作:アニプレックスフジパシフィックミュージック 音響監督:清水勝則 音響効果:八十正太 サウンドミキサー:平野延平 アニメーションプロデューサー:福島祐一 アニメーション制作:CloverWorks

キャスト

エマ:諸星すみれ ノーマン:内田真礼 レイ:伊瀬茉莉也 イザベラ:甲斐田裕子 クローネ:藤田奈央 ドン:植木慎英 ギルダ:Lynn フィル:河野ひより ナット:石上静香 アンナ:茅野愛衣 トーマ:日野まり ラニオン:森優子 コニー:小澤亜李

 

脚本:大野敏哉 絵コンテ:神戸守 演出:原英知 作画監督:関口亮輔、福永智子、小松麻美

【概要】

38人の子どもたちが暮らす孤児院のグレイス=フィールドハウス(GFハウス)にて。年長者であるエマ、ノーマン、レイの3人はトップクラスの優等生だった。孤児たちの一人であるコニーが里親に引き取られることになる。コニーが大切にしていたぬいぐるみを見つけたエマは、ノーマンと二人で届けようとするが……。

【感想】

前半部分に散りばめられていた不穏さが一気に引き絞られる後半の展開を息をのみながら視聴してしまった。鬼ごっこでタイムリミットを暗示するかのように表示された大時計、返答をするキャラクターをごく短時間だけ映すコンテワークの緩急、演出的にも見どころがふんだん。外界の脅威にどこまで抗えるか、子どもたちだけの「戦略」に注目したい。

風が強く吹いている 第12話「夏のいたずら」

脚本:喜安浩平 絵コンテ・演出:板津匡覧 作画監督:折井一雅、髙橋英樹

【概要】

神童とユキが公認記録をクリアする。竹青荘の面々は高地で夏合宿を行うことに。合宿地で偶然居合わせた東体大の榊たちに挑発されたカケルは、怒りを抑えることができず……。

【感想】

竹青荘の中で突出した能力と実績をもつカケルの独走が、気持ちよさとは裏腹に重苦しい。チームの調和を乱してしまった過去の経験がそうさせるのだと思い知る。駅伝がチームプレイであるとして、それでも常時走るのは一人のみ。王子を始めとする仲間たちの背中を押してきたカケルがどうあるべきなのか考えてしまう。ハイジと二人で湖畔を走る浮世離れした光景が榊たちの介入によって現実に戻される演出が象徴的だった。