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アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

銀河英雄伝説 Die Neue These第六話「イゼルローン攻略[前編]」

脚本:高木登 絵コンテ・演出:松澤建一 作画監督:窪田康高、藤城香菜、福原麻衣

【概要】

第四艦隊と第六艦隊の敗残兵に新兵を加えて新設された第十三艦隊。ヤンの副官としてフレデリカ・グリーンヒル中尉が着任したほか、優秀な人材が集められた。来たるイゼルローン要塞攻略のため、ヤンは帝国の亡命者によって結成された陸戦部隊「薔薇の騎士(ローゼンリッター)連隊」の隊長、ワルター・フォン・シェーンコップ大佐に協力を求める。

【感想】

数十年の平和のために危険な戦地におもむくヤン・ウェンリーの精神を、涼しげな立ち居振る舞いからくる人柄に重ねてみる。上昇志向にとらわれた同僚たちの批判を浴びても動じない姿に納得。養子のユリアンに少女時代のフレデリカに対するあくまでも自然体な物腰が、彼なりの決意を伝えてくれた。血気盛んなローゼンリッター連隊とのコントラストにもひかれる。

魔法少女サイト 第6話「フェイク」

脚本:伊神貴世 絵コンテ:蓮谷トオル 演出:除恵眞 作画監督:飯飼一幸、池原百合子、中山和子、菊池一真、小澤円

【概要】

さりなとの戦いで魔法を使いすぎた彩と露乃は意識不明となった。彩が梨ナをかくまっていたことを知った虹海は怒りにかられて朝霧家を訪れる。その頃、意識不明の梨ナのもとに雨谷小雨という魔法少女が現れた。小雨のステッキで相次いで回復した梨ナ、彩、露乃は、魔法少女にまつわる「嘘」を知ることになる。

【感想】

不幸な魔法少女が避けられぬ不幸な運命。不幸とは何なのか幸せとは何なのか考えてしまう。これだけひどい目にあっても露乃のことを気づかう彩の優しさに触れていると、ただただ幸せになってほしいと思う。管理人たちの冷酷さに立ち向かう魔法少女たちの連帯が、希望を感じさせるものになってくれれば。魔法少女の真相に近づきつつある要がキーパーソンとして浮上、いち視聴者として因果応報という不の感情を持ってしまうのは、スタッフの思うつぼなのかどうか。

Butlers~千年百年物語~ 第5話「名探偵ホームズの事件簿」

脚本:福島直浩 絵コンテ:湊未來 演出:板庇迪 作画監督:山吉一幸、佐藤香織、大槻南雄、山本亮友、松浦里美、渡邉慶子、錦織成

【概要】

生徒会室がある屋敷が老朽化のため取り壊されることになった。血族ゆかりの屋敷を守ろうとするジェイは学園長に直訴するが、過去に縛られるなと諭されてしまう。そんなジェイのために一計を案じた生徒会役員たちは、屋敷に呪いの噂を立てるためお化け騒ぎを起こそうとするが……。

【感想】

ミイラ取りがミイラになってしまうグダグダの自作自演から抽出されたジェイの異能力、それが血族ゆかりの屋敷の怪現象としてホームズに固定される妙味。独りよがりなジェイの外堀を埋めていくかのような視点の数々がポイント。お化けが苦手な春人の叫びが声にならないジェイのそれに聞こえてくる。

Lostorage conflated WIXOSS 第6話「決意/温もりと痛み」

脚本:玉井☆豪 コンテ:宮浦栗生 演出:駒屋健一郎 作画監督:佐藤嵩光、藤井昌宏谷口元浩、村上雄、青木健一郎、迫由里香、鈴木彩乃、薮田裕希、中熊太一、河西睦月

【概要】

千夏を守るために清衣のルリグとなったドーナ。2人のルリグのセレクターとなった清衣は、里見ことカーニバルとのバトルに挑む。ルールを超越したカーニバルに苦戦必至の清衣だったが、どういうわけかバトルは強制的に中断させられてしまう。互いを守りたいと願うすず子と千夏は、確実にバトルに勝利するためにある決断をする。そして、一衣からすべてを聞かされたるう子とタマも……。

【感想】

人間の身体を捨てたドーナやタマたちの健気さ、初心者に戻ってしまった千夏を優しく支えるメル、ルリグたちの健気さに泣けてくる。すず子と千夏、るう子と結月と一衣、大切な人を守りたいという思いこそがカーニバルへのカウンター。それを触媒したのが、2つのセレクターバトルをブリッジする清衣による、理不尽なバトルを終わらせたいという強い意志。「鍵穴」を手に入れてさらに進化しそうなカーニバルへの包囲網に盛り上がるしかない。

重神機パンドーラ Mission 06「哀と復讐の翼」

脚本:入江信吾 絵コンテ・演出:有江勇樹 作画監督:坂本宇俊太、大久保義之、ハニュー、安彦英二

【概要】

クイニーは師匠や門下生の敵であるワンを突き止めるが、返り討ちにあってしまう。深手を負ったクイニーはパンドーラの治療で一命を取り留めた。レオンは陰と陽の達人であるクイニーを見込んで機体のハイパードライブによる強化を提案する。その時、進化したハヤブサ型B.R.A.Iが再び襲ってきた。

【感想】

またしてもクイニーを生かしたワンは、B.R.A.Iによらない進化の好敵手を求めているのかも。このように素材は魅力的になりそうなのに、作画演出の切れが鈍くてカタルシスには至らずじまい。見せ場であろうクンフーを駆使したロボットバトルは、クイニーが開眼するまでのタメにニュアンスが欲しかった。パンドーラ入りした変節は分からなくもないが、全体的にバタバタと落ち着きがない印象。

シュタインズ・ゲート ゼロ #05「非点収差のソリチュード」

脚本:花田十輝 絵コンテ:路比塚俳優人 演出:吉賀一臣 作画監督:井川典恵、藤木奈々

【概要】

12年前に鈴羽と生き別れた椎名かがりという人物を探すことにした岡部は、ダルが呼んだ協力者、桐生萌郁に衝撃を受ける。アマデウス紅莉栖からの呼びかけに応えなくなった岡部を案じた真帆は、自分をつけてくる謎の気配を感じていた。そして、るかがある人物を紹介したいと岡部を訪ねてくる。

【感想】

アマデウス紅莉栖との交流を一時中断したタイミングで大きく動いた物語にじりじりと焦燥感が煽られる。リーディングシュタイナーとしての岡部を知らない真帆に、自身が知らない紅莉栖すなわちラボへの距離感がにじむあたりが絶妙。椎名かがりをめぐって誰一人として蚊帳の外のキャラクターが存在しないタイトな人間描写から目が離せない。いち視聴者としては比屋定真帆の視線になってしまう。

奴隷区 The Animation #05「困惑 -konwaku-」

脚本:倉谷涼一 絵コンテ:きみやしげる 演出:和田拓也 作画監督小林一三和田拓也

【概要】

主人となったリュウオウの命令に逆らったゼロは拘束される。ゼンイチが病室から消え、「あたまのおかしいひと」を名乗る何者かから挑戦状が届く。3人の奴隷の主人という「あたまのおかしいひと」はユウガとリュウオウそれぞれに挑戦してきた。SCMの危険性にこれ以上は協力できないとユウガのもとを去ったエイアだったが……。

【感想】

ゼロを陥れたリュウオウ以上にSCMなしでエイアを従わせたユウガの異常性が際立つ格好。思えばエイアをスカウトしたときに示されたはずだったが、SCMを介しての人間模様に正気と狂気のはざまがあやふやになってしまったかのよう。足を洗おうとするエイアの思考はいたって正常であり、それでもエイアに執着するユウガに恐ろしさを覚えた。そんな出口なしを背景としてSCMに逆らってみせたゼロの背景が気になってくる。

BEATLESS EP14「An Answer to Survive」

脚本:雑破業 絵コンテ・演出:井畑翔太 作画監督石川雅一小川茜、福田佳太、野村治嘉、徳永さやか、本田辰雄、井畑翔太

【概要】

レイシアからマリアージュが開発したカメラを入手した紅霞は、単独で次世代型社会研究センターにおけるテロ行為を行い、その姿を不特定多数に発信する。ミコトを破壊して目的を達成した紅霞の前にコリデンヌ・ルメール率いるPMC部隊が立ちはだかる。

【感想】

抗体ネットワークのリーダーとして犯してきた行為の数々により手詰まりとなり、hIEとしての素性をさらして単独のテロ行為で散ってみせる。レベル0の人間たちに自身の記憶を植え付けた紅霞の行動もアナログハックの変種なのか。人間よりも上位の存在でありながら、その人間たちの手を借りなければ目的を達せられなかった、「人間との競争に勝つ」紅霞が成し遂げたことについて考える。紅霞が御しきれなかった人間社会に屈するかのように逮捕されたケンゴが示唆的だった。

ひそねとまそたん 第5話「スキ好んで嫌われたい人なんていますか?」

脚本:和場明子、小柳啓伍岡田麿里 絵コンテ:寺東克己 演出:平野宏樹 作画監督:岐神麻芽、清池奈保、細田沙織、稲熊一晃

【概要】

訓練飛行中にフォックストロットが解けた星野絵瑠はふさぎ込んでしまう。ひそねや日登美が本音を口にしてしまったこともありギクシャクした空気に。そんな時、Dパイ4名に日本海沖での実働演習が命じられる。それはOTFと食料のみ残された無人島から帰投するというものだった。

【感想】

個性的すぎる4人組の凸凹感が、OTFに選ばれた「白い恋人」としての共通性をもって立ち上がってくる。絹番や日登美がコメディーリリーフのみならず深刻な内面をのぞかせてくれるから、星野の独りよがりが痛々しく際立つ。ついつい本音をぶつけてしまうひそねの危なっかしさは、OTFとパイロットそしてパイロット相互を結びつける接着剤のようなものなのかも。

ハイスクールD×D HERO life.04「決戦!グレモリー眷属VS英雄派IN京都」

脚本:古怒田健志 絵コンテ:松尾慎 演出:平田豊 作画監督柳沢まさひで平田雄三、加藤洋人、橋本英樹

【概要】

渡月橋で一誠たちの前に曹操と名乗る人物の一派が現れる。一誠たちと手合わせした曹操は二条城で八坂を使った実験を行うのだという。グレモリー眷属とシトリー眷属で手分けして八坂を救い出すことになったが、二条城に向かった一誠たちはバラバラにされてしまう。

【感想】

そつなくストーリーが進んでいく小気味よさ。スケール感はあまりないが、本シリーズの場合は決着がつかないことが多いので、気楽に見られるとプラスに受け止める。曹操たちが敵対する勢力とは限らないが、悪魔たちに挑戦する人間というシチュエーションのひねり具合は面白い。人間を捨てることで自信をつけていった一誠のこれまでを思い出すなど。