flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

魔法使いの嫁 #3「The balance distinguishes not between gold and lead.」

脚本:高羽彩 コンテ:長沼範裕 演出:二宮壮史 作画監督:髙部光章、片山貴仁

【概要】

サイモンから頼まれた3つの案件、その1つを解決するためドラゴンが住む土地を訪れたチセとエリアス。いきなり現れたドラゴンにさらわれてしまったチセだったが、ドラゴンの管理者であるリンデルはエリアスの古い知人だった。そこには動かず苔むしたドラゴンがいて……。

【感想】

飛べないチセの代わりに最後の力を振り絞って飛んでみせたネヴィン。絶望して屋上から身を投げたチセの記憶をやわらかく受け止めるかのような映像が温かい。チセのリアクションが淡々としているおかげで、精いっぱい生きて自然にかえっていくドラゴンならでは境地が純度高く伝わった。人間は簡単にドラゴンのようにならないだろうが、だからこそチセの変化がいとおしく感じられる。

クジラの子らは砂上に歌う 第三節 「こんな世界は、もうどうでもいい」

脚本:横手美智子 絵コンテ・演出:橋本敏一 作画監督作画監督:斉藤健吾

【概要】

小型艇で飛来した仮面の兵士たちがいきなり泥クジラの住人たちを襲撃する。戦闘に特化させたサイミアを使う兵士たちに、なすすべもなく倒れていく泥クジラの人々。しかし、オウニだけは自らのサイミアで立ち向かう。

【感想】

淡々と任務を実行していくアドバイア兵にあって、感情表現が激しいリョダリの存在がポイント。箱庭で平和に過ごしてきた砂クジラに対する蔑視交じりの好奇心。今はひたすら不快でしかないそれが、オウニ志向する外界への、そしてチャクロが知りたがっている砂クジラの真実につながってきそう。

ボールルームへようこそ Heat.15「じゃじゃ馬ならし」

脚本:末満健一 絵コンテ:佐藤雅子 演出:江副仁美 作画監督:片桐貴悠、清水奈津子、千葉崇洋

【概要】

パートナーにばかり働かせているとマリサから指摘された多々良は、千夏とのカップル練を断って、兵藤ソシアルダンスアカデミーのスタジオの門をたたく。マリサは、そこで練習していた釘宮方美をパートナー役に踊ってみせるよう多々良に指示する。

【感想】

パートナーの額縁になれと言われたと思えば、パートナーを従えろと言われる。多々良の可能性は承知していても、リードに要求されるハードルの高さがずしりとのしかかる。もっとも、リードとしての役割を果たしてきた千夏をパートナーとする試練は、多々良のフレキシブルな資質にうってつけに思えた。釘宮との男性同士の予行演習は、千夏と明の過去をトレースしているようで、いまだ定まらぬ多々良の立ち位置の収束を予感させる。そんなタイミングでの小笠原ダンススタジオすなわち仙石からの巣立ち宣言が頼もしく感じられた。「じゃじゃ馬」なのは千夏ではなく多々良なのかも、すなわち自身を律することなのかもしれないと、クランプリの無茶なエントリーに思った。

アイドルマスター SideM 第3話「飛び立つ勇気」

脚本:菅原雪絵綾奈ゆにこ 絵コンテ・演出:木村泰大 作画監督:栗原優

【概要】

音楽番組でデビュー曲を披露することになったDRAMATIC STARS。柏木の提案で食事をした3人は、いよいよ初ステージに臨む。ところが、照明が目に入った柏木に異変が起こり……。

【感想】

社会人として挫折を味わった者たちによるアイドルユニット、その独自性がカタルシスにつながるのではなく、どこか据わりの悪さを感じさせてしまう。今のところつかみどころが見つからぬまま。さて、エピソードを重ねるごとにこなれてくるだろうか。

戦刻ナイトブラッド 第4話「真田ファミリア」

シナリオ:金杉弘子 絵コンテ:西島克彦 演出:村上勉 作画監督:柳野龍男、滝川和男、飯塚葉子、櫻井拓郎

【概要】

姫神子の手がかりが真田領にあるらしい。結月は黒田官兵衛竹中半兵衛とともに真田領に向かう。あいにくの雨の中、高熱で倒れてしまった結月だったが、真田軍における看病のおかげで回復する。結月が真田幸村に村を案内してもらっていると、厄魔が襲ってきたとの報がもたらされた。

【感想】

仲間内そして民衆ともフレンドリーな真田ファミリーとの交流で、控えめな結月の表情が心なしか生き生きとして見える。真田の優しさで病から回復したシチュエーションがそう感じさせてくれるのかも。猿飛佐助と霧隠才蔵から幸村のために作った料理をとりあげる姿など、これまでは見られなかったもの。結月視点で少しづつ神牙の世界が開きつつあるようだ。合戦になってこの持ち味が変わらなければいいけれど。

(新)いぬやしき #01「犬屋敷壱郎」

原作漫画未読。

スタッフ

原作:奥浩哉講談社「イブニングKC」所蔵) 総監督:さとうけいいち 監督:薮田修平 シリーズ構成・脚本:瀬古浩司 キャラクターデザイン:恩田尚之 美術監督中村豪希 色彩設計:三笠修 CG監督:岩崎浩平 撮影監督:淡輪雄介 編集:廣瀬清志 音楽プロデューサー:佐野弘明、舩橋宗寛 音楽:池瀬広 音楽制作:フジパシフィックミュージック 音響効果:倉橋裕宗 クリエイティブプロデューサー:大塚学 アニメーションプロデューサー:増田克人 アニメーション制作:MAPPA

キャスト

犬屋敷壱郎:小日向文世 獅子神晧:村上虹郎 安堂直行:本郷奏多 犬屋敷麻理:上坂すみれ 渡辺しおん諸星すみれ

 

脚本:瀬古浩司 絵コンテ・演出:薮田修平 作画監督:鎌田晋平、近藤圭一

【概要】

サラリーマンの犬屋敷壱郎は、還暦前にして念願のマイホームを建てるが、妻や子供たちに疎まれ、やるせない毎日を送っていた。追い打ちをかけるように、末期の胃がんという診断を受けた犬屋敷は、家族に告げることもできず泣きはらしていた。気を失った犬屋敷が目覚めると、身体の不調がすっかり治っていた。ところが、異変はそれだけではなかった……。

【感想】

心身ともにくたびれ果てた人間が偶然手に入れたハイスペックな能力、それを用いた世直しものといったおもむき。不良少年たちのプライバシーを暴いたくだりのように、犬屋敷の意志だけではなく、この世界の科学力を前提として自律的にお仕置きをしたように見えた機械の動作がポイントだろうか。人間としての精神と機械としての肉体のせめぎ合い、少年少女の主人公と一線を画した魅力が出てくるか注目。

Code:Realize ~創世の姫君~ chapter 3「ヴァンパイア・レクイエム」

脚本:ササキムリ 絵コンテ:山本秀世 演出:鈴木孝聡 作画監督:高山由江

【概要】

ヴァンが加わったサンの屋敷では、ルパンがフィーニスを捕獲するために列車を襲うことを提案、作戦に加わるべくカルディアの特訓が始まる。ところが、予算が底をついてしまったことから、懸賞がかけられた「月下の強盗」を捕まえることになるが、孤立を決め込んだヴァンが参加を志願するのだった。

【感想】

カルディアの特訓シークエンスは厳しさを感じさせてほしかったところだが、ドラクロワ二世をあしらうヴァンのアクションが見事だったので、トータルで良しとしたい。生き残りであるドラクロワ二世へのヴァンの言葉にならない苦悩そして決意が伝わってくる。ドラクロワ二世の境遇にヴァンそしてカルディアを重ねることで、サンの屋敷に集う面々のまとまりが表現されていたように感じられた。フィーニスとの因縁という共通項があれば、これからも安心して見ていけそう。架空のロンドンを演出する背景美術の美しさも特筆しておきたい。

ラブライブ!サンシャイン!! 第2期 #3「虹」

脚本:花田十輝 絵コンテ:酒井和男 演出:外山草 ライブパート演出:八木郁乃 遠藤広隆 作画監督:江上夏樹、塩川貴史、鈴木理彩、水野辰哉 ライブパート作画監督:後藤望、永富浩司

【概要】

災害による道路の復旧に時間がかかるという理由で、学校説明会が延期、あろうことかラブライブ!予備予選の日と重なってしまう。ラブライブ!での公演順は中盤になってしまい、学校説明会に間に合いそうにない。ラブライブ!か学校説明会の一択を迫られたAqoursは……。

【感想】

ユニットを二分割してのステージに新鮮味がありそうと期待していたのに、両方を選んでしまう千歌の欲張りパワーが押し流してしまった。もっとも、みかん運搬用のモノレールを使ってのコミカルなフェーズをラブライブ!予備予選と学校説明会のステージでサンドイッチする、ミュージカル仕立てのクライマックスが拝めたので良しとしたい。

将国のアルタイル 第13話「内乱終結」

脚本:谷村大四郎 絵コンテ:内海紘子、サトウシンジ 演出:牧田佳織 作画監督:𠮷田正幸

【概要】

先行したバラバンに業を煮やしたウズンはクルチュへの進行を開始するが、そこに戻ってきたマフムートがバラバンの成敗を宣言する。退却を始めたブチャクとバルタの将王たちは、渓谷で相次いでクルチュ軍の策略にはまっていく。マフムートはとらえたバルタ将王、ファトマに処刑を宣告する。

【感想】

アイシェの覚悟が決まっていただけに、ファトマに対する沙汰は甘く感じられてしまったが、だからこその温情だったのだと思い直す。血が流れことを好まないマフムートの理想に合致していたとも。それは、努めてクールにふるまうアイシェが流していた心の血と解釈して納得することにしたい。情報網を駆使してルイと対峙するザガノスの構図に、新たな価値観をもったマフムートが介入する展開に期待がふくらむ。シリーズでどこまで拝めるか気掛かりなところもあるが。

Wake Up, Girls!新章 第3話「ポニーテールは本体です」

脚本:松田恵里子 絵コンテ:村田光、板垣伸 演出:田辺慎吾 作画監督:菅原美幸

【概要】

全国ネットのバラエティ番組に有名ファッション誌のモデルと次々と仕事をとってくる丹下に、負けじと地元テレビ局のレギュラーをとってきた松田。それぞれの仕事に臨むWUGのメンバーたちだったが、自らの未熟さを痛感させられるばかり。そんな中、真夢だけは仕事が決まらないまま。

【感想】

第1期シリーズと同様に、元I-1club の肩書をもつ島田真夢の異物感が前面に出つつある。とりあえずは、壁に当たりながらもへこたれずに仕事に立ち向かう他メンバーたちの表情が生き生きとしているので、シリアスな展開にも期待が持そうだ。藍里、佳乃、実波と夏夜、菜々美と未夕、自分らしさで開き直る姿がキュートで頼もしく、だからこそ元気をもらえる。