flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

Caligula –カリギュラ-第2話「不安、焦燥などといった負の感情は他人を巻き込んでいく。」

脚本:竹内利光 絵コンテ・演出:菅原静貴 作画監督:たむらかずひこ、石田啓一、伊藤亜矢子、FAI

【概要】

入学式の会場でいきなり生徒たちの多くが異形化して暴れ始めた。学校から逃げ出した律を追いかけてくる異形たち。そこに現れた同じ学校の佐竹笙悟に助けられた律だったが、笙悟を信用することができずその場から去る。異常なのは自分なのか周囲なのか、原因を考えようとする律に友人たちから連絡が入るが……。

【感想】

主人公の律を含めて異常に気づいた生徒たちが複数、その交点に何が見えてくるのか、手探り感にワクワクさせられる。作画的にひかれる部分はあまりないが、ライトなホラーだったりサスペンスだったりするストーリー展開は次回への興味をひく。心理学に通じる律の思考を主軸として、スポットが当たるキャラクターによって異なる切り口が拝めそうだ。

ゴールデンカムイ 第二話「のっぺら坊」

脚本:高木登 絵コンテ:三條なみみ 演出:粟井重紀 作画監督:西道拓哉、松下純子、櫻井拓郎、鎌田均

【概要】

入れ墨の脱獄囚を探しに小樽にやってきた杉元とアシㇼパ。街で有力な手掛かりは得られなかったものの、後をつけてきた脱獄囚のひとりを捕獲することに成功する。入れ墨を模写するとともに埋蔵金にまつわる情報を聞き出す杉元だったが、脱獄囚が何者かに狙撃されてしまい……。

【感想】

ヒグマではなくヒトが相手になると緊張感が高まる。人間を殺すことに抵抗がない杉元と動物を殺すことに抵抗がないアシㇼパのミスマッチが、極寒の地におけるサバイバルという共通項を浮かび上がらせる。白石由竹とのコンビで低体温症と闘いつつの火おこしが一番の見どころで、コミカルな演出だったからこそ、生と死の隣り合わせが彼らの日常であることを思い知らされた。それは、アシㇼパによるリス料理のくだりにもつながる。

ピアノの森 第2話「ショパンを弾くために」

脚本:伊丹あき 絵コンテ:アミノテツロ 演出:チェ・ジョンキ 作画監督:イ・グァンウ、キム・グァンウォン

【概要】

ピアノを教えてやるとの阿字野の申し出を断ったものの、聞かせてもらったショパンの楽曲をどうしても弾くことができないカイ。「取り引き」に応じることで阿字野に師事することを承諾したカイは、普通のピアノで退屈な課題曲に取り組むのだが……。

【感想】

天才肌の主人公カイと秀才肌のライバル修平という王道的なコントラスト。阿字野がカイに入れ込むほど、修平の意地に期待したくなる。流れるように美しいピアノ演奏に追いついていない作画は微妙なところだが、それを補うほどのドラマを見せてくれれば。

ヒナまつり 第二話「超能力勝負はこうやんだよ!」

脚本:大知慶一郎 絵コンテ:及川啓 演出:松原桂 作画監督:立田眞一、田頭沙織、辻上彩華

【概要】

ヒナと同じようにカプセルから出現した少女、アンズが暴走族を壊滅させ各地で騒ぎを起こす。その正体に心当たりのある新田は、ヒナとともにアンズを止めようと立ちはだかる。ヒナとの勝負に敗れたアンズは潔く立ち去る。「娘」のせいで夜遊びができなくなった新田は、ヒナにサバ缶を与えて夜な夜な遊びに出かけるのだった。

【感想】

あっち向いてホイがにらめっこに転じる異能力勝負のバカバカしさが吹き飛ぶくらい、バーからキャバクラにおける描写の壊れっぷりが見どころだった。パートナーである自身を放っておいた新田へのヒナ流の制裁である未成年の夜遊び。否定的ではなく肯定的に描いた筆致が気持ちよかった。大人としてノリノリな詩子と子供としてしぶしぶの三島瞳、女性キャラクターのコントラストがアンズのポジションを象徴する。

銀河英雄伝説 Die Neue These第二話「アスターテ会戦」

脚本:高木登 絵コンテ・演出:多田俊介 メカアクションコンテ:寺岡巌 作画監督:石井明治

【概要】

帝国軍の各個撃破によって第四艦隊と第六艦隊を相次いで失った自由惑星同盟軍。残る第二艦隊旗艦の臨時司令官となった准将、ヤン・ウェンリーは、周到な作戦で巻き返しを図る。

【感想】

ひょうひょうとした中にパッションをしのばせたヤン・ウェンリーの人物がキャストの好演もあいまって実に魅力的。上官であるパエッタの下で耐え忍ぶポジションも含め、ライバルであるラインハルトとのコントラストがことごとく鮮やかに映る。戦況を予測して作戦を仕込んでいたしたたかさに、これからも繰り返されるである名勝負を夢想してしまう。

ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン #2「GGO」

脚本:黒田洋介 絵コンテ:迫井政行 演出:山下英美 作画監督:栗西祐輔、大髙雄太、北原章雄、亀田朋幸

【概要】

大学進学のために東京に出てきた小比類巻香蓮は、友人ができないバイトもできない新生活になじめないでいた。そんなとき、帰省先の北海道で偶然にVRゲームについて知ることになる。地元の友人である篠原美優のアドバイスを受けてVRゲームを始めることにしたものの、お気に入りのアバターが見つからない。数十回のログインを繰り返してようやくたどり着いたゲームが、「ガンゲイル・オンライン」だった。

【感想】

プレイヤーとアバターのギャップがキュートで楽しい。現実世界で居場所を見つけられない香蓮の願望の集積がレンということで、ある意味アバターのひいてはVRゲームの本質を突いているようにも。納得のアバターを得てなし崩しに巻き込まれた特訓シーンからレベルアップそして目標であるピトフーイとの出会いまで、新しい自分になって広がった香蓮の高揚感そのままといった感じ。現実世界の香蓮からのフィードバックがあればいっそう厚みを帯びてきそう。

魔法少女サイト 第2話「テンペスト」

脚本:伊神貴世 絵コンテ:島津裕行 演出:山本恭平 作画監督:寒川歩、山中いづみ、山本恭平、志生野好、石田啓一

【概要】

雫芽さりなの前に絶体絶命となった彩を助けたのは、同じ学校の生徒である奴村霧乃だった。「魔法少女サイト」について教えてくれるという霧乃の狙いは、彩をパートナーにすること。ちゅうちょうする彩に、霧乃は「マジカルハンター」という魔法少女の脅威を伝える。

【感想】

捕獲したマジカルハンターに対する霧乃の尋問が、まるで彩が受けてきた仕打ちのように見えてきてつらい。戦いを争いを好まない心優しき主人公に食傷と言いたいところだが、不幸に見舞われてきた魔法少女たちの内側でもこのような暴力が行われているのであれば、彩に同情したくもなる。彩が自身の意思で魔法を振るうまでのステップがポイントになりそう。

Lostorage conflated WIXOSS 第2話「理由/迷いと覚悟」

脚本:土屋理敬 コンテ:吉田りさこ 演出:森田静二 作画監督:佐藤嵩光、青木健一郎、八重樫洋平、鈴木彩乃、岩崎亮、薮田裕希、鶴元慎子

【概要】

小湊るうこに接触して新たなセレクターバトルへの協力を求めた清衣。ところが、友達との現在を大切にしたいというるう子に断られてしまう。そんな清衣に危険なバトルをやめるよう説得する親友の橋本アミカ。彼女こそが清衣の意思の原点だった。

【感想】

ルリグから生還した清衣の静かな決意が物語を引っ張る。巻き込まれ型の主人公ゆえの悲壮感がシリーズのポイントだったが、今回は清衣の立ち居振る舞いが大きく印象を変えてくれる。親友のために戦いたくないというるう子に親友のために戦おうとする清衣。理不尽にほんろうされてきた少女たちひとりひとりの願いが、繭の遊び心をひずんだ形で受け継ぐかのようなカーニバルを打ち砕いてくれるのか。清衣そのままなクールでホットな展開を期待せずにはおれない。

重神機パンドーラ Mission 02「箱を開けし者」

脚本:根元歳三 絵コンテ:河森正治佐藤英一 演出:野崎真代 作画監督:安彦英二、清水貴子、塚本歩、髙田和典、森悦史、大久保義之、大河内忍

【概要】

自作のマシンで巨大甲殻類型B.R.A.Iと渡り合うレオン。マシンに組み込んだハイパードライブの力でB.R.A.Iを倒したレオンだったが、同時にネオ翔龍まで破壊しそうになる。気を失ったレオンが目を覚ますと、そこはネオ翔龍の中だった。レオンは市長であるセシル・スーに呼び出される。

【感想】

目まぐるしいロボットバトル描写は、これまでの河森作品がそうだったように、つかみどころがないまま。むしろ、レオンを気づかうクロエや、火鍋に舌鼓をうつレオンとクロエなど、戦闘を離れての描写のほうが楽しめたりする。科学者であるレオンが自身の無念を晴らすためにチームの一員として戦うというストーリーの骨子は魅力的なだけに、あとはカタルシスを得られる展開を拝めるかどうか。

こみっくがーるず 第2話「今日から学校でした」

脚本:待田堂子 絵コンテ:中西和也、徳本善信 演出:宮西哲也、明珍宇作 作画監督:明珍宇作

【概要】

小夢、琉姫、翼と画材店に買い物に行くことになったかおす。あちこちへの寄り道も含めてかおすにとっては新鮮な体験ばかり。そんなこんなで5月連休が終わり、かおすと小夢は新しい学校に編入するのだった。

【感想】

いわゆるきらら系に典型な掛け合いの乗りはやはり退屈。そんな中では、人懐っこい小夢を見ての物憂げな表情など、かおすのコンプレックスに刺さってくるものがあった。学園での日常はそこそこで構わないので、漫画家としての仕事を通じた変化を見てみたくなる。