flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

citrus 第四話「love me do!」

脚本:ハヤシナオキ 絵コンテ:迫井政行 演出:西村博昭 作画監督:志生野好、平馬浩二、張丁、青木哲郎、海堂ヒロユキ、林采徳、金明心、金正祐

【概要】

理事長室で気持ちを抑えきれなかった柚子は、芽衣に見せる顔がなく、はるみの家に身を寄せていた。そんな中、理事長室で芽衣と一緒にいたところを目撃した生徒会副会長の桃木野姫子から、何をしていたのか問い詰められる柚子。学校外で話し合っていた柚子と姫子の前に芽衣が現れて……。

【感想】

姉のように芽衣を敬愛するからこそ、彼女を裏切ってしまう肉親のことが許せない。姉妹となった柚子と芽衣の関係性を知りつつもめげない姫子の思いは強そう。父親が離れてしまったことで失われてしまった芽衣の笑顔を取り戻すのは柚子なのか姫子なのか。いち視聴者的には柚子にアドバンテージを見るが、積み重ねてきた時間にふさわしい姫子のがんばりあってこそ物語に深みが出てくるはず。両者のスタンスはともに芽衣の根源にかかわるものだろうから。

サンリオ男子 第4話「ハローフレンズ!」

脚本:子安秀明 絵コンテ・演出:佐々木真哉 作画監督:宮田瑠美、服部憲知、河村明夫、下島誠、佐藤育子

【概要】

祐は妹の由梨と仲直りしたが、今度は俊介にトラブルが起こる。チームプレイが苦手な俊介はサッカー部のレギュラーから外されてしまったのだ。やさぐれた俊介は周囲に当たりまくる。サッカー部のキャプテンから事情を聞いた康太と祐は、自暴自棄になり大切にしていたハローキティのお守りを投げ捨てようとした俊介を止めるのだった。

【感想】

サンリオのキャラクター(グッズ)が登場人物それぞれに応じた影響を及ぼしていることは分かる。しかしながら、ギスギスしたドラマとの親和性がうまくいっているかといえば疑問。かわいいキャラクターへの嗜好と繊細さと表裏一体な粗暴さの同居はあって当然と思いつつも、しっくりこないまま。初回のイメージとは違ってきた感あり。

学園ベビーシッターズ 第4話「その4」

脚本:柿原優子 絵コンテ:森下柊聖 演出:石踊宏 作画監督:相坂ナオキ

【概要】

高校生になった竜一は、部活の新入生勧誘ににぎわう校内を保育ルームの子供たちを連れて見学する。竜一もベビーシッター部の部員を増やそうと勧誘チラシを貼る。風邪をひいてしまった竜一のために、虎太郎は理事長に言われるまま特製ドリンク作りに頑張るのだった。

【感想】

校内見学、母親たちそして猪又と、保育ルームとは一味違った表情が楽しめた。子供たちのビジョンを借りての視聴感覚だけど、そこを竜一がブリッジしてくれるので、自然に受け入れることができる。他の部活動に触れての竜一の愁いは、ベビーシッター部に入ったいきさつを考えれば当然に思える。だからこそ、自身ができることへの回帰に打たれるものがあった。隼の掛け持ち入部はそのごほうびといったおもむき。風邪をひいた兄のために頑張る虎太郎をサポートする理事長は、竜一に足りないものを補う親代わりのようだった。両親にまつわる悪夢ともリンクしていて、風邪の回復とともに吹っ切れていく竜一の変化が伝わってくる。両エピソードをつなげるような竜一の赤面がポイント。

ハクメイとミコチ #03「星空とポンカン と 仕事の日」

脚本:吉田玲子 絵コンテ:瀬村俊一郎 演出:福井洋平 作画監督:山田勝、村松尚雄、相原理沙、菅原浩喜

【概要】

センから分けてもらった火薬が収斂火災を引き起こし自宅が焼け落ちてしまった。センに家の立て直しを頼んだハクメイとミコチは、ポンカンの木の下で野宿することになる。働くときは険しい表情になるハクメイは、イタチのイワシと風車の修理にとりかかるが……。

【感想】

柿の葉にイラガの幼虫とか細かい描写が楽しくて、ファンタジックな作品世界をしっかりしたものにしてくれる。柿の葉テントによる野宿の非日常感に、センによって別物に生まれ変わった新しい家が重なっての、ささやかな高揚感が心地よい。ミコチがポンカン茶を出すときカップの飲み口をハクメイに向けたくだりなど、作画芝居のひと手間が生きている。

ゆるキャン△ 第4話「野クルとソロキャンガール」

脚本:伊藤睦美 絵コンテ:田村正文 演出:則座誠 作画監督:関口雅浩

【概要】

なでしこが入会して三人になった野外活動サークルは、装備を整えて冬キャンプを敢行する。目指す場所はイーストウッドキャンプ場。そのころ、単車の免許をとったリンは、霧ヶ峰のキャンプに向けて長野県を走っていた。

【感想】

にぎやかな野クルと静かなリン、両者の移動を対置させつつ、等価であるキャンプの高揚感を描いていく。ボルシチの投稿からライブカメラを使ってのサプライズ、ぶっきらぼうなリンらしからぬサービス精神だが、前回エピソードで距離が縮まったなでしことの関係にほのぼのとさせられる。恵那がブリッジにならなくとも成り立つようになったなでしことリンの交換に、野クルの次なるステップがちらつく。しっかりと段取りを踏んだ構成が優しくて頼もしい。

宇宙よりも遠い場所 STAGE05「Dear my friend」

脚本:花田十輝 絵コンテ・演出:澤井幸次 作画監督:日向正樹

【概要】

訓練を終え学校での壮行会も終わり、いよいよ南極への出発の日が迫ってきた。荷造りをしていたキマリは、めぐみから借りたままなくしてしまったと思い込んでいたゲーム機を見つける。めぐみの家にゲーム機を返しに来たついでに遊び始めたキマリだったが、めぐみの態度はなぜかそっけなく。

【感想】

自分がいなければ何もできないと言い聞かせていた妹分が、あれよあれよという間に遠い存在になってしまう。したいことが見つけられない自身を姉貴分として頼られることでかろうじて納得させていた。さばさばと振る舞うめぐみの持って行き場のない感情に揺さぶられる。堤防の決壊のごとく弾かれたように飛び出したキマリを追いかけることができなかった。親友のよどみを固定し続けたがゆえ堤防に閉じ込められていたのはめぐみのほうだったのだと。

刀使ノ巫女 第4話「覚悟の重さ」

脚本:髙橋龍也 絵コンテ:島津裕行 演出:浅見松雄 作画監督:柳孝相、橋本純一、山口保則、ハンミンギ、森出剛

【概要】

奇襲してきた糸見沙耶香を切ることなく御刀を奪い取ることで無力化した可奈美。沙耶香を解放して恩田と別れた可奈美と姫和は、FineManなる協力者と合流するために石廊崎に向かう。姫和と別れた可奈美のもとに、長船女学院の古波蔵エレンと益子薫のコンビが追ってきた。

【感想】

可奈美のピンチに引き返してきた姫和がストレートだからこそ熱かった。守るための可奈美の剣を守るために振るわれた姫和の剣。折神紫の討伐にこだわる姫和の告白、そんな姫和と関わる人たちを守ろうとする可奈美の決意の流れも自然。予想通り特別祭祀機動隊における勢力争いの様相を呈してきたが、メインのふたりが重心にいる限り大丈夫と思わせられる。

ラーメン大好き小泉さん 第4話「ようしょくてん」「赤or白」「コンビニ」

脚本:浦畑達彦 絵コンテ:セトウケンジ 演出:村田尚樹 作画監督:山村俊了、はっとりますみ

【概要】

クラスの男子たちに人気の小泉さん。ラーメンしか眼中にないと確信する悠だったが、ひとりビジネス街に向かう小泉さんのことが気になって……。小泉さんを見失った悠は、美沙といっしょに買い物をしてラーメン屋に入る。模試の不出来で落ち込んでいた潤がコンビニに入ると……。

【感想】

ラーメンの種類もさることながら、小泉さんにかかわる登場人物たちの個性による、多彩な切り口が飽きさせない。小泉さんに感化され二人でラーメンに舌鼓をうつ悠と美沙が新機軸で、入れ替わりで小泉さんが入店する構図がおいしい。悠に対してはけんもほろろでも潤に対してはうんちくで踏み込んでくる小泉さんの態度が、シリーズの魅力を表現してくれている。

アイドリッシュセブン #05「秘密」

脚本:冨田頼子 絵コンテ:喜多幡徹 演出:井之川慎太郎 作画監督:津熊建徳、斎藤雅和、服部憲知

【概要】

TRIGGERのライブから刺激を受けて会場近くでパフォーマンスを披露したIDOLiSH7。ところが、TRIGGER側の怒りを買ってしまい紡と大和で謝罪に行くことに。レッスンを再開したIDOLiSH7だったが、一織は陸の異変に気づく。一織を口止めした陸は、新曲発表の日、無理を押して野外ライブを決行するのだった。

【感想】

生命線であるセンターが爆弾を抱えたままでの船出、そこに辛酸をなめた野外ライブ場のチケット完売という高揚感と表裏一体の不穏が貼りつく。良かったのは早々にメンバーとマネージャーに陸の「爆弾」が共有されたところで、それぞれの思惑を秘めたメンバーたちのドラマへの相乗効果が期待できそう。オーディションで7人の才能を見いだした紡の信頼が陸への全面サポートの言葉に凝縮されていたくだりに頼もしさを感じる。

BEATLESS EP03「You’ll be mine」

脚本:髙橋龍也 絵コンテ:玉木慎吾 演出:三塩天平 作画監督石川雅一小川茜、徳永さやか、福田佳太、槙田路子、大村将司、加藤弘将、Yu min zi、Park yu mi

【概要】

街頭ファッションショー以来、アナログハックと自覚しつつもますますレイシアを意識してしまうアラト。そんな中、ユカの目の前で車にひかれたレイシアが連れ去られてしまった。hIEを物扱いする警察を見限ったアラトは、リョウとケンゴの協力を得てレイシアを追う。

【感想】

警察によるhIEの物扱いに憤りながらも、レイシアから裁判所への契約を突き付けられてしまうアラト。いかに「家族」として情をかけようとも、当のレイシアはhIEとしてのわきまえを崩そうとしない。オーナーとしての「責任」と家族としての幸せを一直線上に並べてくれない、そんなままならなさに人間とhIEの関係性の変化、すなわちアラトがとるべきスタンスが示されているようだ。アラトの友人たちにもレイシアの「妹」たちが関与してきて、互いの影響含みで楽しみになってきた。