flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

夢王国と眠れる100人の王子様 #3「思い出はパンケーキの香り」

シナリオ:成田順 絵コンテ:宮沢努 演出:星野美鈴 作画監督:服部憲知、園田高明、山口保則、大野勉、服部益実、森出剛、吉田千尋、古賀みゆき

【概要】

クレアブールでゲイリー王子を演じていた人物は、異母弟のギルバート王子だった。その真実を知った主人公はアヴィたちと引き離され、ギルバートの「妃」として雑用を命じられる。城から追い出されたアヴィたちは、主人公を取り戻すために動き出す。

【感想】

料理を介してのゲイリーとギルバートの兄弟愛が主題。二人をおもんばかって再び結び付けた主人公の立ち居振る舞いは、まさにトロイメア姫としての存在感。ユメクイを討伐対象にしてのバトル、兄弟の見せ場というだけでなく、二人の王子が等価であることを宣言していて、ジェントルな視聴後感にもつながっている。ロードムービー的な妙味も出てきた。

千銃士 第3話「心銃」

脚本:鴻野貴光 絵コンテ:佐々木真哉 演出:笠原慎平 作画監督:栗原学、手島勇人、舛舘俊秀、服部憲知、戸倉栄一、渡辺浩二、伊藤浩

【概要】

ケンタッキーとシャスポーのケンカをきっかけに合同で任務にあたることになった「アメリカ独立戦争」チームと「ドイツ統一戦争」チームの8名。それは古城における古銃の調査だった。敵の攻撃から仲間たちを逃がそうとしたドライゼは、ブラウン・ベスと行動をともにすることに。

【感想】

捨て鉢ではない自己犠牲精神を支える冷静沈着さと謙虚さ。ドライゼのありようが絶対高貴の条件を教えてくれる。意図せずして絶対高貴に目覚めたブラウン・ベスの守護というシチュエーションがまた効果的だった。二人の絶対高貴にシャルルヴィルが見せた表情といい、少しづつではあるが立体感が出てきた。

Phantom in the Twilight 第2話「影と戦う影たち」

脚本:丸戸史明 絵コンテ:外山草、島津裕行、中山奈緒美、森邦宏 演出:矢野孝典 作画監督:奥野倫史、門智昭、南伸一郎、臼井里江

【概要】

親友のシンヤオがアパートの部屋から姿を消した。カフェ・フォービドゥンに助けを求めたトンに対して、カフェのメンバーがシンヤオを捜索することに。ヴラッドからカフェで待っているよう告げられたトンだったが、いてもたってもおられず飛び出すのだった。

【感想】

決して男性陣に守られるばかりではなく、まず主人公であるトンのがんばりがあってからのヴラッドの出番になるので、見ていて心地よい爽快感がある。マネキンに乗り移ったウェインの助太刀はカフェにおけるコミカルな登場が下地になっていた。携帯端末を使用してのミッションなど伝わりにくい部分もあったが可能性を感じさせる。

ヤマノススメ サードシーズン 第3話「飯能にアルプス!?」

脚本:ふでやすかずゆき 絵コンテ・演出:重原克也 作画監督:みやち

【概要】

ひなたの都合がつかず、一人で飯能アルプスに向かったあおい。新品の登山靴慣らしと富士山のトレーニングと張り切るが、最初の天覚山を登頂したところでバテてしまい……。

【感想】

まだまだビギナーのあおい、初めての山のソロハイク、人けのない心細さがあいまって、高揚感と緊張感がない交ぜになって伝わってくる。勝手にバテて勝手に後悔してしまうところなど、登山者心理が良く出ていてうなずいてしまう。ベテランであるここなの登場が心強く感じられた。

はねバド! #3「アイツは完璧だった」

脚本:江崎慎平 絵コンテ:飯野まこと 演出:西川将貴(ALBACROW) 作画監督:斉藤健吾(ALBACROW)、飯野まこと

【概要】

バドミントン部に入部した綾乃はライバル校の芹ヶ谷薫子の挑戦を受ける。本調子ではない綾乃はバドミントン部をやめると言い出し学校にも来なくなる。綾乃のことを案じたエレナはなぎさに協力を求めるのだった。

【感想】

なぎさの次は綾乃とばかりに重苦しさが続く。綾乃が吹っ切れない限り、キャプテンであるであるなぎさが吹っ切れることはできず、そのままバドミントン部の閉塞感につながる。2人のメンタル的な不調が前面に出るなか、裏方に徹したエレナの献身が切なく際立つ。そろそろ胸のすくような展開を望みたいが。

はるかなレシーブ #02「私を信じて」

脚本:待田堂子 絵コンテ:窪岡俊之 演出:髙橋英俊 作画監督:山田真也、中村佑美子、西尾淳之介、二宮奈那子、秋田英人、齋藤温子

【概要】

高校生チャンピオンである遠井成美・立花彩紗ペアと再戦することになった遥とかなた。初心者の遥はかなたのコーチのもと砂に慣れるところから特訓を積む。かなたは初心者が狙われるという理由から遥にレシーブとスパイクの習得を頼むのだが……。

【感想】

競技作画の臨場感は第1話のそれ以上。凝ったアングルでの攻守交替や遥のツーアタックにおけるトリプルアクションはもちろんのこと、相手コートにボールを返す動きなどさりげない芝居も決まってる。じわじわとした熱さもあるんだけど、押しつけがましさを感じさせないのは、主人公の人柄そして部活動によらない風通しの良さのなせるわざか。沖縄の風景そのままなおおらかさがいい。

はたらく細胞 第2話「すり傷」

脚本:柿原優子 絵コンテ:西田正義 演出:吉川志我津 作画監督:三浦春樹、福士真由美、西村彩、斎藤大輔、清水勝祐

【概要】

先輩と表皮近くの血管にやってきた赤血球はすり傷に巻き込まれる。傷口から侵入してきた黄色ブドウ球菌らの細菌たちを相手に苦戦する白血球(好中球)たち。勝ち誇る黄色ブドウ球菌だったが、細胞側には血小板という切り札があった。

【感想】

手探りでの視聴だった初回に比べると、ナレーションで入る解説にもなじんできて、はたらく細胞たちを頼もしく感じられるようになった。新米赤血球の生き生きとした表情が、人体の巧妙さをテンポよく伝えてくれる。血球によるかさぶたの形成というオチが決まっていた。

殺戮の天使 02「Your grave is not here.」

脚本:藤岡美暢 コンテ:鈴木健太郎 演出:千葉孝幸 作画監督:千葉孝幸、吉田肇、小川浩司、坪田慎太郎、飯泉俊臣、二宮奈那子、松元美季

【概要】

ダニーに襲われたところをザックに助けられたレイチェルは、自分を殺してほしいと伝える。ザックは外の世界に出れたら殺してやると約束する。二人はそれぞれの墓石が置かれた墓所にたどり着く。

【感想】

レイチェルの一端を知ったザックの変節によって追われて逃げまどう初回のスリルはなくなった。まがまがしい緊張感がもう少しあればと思うが、つなぎのエピソードなのだと解釈しておきたい。生きていてはならないというレイチェルの過去について作品タイトルと絡めつつあれこれ想像してしまう。

七星のスバル 第2話「秘めたる想い」

脚本:吉岡たかを 絵コンテ:福岡大生 演出:佐々木純人 作画監督:芳山優、アミサキリョウコ、山本由美子、稲田真樹、本多弘幸、佐藤綾子、廣瀬智仁、幸野浩二、永田陽菜

【概要】

『リユニオン』ダンジョンの宝箱から現れたのは旭姫だった。『ユニオン』から6年間の記憶がなくログアウトすることもできない旭姫。その未来視(プロフェアータ)の能力はさまざまなギルドに狙われていた。旭姫を残してログアウトした陽翔を『ユニオン』時代の仲間である碓氷咲月が訪ねてくる。

【感想】

あっけらかんとした旭姫の言動に悲劇の匂いを感じ取ることは難しい。いまだに登場人物たちに思い入れていないこちら側の事情もある。それでも、陽翔、咲月、御門貴法と、かつての彼女を知る仲間たちが見せるさまざまな態度は、謎ばかりの旭姫の存在に奥行きをもたらす。さて、ゲーム世界に閉じ込められた残留思念というイメージをどう膨らませてくれるか。

(新)アンゴルモア 元寇合戦記 第壱話「率土の最果て」

原作漫画未読。

スタッフ

原作:たかぎ七彦株式会社KADOKAWAComicWalker」連載) 監督:栗山貴行 シリーズ構成:ヤスカワショウゴ 助監督:羽原久美子 キャラクターデザイン・総作画監督:小峰正頼 プロップデザイン:神戸洋行、滝川和男 色彩設計:岡田絵美子 撮影監督:久野利和 編集:右山章太 音響監督:小泉紀介 音響効果:今野康之 音楽:片山修志(Team-MAX) 音楽プロデューサー:若林豪 音楽制作:KADOKAWA アニメーションプロデューサー:渡辺洋一 アニメーション制作:NAZ

キャスト

朽井迅三郎:小野友樹 輝日:Lynn 鬼剛丸:小山力也 白石和久:乃村健次 張明福:斎藤志郎 阿無志:堀江瞬 火垂:竹内良太 導円:小林裕介 男衾三郎浜田賢二 宗助国:柴田秀勝 阿比留弥次郎:鈴木達央 少弐景資立花慎之介 長嶺判官:小野賢章 貝谷権太郎:ボルケーノ太田 鹿乃小松未可子 タツ米山明日美 サナ:原奈津子 劉復亨子安武人 ウリヤンエデイ:利根健太朗 金方慶松山鷹志

 

脚本:ヤスカワショウゴ 絵コンテ:Royden B、栗山貴行 演出:羽原久美子、栗山貴行 作画監督:小峰正頼

【概要】

対馬に流刑となった罪人たちが博多からの船内で反乱を起こす。役人たちの姿がないのにもかかわらず島の歓待を受けた役人たち。島の地頭台の娘である輝日は、罪人たちにその思惑を告げるのだった。

【感想】

のっけから骨太な世界観と登場人物に引き込まれた。自ら泥をかぶって悪役を演じる覚悟を示した輝日、戦の何たるかを知りつくした鎌倉武士、朽井迅三郎はもちろんのこと、元商人の張明福などくせ者揃いのサブキャラクターたち。迫りくる蒙古の脅威をバックに彼らの活躍が楽しみになる。