flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

はねバド! #4「私も今、迷子なんだ」

脚本:宮尾百合香 絵コンテ・演出:飯野慎也 作画監督:平村直紀、鳥山冬美

【概要】

合宿地を訪れた北小町高校バドミントン部。そこには宮城の強豪校フレゼリシア女子バドミントン部が待ち構えており、さっそく練習試合をすることになった。コンビニへのおつかいを任された綾乃は、途中で金髪碧眼の少女と出会う。

【感想】

綾乃となぎさが丸く収まったかと思いきや、今度はライバル校のメンバーであるコニー・クリステンセンの独断専行によって空気が凍り付く。すっきり爽やかに行かないところは原作由来の持ち味なのかもしれない。コニーの上背とパワーを表現するシャトルのダイナミックな作画演出が目を引いた。

はたらく細胞 第3話「インフルエンザ」

脚本:柿原優子 絵コンテ:吉川博明 演出:朝木幸彦 作画監督斎藤大輔、清水勝祐、小野陽子、九鬼朱、門智昭、福士真由美、吉田隆彦

【概要】

体内に侵入したB型インフルエンザウイルスが増殖。白血球(好中球)、マクロファージ、キラーT細胞たちが奮戦するなか、恐れをなしたナイーブT細胞は逃げ出してしまう。逃げてきたナイーブT細胞に樹状細胞が語り掛けてくる。

【感想】

増殖スピードが速いインフルエンザウイルスに対抗するかのようにオールキャストそろい踏みな食細胞たち。そんな構図の必然か、いつになくハードボイルド味が濃いめ。一本調子になりそうなところ、A型インフルエンザウイルスの登場でひっくり返すオチがよかった。

重神機パンドーラ Mission 16「変革者」

脚本:根元歳三 絵コンテ:野崎真代、江副仁美 演出:野崎真代 作画監督:大久保義之、Kim jin yping

【概要】

宿敵Mr.ゴールドを倒したレオンの前に、リアクターの暴走時に倒れたロン・ウーの傍らに立っていた人物、ジークが現れる。多重次元に分布するロン・ウーの思念集合体であるジークは、ハイパードライブとリアクターをわが物にしようとレオンを誘ってくる。

【感想】

ジークとの問答に浮かび上がるロン・ウーとの思い出。好奇心以上の使命感が芽生えたロン・ウーの暗部がジークの姿をとった。ゆえに、科学者としての好奇心にこだわるあまりリアクターの暴走を許したレオンに、パンドーラの一員として芽生えた決意が伝わってくる。第13話でセシル・スーが聞かせた渾沌の経緯を、ロンの分身であるジークから再び語らせることで、厚みが生まれていた。

シュタインズ・ゲート ゼロ #14「弾性限界のリコグナイズ」

脚本:花田十輝 絵コンテ:高木啓明 演出:土屋浩幸 作画監督:稲吉智重、稲吉朝

【概要】

姿を消してしまったかがり。行方を捜す岡部たち。岡部に内緒でアメリカにいる真帆に協力を求めるダルと鈴羽。いったんは断った真帆だったが、かがりの洗脳を知ったダルと鈴羽の説得を受けて翻意する。

【感想】

留学というチャンスに向けて努力する岡部をおもんばかるまゆりやダルの優しさが染み入ってくる。それを受け止めたかのように再びの日本行きを決意した真帆に熱くなれる。岡部と真帆の交流をじっくりと描いてくれたからこそ、タイムマシンをめぐって収束していく物語が静かながらも力強く響いてきた。岡部を介しての紅莉栖への感情、紅莉栖を介しての岡部への感情が、日陰者に甘んじていた真帆の決意を輝かせる。

ISLAND stage.03「ただしいゆめのつむぎかた」

脚本:堺三保 絵コンテ:川口敬一郎 演出:ふじいたかふみ 作画監督:村上直紀、立田眞一、田頭沙織、佐藤元

【概要】

日中は自室に引きこもっている凛音をビーチに誘いだす作戦を実行した切那、夏蓮、紗羅。ようやく凛音がやってくるが、岩場にあった廃屋を開けようとした切那たちの姿に気を失ってしまう。そこは凛音にとって「セツナ」との思い出の場所なのだと。

【感想】

浮世離れした凛音はさて置いても、等身大なフラストレーションを隠さない夏蓮を見ていると、閉鎖的な島の因習がじわじわと積もっていく感覚をおぼえる。島から出ようと思えばそうできるのに、あえてそれを選択しないでいるアンビバレンツ。今のところ物語が夏蓮を中心に回っている印象。シリアスからコメディまで凛音と夏蓮と紗羅の描き分けがしっかりしていて、切那のビジョンを借りつつ腰の据わった視聴感覚が頼もしい。

はるかなレシーブ #03「昔の自分を取り戻したいって思ってる」

脚本:待田堂子 絵コンテ:髙橋英俊 演出:前屋俊広 作画監督:野上慎也、小林ゆかり

【概要】

転入先の学校で遥は紅愛と恵美理のトーマス姉妹と出会う。2人はかなたのビーチバレー仲間だった。ビーチバレー部を作りたいというトーマス姉妹に誘われた遥とかなたは、試合をすることになる。

【感想】

身体能力に恵まれた遥が見せる柔軟性すなわちおおらかさが、フィジカルは変わらずともメンタルは変わってしまったかなたに気づきをもたらす。トーマス姉妹の好対照が遥とかなたに刺激を与えたようにも。試合描写は相変わらず楽しくて、画面をレンズに見立てたような小わざも効果的。

ハッピーシュガーライフ 2nd Life「しおの箱庭」

脚本:待田堂子 絵コンテ:小山菜穂 演出:ウエノ文博 作画監督中山和子、池原百合子、飯塚葉子、白石悟

【概要】

さとうはストーカーの気配を感じていた。教師の北埋川大地がさとうに声をかけてきた。しおとの生活を脅かす存在と認識したさとうは、北埋川の自宅で待ち伏せする。

【感想】

北埋川の性癖の演出が身もふたもなく興ざめ、かといってしおとの生活を守りたいさとうに肩入れしたくなるわけでもなく、自分にとってのフックがとぼしい。「甘い」「苦い」「愛」というセリフ選びもピンとこない。好感が持てるキャラクターが見当たらない中にあって、神戸あさひの存在がつなぎとめてくれている。

アンゴルモア 元寇合戦記 第弐話「佐須の戦神」

脚本:ヤスカワショウゴ 絵コンテ:下田久人、三宅寛治 演出:関大 作画監督:松本和志、Jumondou Soul、小田多恵子、武智敏光、中村真悟、陸田聡志、瀧川和夫、酒井智史

【概要】

輝日の進言によって軍議に参加することになった迅三郎だったが、蒙古は対馬を素通りすると楽観視していた宗助国らに異議を唱えて追い出されてしまう。迅三郎は鎌倉の御家人だった少弐景資から、七日後に三千の兵を連れて戻るまでに蒙古を食い止めてほしいと頼まれる。ところが、早くも蒙古の船団が現れるのだった。

【感想】

物語展開に意外性はなく予想できるものなのだけど、それでいて引き込まれる。かつての栄光を捨てた宗助国の奮戦が迅三郎に伝えたもの。七日間の防戦というリミットもあいまって緊張感が高まる。絵柄のおかげなのか演出のおかげなのか、血生臭い描写がきつく感じられないところがいい。

天狼 Sirius the Jaeger 第二話「妄執する黄色い華」

脚本:小柳啓伍 画コンテ:安藤真裕 演出:太田知章 作画監督鈴木理沙、宮下雄次

【概要】

アガサとの戦闘中に負傷したユーリィは、かつて外科医だった華田喜助という人物に助けられる。ウィラードの指示によってそのまま療養することになったユーリィは、喜助の娘である咲と仲良くなる。妻を亡くした喜助はとある研究に没頭していたが、その成果を狙う一派が現れて……。

【感想】

静から動への切り替えが鮮やかなヴァンパイアたちの襲撃を合図にした、前回のリベンジマッチといったおもむきのアクションがクライマックス。アガサとの因縁にはもうワンクッションあれば盛り上がったように思ったが、全てのヴァンパイア根絶を目指すユーリィの視界とのずれということで承知しておく。今のところは、直江涼子とのドラマなどのソフト路線よりも、対ヴァンパイアのハードな描写のほうが印象に残る。

かくりよの宿飯 第十六話「双子の板前と雨女のお嬢様。」

脚本:金春智子 絵コンテ:牧野友映 演出:牧野友映 作画監督:松本和志、中山和子、成松義人、粟井重紀、森悦史、岡昭彦

【概要】

松葉の朝食担当として折尾屋にとりあえずの居場所を確保した葵。その前に折尾屋の板前である双子の戒と明が現れる。双子によると「花火大会」に向けて雨女の淀子がご機嫌斜めで困っているのだという。折尾屋の料理に飽きてしまい「面白くて楽しい料理」を所望しているとのこと。

【感想】

発展途上の南の地でたくましさを発揮する葵から元気をもらえる。大旦那の過保護をそう感じさせないくらいの自立心が頼もしい。もんじゃ焼きというアイデアは、淀子のリクエストに即しているだけではなく、南の地の利を生かしたものになっているし、ありあわせのものでやりくりする葵らしいもの。あるじのいない夕がおを掃除する天神屋のスタッフがほほえましくてよきかな。