flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

Phantom in the Twilight 第7話「百年目の覚醒」

脚本:丸戸史明 絵コンテ:中山奈緒美、島津裕行、福田道生、山田卓、増田敏彦 演出:山田卓 作画監督:原田峰文、臼井里江、今岡大、服部憲知、今井雅美

【概要】

ミッドナイトサンに保護されたシンヤオと再会を果たしたトンだったが、外出は許されなかった。ウェインの助力によって逃走を図るトンとシンヤオ。その頃、ヘルシングを倒したトワイライツは、トンとシンヤオさらに地下に拘束されていたクリスを救出すべく駆けつける。

【感想】

ここでもトンの行動力が気持ちよい。アンブラに対する思い入れでシンヤオとシンクロしているからこそ。カフェ・フォービドゥンにおける日常にフォーカスしすぎてシンヤオを放置していたきらいがあったので、展開ほどの盛り上がりに欠けたのは惜しいところ。負傷したシンヤオにわれを忘れたトンの覚醒を印象付けるダイナミックなアクションが目を引いた。

ISLAND stage.08「またあえたらあいしてね」

脚本:荒川稔久 絵コンテ:川口敬一郎 演出:ふじいたかふみ、池端隆史 作画監督:村上直紀、清水直樹、高原修司、佐藤元昭、立田眞一、田頭沙織、古山瑛一朗

【概要】

ひとり無人島に向かった凛音を追いかけた切那。無人島にたどり着いた2人は、もう1人の切那を見つける。自身の気持ちに整理をつけた凛音は、切那とともに浦島に戻ろうとするが……。

【感想】

過去と未来をめぐる断片的な描写は飲み込めない部分が多く、切那と同じように手探りの状態。過去の切那と未来からの切那、由来が定かではないオーバーテクノロジー、そして浦島伝説との関係。重苦しい展開にあって光を求めるような視聴スタンスになってきた。

ISLAND stage.07「ずっとすきでいたいのに」

脚本:荒川稔久 絵コンテ:島津裕行 演出:加藤顕 作画監督:北條真純、大高雄太

【概要】

過去に別れを告げた凛音は切那との時間を楽しむ。そんな時、かき氷屋の老婆からの昔話をきっかけに無人島での記憶がよみがえった凛音は飛び出してしまう。そして、浦島と無人島の間に時空を行き来するルートがあると知った凛音は一人ボートに乗って消えるのだった。

【感想】

凛音にとってよりどころだったはずの切那はかりそめだった。何とも切なくなってしまう展開だが、未来からやってきたと自称する切那ですら自身の出自を分かっていない。凛音による過去の探索は切那による未来の探索でもある。切那が探し求めているものが凛音にとっての救いになるのでは。凛音の内面とシンクロするような天候悪化、それを告げる風浪の描写などの演出が見どころ。

Free! -Dive to the Future- 第7話「孤高のメドレー!」

脚本:横谷昌宏 絵コンテ・演出:北之原孝將 作画監督:丸木宣明

【概要】

遙は龍司を個人コーチにして練習に打ち込む。全日本選抜の前哨戦となる大学選手権が始まった。旭は会場でばったり出会った郁弥と話を交わす。郁弥が望んだ個人メドレー、隣のレーンにいた人物は……。

【感想】

孤独でも強くありたいという郁弥に寄り添う遙がポイント。人懐っこい旭が会話でのコミュニケーションを、寡黙な遙が競技でのコミュニケーションを、スランプにあえぐ郁弥への気づかいが重層されていく。そこから外れてきた印象の日和が気の毒になってきた。そんな面々の潤滑油としての貴澄の役回りも見逃せない。

オーバーロードIII Chapter 7「蜘蛛に絡められる蝶 Butterfly Entangled in a Spider's Web」

脚本:菅原雪絵 絵コンテ・演出:白石達也 作画監督:宮前真一、吉川真一、若山和人

【概要】

手分けして墳墓の調査に入ったフォーサイトらワーカーチームたち。さっそく財宝を見つけて意気が上がるが、墳墓にはおぞましいたくらみが隠されていた。

【感想】

墳墓の真実が明かされてからの流れは、不快感を交えつつもスピード感があった。この世界がアインズの掌中と考えれば、ナザリック側としてはほんの余興に過ぎないのかもしれない。しかしながら、ここまで人間たちにスポットを与えてきた以上、見え方も変わってくる。誇り高きリザードマンたちの現在にさびしい気持ちはになったが、これもユグドラシルの縮図と受け止める。

アンゴルモア 元寇合戦記 第陸話「この死の行く末」

脚本:ヤスカワショウゴ 絵コンテ:西森章 演出:白石道太 作画監督:中島美子、千葉啓太郎、津幡佳明、山﨑輝彦、菊池政芳、堀光明

【概要】

蒙古軍相手に奮戦する弥次郎が漢人による新兵器の前に倒れてしまう。佐須を攻めてきた蒙古軍と国府を焼いた蒙古軍が異なることを見抜いた迅三郎は、双方の衝突を狙って北へ落ち延びることに。迅三郎は休息中に現れた謎の老人の導きで白嶽の頂に立つ。

【感想】

休むことなく現れる蒙古軍の物量にこちらの集中力も切れることがない。寄せ集めである蒙古軍の衝突を演出した迅三郎の機転、攻めるだけではないしたたかさにうなる。安徳天皇のお出ましには面食らったが、どのように関わってくるのか楽しみ。

重神機パンドーラ Mission 20「天空の標的」

脚本:根元歳三 絵コンテ:町谷俊輔 演出:工藤寛顕 作画監督:小島えり

【概要】

宇宙空間から他の防衛都市が攻撃された。ダークドライブを組み込まれた衛星兵器の仕業だという。次の都市がターゲットになる前に衛星兵器を破壊することにしたパンドーラのモーヴ3機は、ハイパー化による連携で敵の砲身を狙うが……。

【感想】

「よそ者」であったレオン、ダグ、クイニーが公言するパンドーラそしてネオ翔龍への愛着が温かい。パンドーラの一員としてレオンだけでなくダグやクイニーと親交を深めてきたクロエの「家族契約」が背後に感じられる。ゆえに、エミリアという過去がほころびになってのミッション失敗が重苦しい。

少女☆歌劇 レヴュースタァライト 第6話「ふたりの花道」

脚本:樋口達人 絵コンテ:佐伯昭志 演出:横内一樹 作画監督:大下久馬、小栗寛子、小里明花、小池裕樹、小出卓史、清水海都、髙澤美佳、谷紫織、安田祥子

【概要】

幼なじみの石動双葉と花柳香子。目標としていた香子に誘われて聖翔音楽学園に入った双葉。キリンのオーディションで連戦連敗の香子は、脚本担当によるオーディションに双葉が受かり自身が落ちたこと、双葉が秘密で特訓していたことから、学園をやめて京都に帰ると宣言する。

【感想】

新幹線のホームから演歌調のキリンのオーディションの落差がおもしろい。互いに長物を武器にしての戦いに象徴される、幼少時から表裏一体だった双葉と香子を表現する演出の統一感が見どころ。自ら敗北を選んだように見せかけ油断を誘った香子のしたたかさが、一本気な双葉への回答のように感じられ、不思議と安堵させられた。

天狼 Sirius the Jaeger 第六話「マネシツグミの警笛」

脚本:小柳啓伍 画コンテ:入江泰浩 演出:藤井康雄 作画監督:川面恒介、秋山有希 

【概要】

ヴァンパイアとなったミハイルに再会してもなお、狩人にとどまることを決心したユーリィ。「シリウスの匣」にミハイルを元に戻す可能性があるかもしれないとのウィラードからの示唆。ところがその余裕を与える間もなく、カーシュナー率いるヴァンパイアの大群が直江邸を急襲してくる。

【感想】

ミハイルのことを包み隠さずウィラードに明かしたユーリィに、狩人への帰属意識が感じられ頼もしく感じる。そして、ユーリィたちとヴァンパイアたちの因縁を知った上での涼子の真っすぐな決意がまぶしい。ヴァンパイアへの復讐心と仲間であるユーリィの事情を切り離すことのできるフィリップの聡明さと優しさ。そんなひたむきな登場人物たちを支える作画演出の完成度に今回もほれぼれとさせられた。

はたらく細胞 第7話「がん細胞」

脚本:鈴木健一 コンテ:鈴木健一、西田正義 演出:吉川志我津 作画監督斎藤大輔、西村彩、三浦春樹、清水勝祐、楠木智子、福士真由美、吉田隆彦、玉置敬子

【概要】

赤血球に不吉のサインが相次いで起こった。一般細胞に成りすましていたがん細胞が正体を現す。NK細胞は単独でがん細胞に挑む。その間にも、がん細胞は組織内で増殖を始めていた。白血球(好中球)やキラーT細胞は奮戦する。

【感想】

ステマティックな人体の仕組みからドロップアウトさせられたがん細胞たち。感情を付与するという擬人化によってシステムから外れたがん細胞の悲哀が浮かび上がる皮肉。細菌やウイルスのようなキャラクター造形であれば、視聴後感が大きく異なったかもしれない。