flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

鬼滅の刃 第二話「育手 鱗滝左近次」

絵コンテ・演出:外崎春雄 作画監督:鬼澤佳代、秋山幸児

【概要】

炭治郎は冨岡義勇の言に従い、鬼になってしまった妹、禰豆子とともに鱗滝左近次を訪ねることにした。道中で人食い鬼と遭遇してしまい戦闘になる。鬼に圧倒される炭治郎を助けたのは、鱗滝左近次その人だった。左近次から一人で狭霧山から下りてくるよう命じられた炭治郎だったが……。

【感想】

人物作画の細やかさ、アクション作画の臨場感、背景美術の美しさ、クオリティ面はどれをとっても素晴らしい。惜しむらくはセリフやモノローグが過剰すぎることで、これだけ画面が雄弁に語っているのにと思わされてしまう。鬼などはセリフを発しないほうがすごみが出そうな感じなのに。もっとも、セリフ回しでユーモアを表現しようという意図が感じられるので、これはもう慣れるしかないのかも。

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio 26「ほんの少し昔の物語 ~ぼくの名前はドッピオ~」

脚本:猪爪慎一 絵コンテ:亀井隆広 演出:亀井隆広、村田光、青柳宏宜 作画監督:木下由衣、森藤希子、髙坂雅基、豊田暁子、小林理

【概要】

刑務所で生まれた赤ん坊はサルディニア島の神父に預けられ成長したが、その街は跡形もなく燃え尽きてしまった。現在になって、ヴィネガー・ドッピオという青年がボスの命を受けてサルディニアのコスタ・ズメラルダにやってくる。そこに暗殺者チームのリゾット・ネエロが攻撃してきた。

【感想】

刑務所で生まれた青年とドッピオにはタイムラグがあるようなないような。前者は若かりし頃のボスではないかと想像してみるが、ドッピオその人がボスの別人格なのかもしれず。ドッピオの二重人格はキング・クリムゾンを介して宿っているボスのせいというよりは、ドッピオの生来のもののように思えるが……。用心深いボスは自身をマスキングするためにあえて容姿がそっくりで二面性をもつドッピオを先兵として使っているのかもしれない。正体の分からないリゾットのスタンド能力はボスならずとも脅威だが、矢面に立たされたドッピオに同情してしまう。

この世界の果てで恋を唄う少女YU-NO第2話「並列世界構成原理」

脚本・絵コンテ:平川哲生 演出:ふじいたかふみ 作画監督:立田眞一、高原修司、川島尚

【概要】

剣ノ岬で起こったことはたくやしか覚えていなかった。たくやは父親の広大から託されたリフレクターデバイスについて調べる。たくやは島津澪と結城正勝と剣ノ岬に向かう。そこには波多乃神奈がいて……。

【感想】

まだまだ仕込みの段階で特記することがないが。広大の業績について良く知っているたくやに父親への愛憎を想像するなどした。端正なキャラクター作画と耳なじみなキャスト陣の芝居があいまっての安定感が頼りといったところ。

盾の勇者の成り上がり 14「消せない記憶」

脚本:江嵜大兄 絵コンテ:名村英敏 演出:村田尚樹 作画監督:園瀬基、松尾亜希子、/川畑えるきん、和田伸一、三沢聖也、清水海都

【概要】

マインに行く手を阻まれた尚文たちは、メルティの言を聞き入れ女王のミレリアに会いに行くことを決めるが、メルロマルクの兵たちに包囲され身動きがとれない。そんな時、メルティの知己である貴族、ヴァンにやっかいになる。そこにイドルという貴族が押しかけてきて……。

【感想】

尚文への感情がつまびらかにされるに及んで、メルティのキャラクターに愛着がわいてきた。ありのままの自分を見てくれた尚文への感謝でもあり、ラフタリアとフィーロとの同朋意識でもある。わが身を犠牲にして尚文たちを助けようとした献身は、第二王女という立場にもかかわらずままならないメルティの苦しさを伝えてくる。だからこそ、メルティを見捨てることができなかった尚文の優しさに心安らぐというもの。

(新)なむあみだ仏っ!-蓮台 UTENA- 第一話「煩悩の犬は追えども去らず」

原作ゲーム未プレイ。

スタッフ

原案:DMM GAMES / Visualworks 監督:オグロアキラ シリーズ構成:吉田恵里香 キャラクターデザイン:加藤真人 サブキャラクターデザイン:鶴田眸 アクション作画監督:星野車蜂、森川侑紀 エフェクト作画監督橋本敬史 美術監督甲斐政俊 美術設定:荒井和浩、堺駿介 色彩設計田中美穂 撮影監督:大島由貴 VFXディレクター:中西康佑 編集:本田優規 音楽:藤澤慶昌 音響監督:本山哲 音響制作:Ai Addction 音楽プロデューサー:藤江将希、三上政高 音楽制作:DMM music アニメーションプロデューサー:河内山隆 アニメーション制作:旭プロダクション

キャスト

帝釈天水中雅章 梵天前野智昭 大日如来柿原徹也 阿閦如来小林裕介 阿弥陀如来平川大輔 釈迦如来森久保祥太郎 薬師如来松岡禎丞 文殊菩薩木島隆一 普賢菩薩堀江瞬 地蔵菩薩八代拓 弥勒菩薩村瀬歩 観音菩薩内田雄馬 勢至菩薩:天﨑滉平 虚空蔵菩薩谷山紀章 不動明王河西健吾 迦楼羅天山下大輝 阿修羅王鈴木達央 マーラ:大塚剛央

 

脚本:吉田恵里香 絵コンテ:オグロアキラ 演出:上田繁 作画監督:水竹修治、池田結姫、星野車蜂

【概要】

天界から現世の梵納寺に呼ばれた帝釈天梵天。人々に巣食う煩悩を浄化しようと意気込む二人だったが、寺での日常はいたって平和そのもの。ならばと家事にいそしむ帝釈天梵天なのだった。

【感想】

よりどりみどりな美丈夫たちに適度にコミカルな描写も交えつつテンポが良い。登場人物の多さに目まいがしそうなところ、帝釈天梵天のバディが基本となっているので見やすいのは好材料。端正なキャラクター作画のみならず作品世界にマッチした劇伴も印象的。仏教のネタは教養不足ゆえほとんど分からないが、劇中で言及されるので問題なさそう。

どろろ 第十三話「白面不動の巻」

脚本:村越繁 絵コンテ:西村文宏 演出;波多正美、鈴木卓夫 作画監督千葉繁

【概要】

百鬼丸と山中の温泉に向かうどろろは、滝の浦にそびえたつ巨大な像を見つける。偶然見つけた小屋で一夜を明かすことになるが、そこはおかかという女の家だった。どろろの母親とうり二つに見えるおかか百鬼丸どろろおかかにやっかいになることになるが……。

【感想】

それぞれの母親に擬態するおかかによって、百鬼丸どろろの現在の肉親は互いしかいないことを宣言するかのよう。おかかにさらわれた百鬼丸を見捨てなかったどろろの思いが雄弁に伝えてくる。鬼神を倒すことで顔を取り戻した百鬼丸が、再び鬼神にその顔を奪われそうになった因果を断ち切ったのは、新たに兄弟となったどろろの存在ゆえか。自身の母親を知らない百鬼丸に対するどろろの後ろめたさがべったりと貼りつく。

(新)八月のシンデレラナイン 第1話「プレイボール!」

原作ゲーム未プレイ。

スタッフ

原作:アカツキ 原案:山口修平 監督:工藤進 シリーズ構成:田中仁 アニメーションキャラクターデザイン:野口孝行 美術監督:清水哲弘 色彩設計:のぼりはるこ 色指定検査:児玉尚子 仕上:緋和 撮影監督:小西庸平 編集:村井秀明 3Dディレクター:星和花 音響監督:関智寛 音楽:小畑貴裕 アニメーションプロデューサー:清野一道 アニメーション制作:トムス・エンタテインメント

キャスト

有原翼:西田望見 東雲龍近藤玲奈 野崎夕姫:南早紀 河北智恵:井上ほの花 宇喜多茜:花守ゆみり 鈴木和香:緑川優美 中野綾香:高木友梨香 岩城良美:山下七海 倉敷舞子:佐伯伊織 九十九伽奈:白石晴香 初瀬麻里安:八島さらら 阿佐田あおい:立花理香

 

シナリオチーム:田中仁、伊藤睦美、吉成郁子、大内珠帆 絵コンテ:工藤進 演出:秦義人 作画監督:花輪美幸、正金寺直子

【概要】

里ヶ浜高等学校の新入生、有原翼は、女子野球部を作るべく幼なじみの河北智恵と動き出す。とりあえず同好会として初心者の野崎夕姫と宇喜多茜を引き入れる。河川敷で練習を始めた四人は、居合わせた子どもたちと三角ベースをすることに。

【感想】

身体能力に秀でていても集団スポーツに不安を抱える夕姫。野球に憧れを持ちながら運動が苦手な茜。対照的な初心者二人の目線を借りつつワクワクさせられた。原点が子どもたちとの三角ベースというのも分かりやすい。どんな9人になるのか今から楽しみ。レイアウトの不自然さやアクション作画のぎこちなさは早くも気になるが、初心者レベルを伝えてくれると解釈した。野球好きな身としてはひいき目で見てしまいそう。

(新)RobiHachi #01「旅は道連れ Journey to the Star」

スタッフ

原作:馬谷たいが 監督・音響監督:高松信司 シリーズ構成:金杉弘子 キャラクターデザイン:八尋裕子 サブキャラクターデザイン:むらせまいこ、宮川知子 総作画監督:八尋裕子、宮川知子、長澤翔子 コンセプトデザイン:三沢伸 メカニックデザイン:いしはらいくろう 色彩設計:勝田綾太、山本真希 美術監督:春日礼児 撮影監督:楊暁牧 CG監督:石井雄一 編集:藤本理子 音楽:山田知広 音楽プロデューサー:堀切伸二 音楽制作:ポニーキャニオン アニメーションプロデューサー:安藤春香 アニメーション制作:スタジオコメット

キャスト

ロビー・ヤージ:中井和哉 ハッチ・キタ:河本啓佑 JPS-19(イック):阪口大助 ヤン:杉田智和 アロ:木村昴 グラ:徳留慎乃佑

 

脚本:金杉弘子 絵コンテ・演出:高松信司 作画監督:髙橋はつみ、飯田清貴、高橋敦子

【概要】

泥棒を追いかけていたロビー・ヤージは通りかかったハッチ・キタに助けられる。ロビーの自宅まで借金の取り立てにやってきたハッチ。そこにロビーに金を貸していたヤンたち三人組が迫ってくる。宇宙船で逃亡したロビーだったが、成り行きでハッチを道連れにしてしまうのだった。

【感想】

軽妙なキャラクターの芝居を軸に転がるようなテンポで面白おかしく見せてくれる。すっかり定番となったロビーとハッチの年齢差ならびに性格差バディの構図に、合体ロボまで飛び出す闇鍋風味が持ち味といったところ。刺激を求めての観光がテーマということで、ロードムービーならではの妙味を期待する。「イセカンダル」を目指す宇宙の旅といったパロディてんこ盛りを承知で楽しんでいきたい。

(新)消滅都市 第1話「消滅」

原作ゲーム未プレイ。

スタッフ

原作:消滅都市(WFS) 監督:宮繁之 キャラクターデザイン:下谷智之 サブキャラクターデザイン:日向正樹 シリーズ構成:入江信吾 助監督:室谷靖 メインアニメーター:才木康寛、水谷正之 美術監督:黛昌樹 色彩設計:長澤諒司 3DCG監督:難波克毅 撮影監督:宮田崇弘、蔡伯崙 編集:木村佳史子 音楽:川井憲次 音響監督:本山哲 音楽プロデューサー:髙澤大樹 音楽制作:ポニーキャニオン アニメーションプロデューサー:林雅紀 アニメーション制作:マッドハウス

キャスト

ユキ:花澤香菜 タクヤ杉田智和 アキラ:中村悠一 ソウマ:朝井彩加 エイジ(研究者):新垣樽助 キキョウ:愛美 ギーク:西村太佑 ユミコ(リサーチャー):中恵光城 コウタ:高橋信 タイヨウ:高橋英則 ツキ:今井麻美 スズナ佐倉綾音 ヨシアキ:松岡禎丞 ツバサ:島﨑信長 ルイ:KENN スミレ:日岡なつみ ジャック:伊丸岡篤 カナ」久保ユリカ リョウコ:黒沢ともよ ユウジ:鈴木崚汰 ケイゴ:てらそままさき シュンペイ:山谷祥生 ホムラ:社本悠 ナミ:岩井映美里 ハルカ:直田姫奈 レナ:大西亜玖璃 ユア:園山ひかり カイバラ:玄田哲章 ダイチ:津田健次郎

 

脚本:入江信吾 絵コンテ:宮繁之 演出:室谷靖 作画監督:翁長くみこ

【概要】

大規模消滅事故から3年。運び屋のタクヤはロストの生き残りであるユキを施設から連れ出す。追っ手から逃げるタクヤは新たな依頼を受ける。それはユキを消滅の跡地である「ロスト」に運ぶというものだった。しかし、ロストから生還した者は誰もいないという。

【感想】

この手の作風にありがちな小難しい専門用語の連発で混乱させられることもなく、ユキの出自からタクヤの立場までスムーズに入ってきたのはありがたい。おかげでタクヤとユキのボーイ・ミーツ・ガールものとしてシンプルに見ることができた。ロストでいなくなった者たちを使役する設定がユニークで、登場人物たちの思いの強さが試されそうである。

(新)真夜中のオカルト公務員 #1「新宿上空の天狗と天使」

原作漫画未読。

スタッフ

原作:たもつ葉子(KADOKAWA「コミックNewtype」連載」) 監督:渡邊哲哉 シリーズ構成:樋口達人 助監督:大石康之 オカルト考証:三輪清宗 キャラクターデザイン:伊藤依織子 アナザーデザイン:伊藤依織子、鈴木勘太 プロップデザイン:伊藤依織子、江上夏樹 美術設定:青木智由紀、イノセユキエ、泉寛 美術監督:三原伸明、色彩設計:小野寺笑子 撮影監督:田村仁、姫野めぐみ 編集:吉武将人 音響監督:鶴岡陽太 音楽:Evan Call 音楽制作:ポニーキャニオン 音楽制作協力:ミラクル・バス アニメーションプロデューサー:柴宏和 アニメーション制作:ライデンフィルム

キャスト

宮古新:福山潤 榊京一:前野智昭 姫塚セオ:入野自由 仙田礼二:遊佐浩二 狩野一悟:櫻井孝宏 琥珀土岐隼一 ユキ:山本和臣

 

脚本:樋口達人 絵コンテ:渡邊哲哉 演出:大石康之 作画監督:江上夏樹、浦島美紀、伊藤依織子

【概要】

新宿区役所の夜間地域交流課に配属された宮古新は、先輩職員の榊京一と姫塚セオに連れられて、いきなり夜間の現場仕事に出かけることに。仕事の内容は「アナザー」と呼ばれる妖精や天使や妖怪といったオカルト的存在にまつわる事象の解決だった。

【感想】

アナザーたちが巻き起こす騒動が人間社会に影響する、すなわちアナザーたちの問題が人間社会に直結する、そのよろず解決というコンセプトがお仕事ものとしての可能性を感じさせる。アナザーたちとコミュニケーションがとれる新のイレギュラーが天狗と天使の争いをつまびらかにして解決をもたらすクライマックスは気持ちが良いもの。作品世界の紹介という面でも過不足なし。