flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

いつか天魔の黒ウサギ

いつか天魔の黒ウサギ 総評

大時代的(今風に言うと厨二病的)な諸設定を無理やり学園物に落とし込んだキャッチーな世界観。印象的だったのは“恋愛ジャンキー”とも形容すべきサイトヒメアのキャラクターで、好き嫌いはともかくとして女の執念を純度高く美化したような表現が興味深かっ…

いつか天魔の黒ウサギ #12(終)「ほのかに白い終業式」

本筋を11話で終えて最終話をお色気満載の日常話とする構成は、スタッフの一部が共通する『これはゾンビですか?』と同じパターン。最終話がラストバトルからエピローグと慌しいよりは、こちらのほうが作品の余韻を楽しめるという意味では効果的かもしれない…

いつか天魔の黒ウサギ #11「夏休みカタストロフィ」

残念なことに4話から全く進歩なし。大兎の不死身に任せた根性や忍耐を延々と見せ続けられるのはもううんざり。だからこそヒメアが惚れるのだということを表現したいのかもしれないが、爽快感の欠片もなく無駄に凄惨なだけの展開は正直しんどい。耐える以外に…

いつか天魔の黒ウサギ #9「波打ちぎわの黒ウサギ」

大時代的な世界観とは裏腹な箱庭世界なんだけれど、各キャラクターの役割分担がしっかりしているのでとても観やすい。あと、遥のみならずキューピッド役を買って出た泉にもシリアスな伏線を見せているのは手堅いなと思う。どこから切っても本筋に繋がってい…

いつか天魔の黒ウサギ #8「全員補習の生徒会室」

サイトヒメアの恋愛ジャンキーぶりと大兎の素直さの対象が興味深くて、だからこそ惹かれあうのかね。普通の感覚だと、ヒメアみたいな女はあらゆる意味で恐いと思うんだが、物事を曇りのないピュアな目で見ることができる大兎こそ、彼女のパートナーに相応し…

いつか天魔の黒ウサギ #6「すれ違いの《課外》授業」

最初から主役カップルが出来上がっている作品は珍しくないが、本作の場合は日常シーンでの掘り下げがほとんどないので共感し辛い…という訳ではなく、自然と大兎とヒメアの仲を受け入れられるから不思議。おそらくは、大時代的というか厨二病な世界観を当たり…

いつか天魔の黒ウサギ #5「そして天魔が、歌われる」

確かに中二病趣味全開ではあるんだけど、ここまで徹底されると天晴というほかない。不安定極まりないサイトヒメアの正体というか存在が興味深い。「幸福」をネガティヴなものとしていた設定面や、遥の正体との関係も気になる。初回から非日常のシーンが占め…

いつか天魔の黒ウサギ #4「いまだ天魔は歌われない」

遥からの電話で空手を使った格闘を思い出して立ち向かうと思ったのに、不死身にものを言わせた特攻説得だけとはとんだ肩透かしだった。バトルにあまりにも工夫が無さ過ぎてテンションが上がらない。そろそろ潮時かなと思わされたCパートで、ありきたりな幼な…

いつか天魔の黒ウサギ #3「《月》が揺れるプールサイド」

うーん、絵が綺麗なのは結構だけれど、既視感のある世界観には惹かれないし女子キャラたちも類型的で今一つだな。どちらかと言えば男子キャラのほうが気になるかもしれない。もう少し延長してみるか…。 ★★

いつか天魔の黒ウサギ #2「900秒の放課後〈後篇〉」

グロ描写すらも即席になりつつある本作のような作品世界に触れていると、正常な感覚が麻痺してしまうのではないかと不安になってくる。ストーリーに興味引かれる部分は希薄だけれど、人物、エフェクトともに作画が美麗なのとキャストの底力が吸引力を維持し…

いつか天魔の黒ウサギ #1(新)「900秒の放課後〈前篇〉」

原作未読。 主人公・大兎が不死身という設定を利用したトラックに轢かれるシーンなどは、『これゾン』を思い出してしまうが、さすがに『伝勇伝』の原作者だけあってグロ描写はこちらのほうが徹底している。世界観や主人公造型の違いもあって『これゾン』に感…