flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

うさぎドロップ

うさぎドロップ 総評

淡々とした絵柄ながらヴィヴィッドな演出で、押し付けがましさのない親子の絆が秀逸だった。実の親ではないシングルファーザーっていう設定も、大吉の大らかな性格もあって奇を衒ったものに感じられなかったのがお見事。春子やコウキママなど他の親たちから…

うさぎドロップ #11(終)「はじめの一歩」

りんが出来た子だっていうのもあるけど、謙虚にシングルファーザーの責任を全うしている大吉に頭が下がる。初回の葬式のシーンの回想を見て、二人は出会うべくして出会ったのだなと腑に落ちた。極私的ではあるがそんな印象をもって視聴に幕を引けたのは、本…

うさぎドロップ #10「おなかのかぜ」

りんが風邪で寝込んで、ピンチの時こそ二人の絆が試されるという話。コウキママの押しかけ女房(?)がすっかり板についたようだが、大吉と進展はあるのだろうか。オロオロする大吉は放っとけない感を醸し出していたけれど、コウキママにもコウキにもちゃん…

うさぎドロップ #9「たいふうがきた!」

タイムリーすぎるネタでちょっとだけ戦慄。こちらは12号じゃなくて13号だったが。 コウキ母子の来訪が7話の春子母娘の来訪と対になっていて、台所仕事などいろいろと比較するのが楽しい。泊まっていった春子とその日のうちに帰ったコウキママには、それぞれ…

うさぎドロップ #8「おじいちゃんのだいじ」

想い出のリンドウの花もキンモクセイもすでになく…。そんなおじいちゃん家と決別したりんには、大吉と二人だけの家族として歩みだそうという決意が感じられた。二人の絆が強固になっていくのが手に取るように伝わってくるだけに、仕事に没頭して娘から逃避し…

うさぎドロップ #7「ないしょで家出」

コロコロ変わる春子さんの表情に、大人キャラたちがその強さも弱さもひっくるめてヴィヴィッドに演出されていることが、本作の魅力であることに気付いた。その反面、子供たちは大人たちの写し絵の如く、子供っぽさの中に大人びた表情を見せてくれる。子育て…

うさぎドロップ #6「わたしの木」

ありきたりな日常を綴るだけの世界観なのに、初回からまったく退屈させられる瞬間がないのは、第一に大人も子供も登場人物たちの表情や所作がヴィヴィッドだからだろう。あと「ありきたり」と書いたけど、それはアニメ作品をファンタジーとして捉えた場合の…

うさぎドロップ #5「ダイキチはダイキチでいい」

こんな早い段階で正子を大吉に会わせるとは思わなかった。それにしてもだ、正子といい幸子(大吉の母)といい、労力は出さないのに口だけは出す女どもの身勝手さに腹が立って仕方がない。まあ、視聴者が大吉くんを応援したくなる舞台設定と考えれば納得だが…

うさぎドロップ #4「てがみ」

保育園でのりんが他の子たちに比べて大人っぽく見えるのは、主人公補正のキャラクターデザインだけではなく、実の親から放置されてきた生い立ちにもあるのだろうか。初回の葬儀では、父親を亡くしたショックもあったのだろうけど、大人たちに対する不信感の…

うさぎドロップ #3「ダイキチの決めたこと」

まだ若葉マークとはいえ大吉には父親の自覚が感じられるし、彼を全面的に信頼するりんはいい子だ。現実の父娘からすると出来過ぎなのかもしれないが、実際観るこちらが癒されて応援したくなっているのだから、フィクションとしてはこれで良いと思う。でも、…

うさぎドロップ #2「ゆび切りげんまん」

若葉マークのシングルファーザー奮闘記が、優しくもヴィヴィッドな筆致で描かれていてすばらしい。保育園でいい子にしているりんに胸を撫で下ろしてしまったりと、ごく自然に大吉に感情移入してしまっている自分に驚かされたりも。大吉がちょっと出来過ぎな…

うさぎドロップ #1(新)「りんどうの女の子」

原作未読。 あーまた大人の男性と少女(本作の場合は幼女か)の組み合わせかぁ。この設定は、以前何をトチ狂ったのかこんな駄文を書き散らかしたくらいには食傷気味。誰でもいいから逆パターンにトライしてみて。 閑話休題。初回が全編にわたって葬儀のシー…