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アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

おとめ妖怪 ざくろ

おとめ妖怪 ざくろ 総評

序盤は、「また妖怪と人間の共存ものかぁ」といった設定に対する食傷もあって非常に薄味に感じられたのだが、半妖の女性と人間の男性の関係性における秀逸な表現を見出した中盤以降はエンジンがかかってきてとても楽しめた。アニメや漫画のような“画”による…

おとめ妖怪 ざくろ #13(終)「おわり、燦々と」

大風呂敷を広げなかったのは大正解。不完全燃焼で終わってしまう最近の作品には珍しい綺麗な大団円。 あえて不満を書かせていただく。父親違いの兄妹であった沢鷹と西王母桃の間には、別れ際になんらかの交流があって欲しかった(まあ沢鷹が兄であることを西…

おとめ妖怪 ざくろ #12「きき、焦々と」

母の愛は海よりも深し。そんな母の愛に触れることが出来なかった息子の顛末が哀れ。突羽根・沢鷹母子のすれ違いに、使役される「いずな」たちの声にならない悲痛の叫びに、里の因習に絡め取られた人の業を見る。それが最も屈折した形で表出してしまったのが…

おとめ妖怪 ざくろ #11「ふれて、殻々と」

櫛松が西王母桃の出生やら半妖の秘密やらを洗いざらい話してくれたのは有り難かったけれど、伏線はもう少し小出しにしてくれたほうが良かったかもな。もっとも、ケレン味の無い真っ直ぐさがこの作品の持ち味だと思っているので、全体の印象に影響するほどで…

おとめ妖怪 ざくろ #10「かげ、追々と」

序盤から伏線を張られてきた西王母桃の出生の謎に、ラスボス(多分)花楯の野望が迫り、そこに総角の想いや、百緑ら半妖たちの境遇が絡まる。全ての要素が主人公の西王母桃に収斂していく展開がもたらす安定感が素晴しい。半妖を利用しつつも妖怪すら見下す…

おとめ妖怪 ざくろ #9「さち、恋々と」

西王母桃と総角景の距離が縮まってきたタイミングで、ライバル花楯鷹敏が本格参入という手堅い展開。一方で薄蛍が珍しく利劔に怒ってみせたりと、人間関係の描写は相変わらず丁寧。 花楯と西王母桃の告白の演技(?)に対する「こっくりさん」の化け物(「妖…

おとめ妖怪 ざくろ #8「あめ、徒々と」

総角景×薄蛍、西王母桃×芳野葛利劔というカップリングの入れ替えが、単純に新鮮味を狙ったものではなく、今まで積み重ねてきた絆を強化するものとして機能していたところが、本作の秀逸なところ。特別な事は何もやっていないけれど、男女ともに人物造型が骨…

おとめ妖怪 ざくろ #7「うち、猫々と」

気持ちを「言葉」で相手に伝える事は誠意の証。総角景が過去のトラウマを正直に打ち明け、西王母桃がそれに応えることで、総角が徐々にではあるが妖人アレルギーを克服していく流れに、妖怪と人間のブリッジとなりうる半妖の役割をさりげなく提示。おそらく…

おとめ妖怪 ざくろ #6「ゆきて、事々と」

礼と謝罪は人間同士における最低限でありながら最大限のコミュニケーションの基本。最近の作品(アニメに限らないかもしれないが)を観ていると、演出上やむを得ない場合もあるにせよ、それが出来ていない例が多すぎるように感じる。礼を弁えない人間に好感…

おとめ妖怪 ざくろ #5「わな、粘々と」

舞踏会での黒幕探し。雪洞・鬼灯&花桐丸竜トリオがメインだったけれど、他の2ペアにもそれなりにスポットが当たっていたので、もう少しトリオの描写に尺を割いておれば(前話までもそうだったが)、丸竜が無力さから塞ぎ込むまでの流れに深みが出たのかもし…

おとめ妖怪 ざくろ #4「きょり、怖々と」

薄蛍&芳野葛利劔コンビのメイン回。この二人に関しては最初から出来上がっていたらしく、前回の西王母桃と総角景のお話ほど惹きつけられるものは無かった。薄蛍の感情は初回から何となく読めたので利劔のそれが気になるところだったが、無難にまとめた印象…

おとめ妖怪 ざくろ #3「かこ、哀々と」

前回2話の感想で「西王母桃と総角景両名のキャラクターにあまり魅力を感じない」と書いてしまったけれど、平謝りせねばなるまいよ。キャラクターの掘り下げはかくあるべし、という程に素晴しいエピソードだった。 寝床での西王母桃と総角景のやり取りは、言…

おとめ妖怪 ざくろ #2「あか、煌々と」

主人公ペアの西王母桃と総角景両名のキャラクターにあまり魅力を感じないので、平板なストーリーが右から左へと流れていく感じ。バトルシーンで訴えるタイプの作品でないのでメインは恋愛模様になるのだろうが、基本的に苦手な路線なんだわな。 もう1話観て…

おとめ妖怪 ざくろ #1(新)「いざ、妖々と」

「ただしイケメンに限る」は妖怪の世界でもそうらしいの。 男がヘタレなら女も輪を掛けて阿呆なのが、どうも笑いのツボを微妙に外していて反応に困る。総角景が妖人アレルギーなのは過去に何らかのトラウマがありそうなもんだが、はてさて。まあ、ざくろの人…