flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

ちはやふる

ちはやふる2 総感

序盤は新入部員勧誘というトピックがあったものの、中盤以降は都大会に全国大会と試合エピソードが連続する構成もあって、鮮烈だった1期よりもややパワーダウンした気がしないでもない。もっとも、千早と太一そして新の三人が全国大会で邂逅する終盤のカタル…

ちはやふる2 第二十五首「ふじのたかねに ゆきはふりつつ」(終)

脚本:川嶋澄乃 絵コンテ・演出:浅香守生・渡邊こと乃 作画監督:今村大樹・金綿樹・韓正履 全国大会をラス前で終えての丸々エピローグ回だったけど、千早の手術入院を中心に登場人物たちの次なるステップとなるドラマが目白押しで、密度の高さは試合エピソ…

ちはやふる2 第二十四首「かくとだに」

脚本:加藤綾子 絵コンテ:宍戸淳 演出:久保山英一 作画監督:永吉隆志・楠木智子・竹本佳子・室山祥子・清水勝祐・相澤秀亮 クイーン・若宮詩暢vs綿谷新のA級決勝戦決着。 「かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを」 劇中におけ…

ちはやふる2 第二十三首「をのへのさくら さきにけり」

脚本:石野敦夫 絵コンテ・演出:細川ヒデキ 作画監督:日向正樹 各ランクの個人戦決勝戦。シリーズのクライマックスに相応しく、豊富な引き出しを惜しげもなく組み合わせたストーリー展開の巧みさと演出の熱量を堪能。 クイーン若宮詩暢vs綿谷新によるA級決…

ちはやふる2 第二十二首「めぐりあひて」

脚本:森山あけみ 絵コンテ:川尻善昭 演出:佐土原武之 作画監督:山崎愛・高澤美佳・しまだひであき・後藤麻梨子 準々決勝での、綾瀬千早vsクイーン・若宮詩暢。 すでに満身創痍だった千早の勝負は見えていたものの、むしろ完敗だったからこそ、自身が得る…

ちはやふる2 第二十一首「なこそながれて なほきこえけれ」

脚本:川嶋澄乃 絵コンテ:宍戸淳 演出:所俊克 作画監督:ANIHOUSE SUN(許在惠・櫂容作・黄美貞・崔榮橲)・鈴木彩子・西尾智恵・服部一郎・大里咲憂梨 個人戦ベスト8まで。 千早が左手での札取りに開眼するくだりは、新の回想も含めて、その天性のセンス…

ちはやふる2 第二十首「あきのたの」

脚本:加藤綾子 絵コンテ・演出:渡邉こと乃 作画監督:今村大樹・韓正履 団体戦から個人戦へのブリッジとして、怪我を押す千早の内面を縦軸に、ライヴァルたちの描写を過不足なく。団体戦の回想では、1期シリーズのED曲『そしていま』が流されたけど、念願…

ちはやふる2 第十九首「ゆくへもしらぬ こひのみちかな」

脚本:森山あけみ 絵コンテ:芦野芳晴 演出:小野田雄克 作画監督:尹淨慧・任道延 山城理音は千早のライヴァルという以上に、瑞沢男子たちを奮起させるための役回りが強かったのだな。個人的には、最後に素質の一端でも見せてほしかったところだが、彼女ば…

ちはやふる2 第十八首「わすれじの」

脚本:川嶋澄乃 絵コンテ:伊藤尚往 演出:久保山英一 作画監督:楠木智子・竹本佳子・永吉隆志・室山祥子 前話ラストからの瑞沢男子の奮起が流れを変えそうなところ、そう簡単にはいかせてくれない王者・富士崎高の高い壁は容赦なし。「超えたい! 自分でし…

ちはやふる2 第十七首「ふくからに」

脚本:加藤綾子 絵コンテ:川尻善昭 演出:江副仁美 作画監督:日向正樹 富士崎高との決勝戦スタート。 富士崎の監督・桜沢が、祖母が読手の時だけ異様な「感じの良さ」を発揮する山城理音を切り札として起用した理由は分かるのだが、いつも祖母が読手をする…

ちはやふる2 第十六首「みゆきまたなむ」

絵コンテ:浅香守生 演出:宍戸淳 作画監督:今村大樹 コミカルな新作カットを交えた総集編。決勝戦直前でのタイミングには疑問符がつくが、話数的にはすでに折り返しているので仕方ないだろう。新入生2人の加入などのトピックスがあったものの、改めて全国…

ちはやふる2 第十五首「たごのうらに」

脚本:石野敦夫 絵コンテ:宍戸淳 演出:鈴木拓磨 作画監督:阿部千秋・高澤美佳・松坂定俊・香田智樹 準決勝と決勝の幕間エピソードだったけど、試合に負けず劣らず密度が高いこと。逢坂恵夢にフォーカスが集中していた明石第一女子と違って、富士崎は満遍…

ちはやふる2 第十四首「ものやおもふと ひとのとふまで」

脚本:森山あけみ 絵コンテ:川尻善昭 演出:朝木幸彦 作画監督:ANIHOUSE SUN・金賢玉・崔榮橲・黄美貞・權容祥・鈴木彩子・日下岳史・服部一郎 対明石第一女子決着。前回からの流れで歯牙にもかけていなかった千早を意識し出した恵夢が、モノローグで「綾…

ちはやふる2 第十三首「ゆめのかよひぢ ひとめよくらむ」

脚本:川嶋澄乃 絵コンテ・演出:細川ヒデキ 作画監督:大舘康二・韓正履 飄々としていた恵夢が徐々に千早を意識し始め、それが明石第一女子チームメイトに伝播していく静かな熱気が見どころ。クイーン候補の練習相手を努めておれば当然スキルも上がるし、勝…

ちはやふる2 第十二首「みそぎぞなつの しるしなりける」

脚本:加藤綾子/絵コンテ:川尻善昭/演出:高田昌宏/作画監督:尹淨慧、照映來 明石第一女子との準決勝。逢坂恵夢は際立った特徴のないオールラウンドかつオーソドックスな実力者として造形されているので、千早の心理面での変化や覚醒がよりくっきりと浮…

ちはやふる2 第十一首「さしもしらじな もゆるおもひを」

脚本:石野敦夫/絵コンテ:川尻善昭/演出:久保山英一/作画監督:竹本佳子・永吉隆志・室山祥子 京都代表翔耀高との決勝トーナメント1回戦。予選に引き続き偵察要員に徹しようとする勉に対して、彼に「選手」で居てほしい優征はキツい一言を浴びせるが、…

ちはやふる2 第十首「むらさめの」

脚本:森山あけみ/絵コンテ:川尻善昭/演出:渡邊こと乃/作画監督:日向正樹 秀才揃いの山口美丘高戦。卓越した記憶力で勝負する相手チームに対して、瑞沢の面々がそれぞれの個性で対抗するプロットが見どころ。特に、記憶力を努力で磨いてきた太一が、優…

ちはやふる2 第九首「わたのはら」

脚本:川嶋澄乃/絵コンテ:宍戸淳/演出:のがみかずお/作画監督:阿部千秋 千早たちを応援するために1日早く近江神宮にやってきた新は、中学時代の同級生に頼まれて藤岡西の替え玉選手として団体戦に出場する。正直、替え玉なんてやり口は正々堂々をモッ…

ちはやふる2 第八首「みかさのやまに いでしつきかも」

脚本:加藤綾子/絵コンテ:川尻善昭/演出:所俊克/作画監督:鈴木彩子・ふくだのりゆき・熊田明子 全国大会予選スタート。初戦の相手はなんと全員が外国人(ただし日本育ち)の千葉情報国際高校。外国人という設定にコミカルに盛り上げる以上の必然性はあ…

ちはやふる2 第七首「しるもしらぬも あふさかのせき」

脚本:柿原優子/絵コンテ:青山弘/演出:江副仁美/作画監督:今村大樹・阿部純子 東京都予選で準優勝に終わったことに落ち込む千早を周囲のみんなが支えて立ち直らせるお話。特に、娘のために袴を奮発した綾瀬母の計らいには、一期の姉と引き比べてのエピ…

ちはやふる2 第六首「たつたのかはの にしきなりけり」

脚本:森山あけみ/絵コンテ:伊藤尚往/演出:南川達馬/作画監督:片山みゆき 北央との高校選手権東京予選決勝戦決着と後日談。 いち早く敗れた優征を解説役にして、残る四人が「運命戦」に突入という、競技ルールに則ったAパート終了時の盛り上げが神懸か…

ちはやふる2 第五首「なほあまりある むかしなりけり」

脚本:川嶋澄乃/絵コンテ:芦野芳晴/演出:久保田英一/作画監督:竹本佳子・永吉隆志・室山祥子 北央学園との団体決勝戦。名人に近付くために遠まわりでも読手にチャレンジした「本当に高いプライドは人を地道にさせる」(by持田先生)須藤と、気位の高さ…

ちはやふる2 第四首「ひとにはつげよ あまのつりぶね」

脚本:加藤綾子/絵コンテ・演出:宍戸淳/作画監督:雪村愛・宮前真一 高校選手権予選準決勝、相手は白波会のエース坪口広史が顧問となった朋鳴高校だったと。1期からの裾野が広いだけに幾らでも隠し玉が出てくるな。しかも、センスの無さがコンプレックス…

ちはやふる2 第三首「つくばねの」

脚本:柿原優子/絵コンテ:村岡朋美/演出:のがみかずお/作画監督:佐藤友子/総作画監督:濱田邦彦 高校選手権予選スタート。木梨浩の挑発にストレートに怒ってみせた太一が、1期以上に親しみやすくなっていて良かったな。初回からの流れで“自分のこと”…

ちはやふる2 第二首「こひすてふ」

加藤綾子脚本×川尻善昭絵コンテ×安田政晴演出回。 太一の行動を通じて競技かるたの魅力の一端に触れるまでの菫の変化が見どころ。その機微を見逃さなかった千早と奏は、太一が言ったようにさすが女同士ならではというべきか。新入部員にこだわる千早の内面を…

(新)ちはやふる2 第一首「はなのいろは」

テレビシリーズ1期視聴済。原作漫画も最初から読み進めているところだけど、この2期該当部分はまだ未読。浅香守生監督×柿原優子・加藤綾子シリーズ構成×マッドハウス制作。シリーズ構成が1期の高山直也さんから変更。 柿原優子脚本×浅香守生絵コンテ回。 1期…

ちはやふる 総評

各話感想であらかた書き尽くして燃え尽きた(笑)感じもするけれど、まとめてみる。 女性向け原作で文系クラブものという事前情報から抱いていた、視聴前の手前勝手な先入観を、木端微塵に打ち砕くスポ根アニメだった。劇中のレギュラーキャラクターの行動原…

ちはやふる 第25首「もれいづるつきのかげのさやけさ」(終)

原作未完ということもあって、「俺たちの戦いはこれからだ」エンドだったのだけど、前回までの熱量を落とすことなく上手く走り抜けたと思う。 まず、恥ずかしがっていたはずの素振りを始めた太一に千早が驚いたシーンが良かった。素振りをすべしというのは優…

ちはやふる 第24首「をのへのさくらさきにけり」

太一の部屋でクイーン戦と名人戦のテレビ観戦。今までになかった、かるた部5人全員を視聴者に同調させるシチュエーションの新味もあいまって、変わらぬクイーンの強さとそれすらも凌駕する名人の底知れなさを演出する手際が圧巻で、終始画面に釘付けだった。…

ちはやふる 第23首「しろきをみればよぞふけにける」

東西での名人位・クイーン位予選の敗退を通じて、新も含めたレギュラー陣の仕切り直しを過不足なく。白波会では原田先生と坪口さんの惜敗、南雲会では村尾さんの挫折をバックグラウンドにしているので、テンポの良さにも関わらず物語に重厚さが出ているのも…