flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

アクエリオンEVOL

アクエリオンEVOL 総評

婚約者を愛人に寝取られて嫉妬に狂った女がおネエになって愛人に嫌がらせをした挙句に婚約者の飼い犬に噛まれてジ・エンド、というパーソナルな愛憎劇をSFやらロボやらでゴテゴテと装飾して2クール見せ切ったのはある意味凄いと思う。まあ洋の東西に関係なく…

アクエリオンEVOL 第26話「LOVE」(終)

有耶無耶のまま賢者モードに生まれ変わったカグラが同じく知らないうちに勝手に立ち直ったゼシカと共闘するなど、整合性度外視で盛り上がるラストバトルをポカンと眺めているしかなった。もっとも、初回からある種の熱に浮かされ続けていたような本シリーズ…

アクエリオンEVOL 第25話「アダムの断片」

ああなるほど、ミカゲ(=トーマ)がゼシカにこだわったのは、彼女がミコノ(=セディアン)の2万4千年の時を超えた恋敵だったからで、そこにシンパシーあるいは親和性を見出したからか。そして、ミコノとゼシカの想い人であるアマタがアポロニアスではなく…

アクエリオンEVOL 第24話「ephemera」

大西信介脚本回。 アマタ出生の真実開陳話らしく、いつも以上にストレートな脚本と演出。イズモとアリシアの一粒種であるアマタは、ヴェーガとアルテアの架け橋となるべき存在。アルテアに向けてMIXYに向けてへこたれずに穴を開け続けるアンディは、そんなア…

アクエリオンEVOL 第23話「神話センリツ」

2万4千年前と1万2千年前の「神話」を懇切丁寧に解説してくれたおかげで、現代のメインキャラクターの関係性が掴めてスッキリした。前シリーズのクライマックスは訳が解らなかったこともあって、本シリーズにはより噛み砕いて説明しようという脚本段階での配…

アクエリオンEVOL 第22話「復活の翼」

伝説の「神話型アクエリオン」復活。ミコノをめぐってのアマタとカグラの喧嘩やシュレードの死ぬ死ぬ詐欺にはあまり魅力を感じないけれど、人知れず一人だけ悲劇のヒロイン驀進中のゼシカの異物感には惹かれる。ただ、前話から失意のアンディが放置気味なの…

アクエリオンEVOL 第21話「接吻」

ふらりと旅に出た不動司令を追いかけてミコノが離れ、ミコノを追いかけてアマタも離れ、アンディは一人MIX奪還に燃えるも同調者はおらず、ドナールとスオミはオロオロするばかりでクレア理事長も頼りない…とネオディーヴァの状況は散漫そのもの。もっとも、…

アクエリオンEVOL 第20話「MI・XY」

イズモのアマタに対する立ち振る舞いがジェントルだからこそ、ヴェーガからレア・イグラーを拉致しなければならない「イヴの呪い」の重さが圧し掛かる、と好意的に解釈したほうが精神衛生上良さそうだな。あと「MIX」という名前について。男性型「MIXY」に対…

アクエリオンEVOL 第19話「はじめての再会」

ビッグバンが洗濯板になったMIXの姿に加えてゼシカやユノハが変調を来たしていたとおり、アルテア界の環境が女性の男性化を誘発するのだとすれば、イズモはどういう意図でMIXを拉致してきたのだろうか。真面目に考えると男性化する前に卵細胞を取り出すなり…

アクエリオンEVOL 第18話「レア・イグラー」

因果応報とは言いすぎだろうか。よりによって男嫌いのMIXが男ばかりのアルテア界に拉致られるとは…。ゼシカにとっては自暴自棄な行動が周囲に悪影響を及ぼすという顛末。同じく自分を責めるミコノにとってはカイエンの存在が鎮めになった格好。ふざけている…

アクエリオンEVOL 第17話「湧きあがれ、いのち」

「混浴合体」のお膳立てをしながらも、一人だけご相伴に与れなかったアンディの扱いに泣けたが、合体は出来てもアマタに想いが届かないゼシカよりは幸せと言えるのかも。今回の敵ロボットは、『創聖』のケルビム兵を思わせるプロポーションだったけど、敵勢…

アクエリオンEVOL 第16話「魂の告白」

一世一代のゼシカの告白(+ミコノの嫉妬)を、アクエリオンを介して1億2000万年前のヴィジョンに繋げるパターンで、感情の高ぶりをエネルギーとするシリーズのコンセプトが久々に復活。しかも、あの再誕イヴェントとも言うべき墓穴特訓を踏まえてのものだっ…

アクエリオンEVOL 第15話「愛の獣たち」

カグラの「逆さまの力」は“可愛さ余って憎さ百倍”の表現なのだな。ミコノに対する「臭い」も、彼女のフェロモンが濃すぎて*1、どうしようもなく本能的に惹かれてしまうという愛情表現の裏返しなんだろう。本シリーズはその根幹そのものに、生理的な琴線に触…

アクエリオンEVOL 第14話「個の先」

生死の境を彷徨わせることで解脱を促そうという「墓穴特訓」の理屈は常軌を逸していながらも、哲学的なテーマを演出の力で強引に納得させてしまうやり口が冴えていた。 不動・ZENのあまりの理不尽な強権ぶりに不快感を催していたところ、彼に言葉のカウンタ…

アクエリオンEVOL 第13話「堕ちた巨人」

ジンの裏切りは予想できたが、その最期はあっけなかったな。ストーリーが遅々として進まないようでいて、個々のキャラクターには容赦なかったりするので油断ならない。思念体のくせに裏切り者に制裁できるミカゲの存在が余りにもチート過ぎて、彼が劇中で都…

アクエリオンEVOL 第12話「アクエリアの舞う空」

学園のあちこちで映画のスクリーンを見つめるカップルたちの、甘酸っぱくも初々しい姿がどこか懐かしい。でもそれが、殺伐としたアルテア界への当てつけとして機能しているシビアさが一筋縄ではいかない印象。ジンはスパイにしては脇が甘すぎて危なっかしい。…

アクエリオンEVOL 第11話「野性の召命」

アルテア界メインのエピソード。狂犬に変化した挙句に糞女と喚き散らして暴れまくるカグラにも、仮死状態の中古品アリシアを後生大事に愛でるイズモにも、行き場のないリビドーがとぐろを巻くアルテア界の現状が痛いほど伝わってきた。そりゃあ治安も悪くな…

アクエリオンEVOL 第10話「隻眼の転校生」

『ガンダムAGE』のゼハートを思い出す、ジンのネオディーヴァ潜入捜査。ただしこちらはアブタクターの搭乗者として何度かの戦いを経ての潜入なので、違う切り口が感じられた。ジンのピント外れなリアクションの数々はコミカル寄りの演出だったけど、ヴェーガ…

アクエリオンEVOL 第9話「男と女のアナグラム」

デュエット歌謡曲みたいなサブタイトル。穴に始まり穴に終わる穴アニメという徹底ぶりが天晴れ。 穴を拒否するMIXは女である自身をも拒否しているというダブルミーニングになっていたし、アンディの献身を受けて、穴を塞ぎたいというマイナス感情を敵のアブ…

アクエリオンEVOL 第8話「さらけだせ」

女性が滅び男性だけになり種族の存亡の危機に立たされたため、アクエリオンに選ばれた女性を連れ帰るという、アルテア界の目的が明かされる。何か『レベルE』のマクバク族の男女逆パターンといった趣。 ネオ・ディーバの男女どもが鼻の下伸ばしたり浮き上が…

アクエリオンEVOL 第7話「真夜中の少女」

カエルぬいぐるみ少女 ユノハ・スルール登場。中に人が入っているんじゃなく持っている人がステルスだったとは。 他の女子との仲を勘違いされて男子がとばっちりを受けるラブコメお決まりのパターンは個人的に苦手なんだけど、本シリーズはミコノの誤解を引…

アクエリオンEVOL 第6話「生命のアジタート」

具体的にどこがどうと指摘しづらいのだが、何となく『創聖のアクエリオン』的な雰囲気になってきたような気がする。妙な熱に浮かされたような映像世界が目の前で繰り広げられるんだけど、掴みどころが無く入り込みにくい感覚。アマタとミコノとカグラの前世…

アクエリオンEVOL 第5話「恋愛禁止令」

不動・ZENの提案した「恋の寸止め特訓」の矛盾だらけの内容が、本シリーズのコンセプトそのものだよなあ、と。多少の粗は何のその、熱に浮かされたような勢いで突っ走るテンションは、恋愛当事者の心理をズバリ体現しているようなシナリオだ。あと、バカバカ…

アクエリオンEVOL 第4話「壁〜conquer oneself〜」

「私もちゃんと傷つきたい」っていい言葉だと思った。陳腐な自己犠牲などではない、周りの人たちへの感謝が溢れる前向きな響きがあって。 ミコノはかわいいし、男性陣は個性的で面白いし、今のところはキャラクターを眺めているだけで楽しい。不動・ZENの登…

アクエリオンEVOL 第3話「トキメキ指数☆急上昇」

アンディ・W・ホールってアンディ・ウォーホールがネタ元なんだろうな。トリプルミーニングくらいありそうな高度な両性具有ネタで笑わせてくれる。「穴掘り兄弟」とか言葉のセンスも酷いが、彼のリビドーはベルリンの向こうの女子部に向いていそうだからネタ…

(新)アクエリオンEVOL 第1&2話SP「終末(おわり)を抱いた神話的禁じられた合体スペシャル」

前シリーズ『創聖のアクエリオン』は視聴済。 男女合体が奨励された前シリーズから12,000年後が舞台。男女合体が禁忌とされていて、男女がいがみ合う世界になっていた、と。でも、市井まで男女合体が制限されていたわけではなく(そりゃそうだ)、「ネオ・デ…