ガールズ&パンツァー
テレビシリーズ視聴済。ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です! [Blu-ray]出版社/メーカー: バンダイビジュアル発売日: 2014/07/25メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (42件) を見る (以下感想。ネタバレあり。)
日常描写はそこそこに「戦車道」の試合をエピソードごとに必ず入れるサービス精神は、かつてのスーパーロボットものや特撮もの、あるいは『プリキュア』などのキッズアニメを髣髴とさせるプロット。卓越していたのは試合シークエンスに漲っていたライヴ感で…
脚本:吉田玲子 絵コンテ・演出:水島努 作画監督:杉本功 捨て身の奇策によるマウス撃破のカタルシスが前座にしか感じられないほど、西住姉妹の直接対決の臨場感が圧巻だった。作画、音楽、音響と持てるリソースを総動員した演出が極まっていて、とてもテレ…
脚本:吉田玲子 絵コンテ・演出:小林敦 作画監督:山口飛鳥 メカ作画監督:須藤晋 川でエンジン停止したウサギさんチームを助けたみほと彼女を支持した仲間たちに、西住みほ流戦車道の萌芽が確かに感じられた。そんな妹にどれほど攪乱されようともつとめて…
総集編2回目。ナヴィゲーターは1回目と同じくみほと優花里。「戦車道」におけるルールだけでなく、劇中で疑問に感じた(でもあえて突っ込むのを自重していた)安全対策を懇切丁寧に説明してくれた。戦車の由来や特徴などもそうだが、試合中にクドクドと解説…
山本靖貴絵コンテ×池端隆史演出回。 プラウダ戦の決着からしばしの日常を挟んで黒森峰女学園との決勝戦開始まで。日常描写は必要十分な分量ながら、試合におけるキャラクターたちの姿がフィードバックされているおかげで添え物感がほとんどない。かつてのス…
水島努絵コンテ回。 戦力と地の利を過信して余裕ぶっこいてた猫が窮鼠に噛まれるというお約束のパターン。大洗女子の勝ち運に突っ込むほどの知識は持ち合わせていないので、そのように解釈しておく。試合は真っ白な雪原に戦車が映える俯瞰構図でみほが指揮す…
雪上での戦車の動きは見ごたえあって楽しかったが、廃校の件をみほにバラしてしまったタイミングには首を傾げてしまった。みほを問答無用で戦車道に引き込もうとした生徒会に何らかの事情があろうことは初回の段階で読み取れたし、普段から試合に勝つべしと…
互いに支え合い助け合うメインキャラ5人の友情を再確認するようなエピソード。一人で抱え込んでしまうタイプのみほに他の4人が示し合わせたように救いの手を差し伸べるシーンが、初回の教室でみほに声を掛けた沙織と華の姿に重なってジーンと来た。愚直なほ…
日常描写はほどほどで戦車道の試合にしっかりと尺を割くサービス精神あふれる構成がいいな。みほの才能がベースになった控え目なリーダーシップが、戦力に勝るシャーマン軍団を逆転する展開が実に気持ちいい。サンダース側もイライラして貧乏揺すりするアリ…
みほと優花里がナヴィゲートする総集編。各チームのキャラクターと戦車の紹介を丁寧にやってくれて、ミリタリー系に疎い自分のような者には有難い企画だった。やはり、みほのために戦車道への希望を取り消した沙織と華の優しさと、二人の想いに応えて戦車道…
山本靖貴絵コンテ・演出回。 諜報行為から無線妨害まで何でもありの大らかな設定が、試合の小気味よさを演出しているように思う。臨場感十分な戦車の描写にミスマッチな少女たちの姿が、いつしか安定した魅力を放つに至った感じ。エピソードごとに必ず戦車に…
聖グロリアーナ女学院との対外試合。山岳戦から市街戦に突入したのにはたまげたが、日本の地方都市の狭い街路を走り回る戦車の臨場感溢れる描写の数々に、スタッフがやりたかったものはこれなんだな、と受け入れられた。あと、IV号戦車だけ砲塔からみほがひ…
日常描写以上に戦車を動かす女の子たちの姿が可愛らしくて、自分としての掴みはこれだけで充分と言っていいほど。おそらくはスタッフも一番腐心された部分だろうけど、ちょっとした仕草や会話に至るまでキュートに演出されている。初回では弱いと思われたキ…
美少女と戦車のマッチング以上のものはまだ感じられないけど、初回に比べると面白くなってきた。戦車の設定面に関するこだわりはあちこちにあるようだが、空から降ってきた教官の戦車が学園長の高級車を破壊したり、操縦訓練も無しのぶっつけ本番で試合した…
水島努監督×吉田玲子シリーズ構成のオリジナル。 家元の「戦車道」から逃げてきた主人公・西住みほが、友人二人の後押しで戦車道に戻ってくるまで。この初回はお話的に特筆すべき部分はあまりなくて、武骨な戦車に乗る可愛い女の子たちというキャッチーなア…