flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

凪のあすから

凪のあすから 総感

第1部の中学生編は個人的に合わないところもあって乗り切れなかったのだけど、「冬眠」を経てそれまで萌芽をみせてきた各キャラクターの内面にずれが生じた第2部は実に見応えがあった。繊細な表情を拾っていく人物作画もさることながら、青色を基調とした大…

凪のあすから 最終話「海の色。大地の色。風の色。心の色。君の色。〜Earth color of a calm〜」(終)

脚本:岡田麿里 画コンテ:安藤真裕 演出:安藤真裕、許蒴 作画監督:高橋英樹、西畑あゆみ、宮下雄次、小島明日香、大東百合恵 再び渦に巻き込まれたまなかをかばって、代わりに「おじょし様の墓場」にとらわれた美海。まなかとシンクロした彼女の想いがお…

凪のあすから 第二十五話「好きは、海と似ている」

脚本:岡田麿里 画コンテ:安藤真裕 演出:安藤真裕、許蒴 作画監督:高橋英樹、西畑あゆみ、宮下雄次、小島明日香、大東百合恵 ぬくみ雪の脅威を抑えるため、まなかの気持ちを取り戻すため、光たちは汐鹿生の人々抜きでの「おふねひき」をとり行う。まなか…

凪のあすから 第二十四話「デトリタス」

脚本:岡田麿里 画コンテ:吉原正行 演出:菅沼芙実彦、松林唯人 作画監督:川面恒介、川口千里、小谷杏子、宮下雄次 紡の発案によって、まなかの気持ちを戻すため、想いのこもった赤ウミウシのペンダントを「おじょしさま」につけて「おふねひき」をもう一…

凪のあすから 第二十三話「この気持ちは誰のもの」

脚本:岡田麿里 画コンテ:市村徹夫 演出:市村徹夫 作画監督:大東百合恵、鈴木海帆 人を好きなる心を失ったまなかのために奔走する光。そんな2人をサポートする美海。人を好きになる感情は必要なのかという要とちさき。そんな2人に憤るさゆ。まなかの感情…

凪のあすから 第二十二話「失くしたもの」

脚本:根元歳三 画コンテ:室井ふみえ 演出:熨斗谷充孝 作画監督:竹内由香里、阿部千秋、清水恵蔵、徳川恵梨、桝井一平 紡にできた「魚面そ」から、光はうろこ様が地上にいると確信して探し始める。光は自身による告白も含め断片的に記憶を失っているまな…

凪のあすから 第二十一話「水底よりの使い」

脚本:横手美智子 画コンテ:安藤真裕 演出:許蒴 作画監督:高橋英樹、西畑あけみ、小島明日香 冬眠以前と変わらないようでいてどこかが違うまなかの表情があとを引く。光や要が目覚めたときに見せた混乱や逡巡が下敷きになっており、海神様と何らかの取り…

凪のあすから 第二十話「ねむりひめ」

脚本:和場明子 画コンテ:許蒴 演出:高島大輔 作画監督:野田康行、明珍宇作 強すぎる光は周囲を明るく照らすだけでなくその影も深く濃くしてしまうというが……。まなかの覚醒のため突っ走る光と複雑な想いを抱え続ける周囲のコントラストにそんなことを思…

凪のあすから 第十九話「まいごの迷子の…」

脚本:吉野弘幸 画コンテ:安藤真裕 演出:菅沼芙実彦 作画監督:川面恒介、大東百合恵 傍観者を自認し感情を押し殺していた風な5年前とは別人のような要の表情アラカルトが見どころ。想い人が成長してしまい、いまだ子供のままである自身へのいら立ちを、ち…

凪のあすから 第十八話「シオシシオ」

脚本:西村ジュンジ 画コンテ:篠原俊哉 演出:太田知章 作画監督:西畑あゆみ、川口千里、金起杜 光、要、美海の3人で汐鹿生の捜索。初めて触れる好きな人が生まれ育った憧れの地に、イメージとは異なっていたショックも含め、胸の高鳴りを隠せない美海の内…

凪のあすから 第十七話「ビョーキなふたり」

脚本:根元歳三 画コンテ:阿部記之 演出:阿部記之 作画監督:嶋田和晃 光に続いて要が戻ってきて、女一人で生きていくと息巻いていたさゆもみんなの輪の中に居場所をみつける。それにともなって、ちさきがだんだんと外縁に押し出されている風に見えてしま…

凪のあすから 第十六話「遠い波のささやき」

脚本:横手美智子 画コンテ:柿本広大 演出:松林唯人 作画監督:高橋英樹、小島明日香、金起杜 光にならって「いつものわたしのふりをしよう」とすることで彼に寄り添わんとする美海が健気でかわいい。海中に適応できたのは、そんな彼女へのご褒美だったの…

凪のあすから 第十五話「笑顔の守り人」

脚本:岡田麿里 画コンテ:許蒴 演出:安斎剛文、原田孝宏 作画監督:西畑あゆみ、川口千里、宮下雄二 前回のエピソードにおけるちさきを見ながら、肉体は成長しても精神面は変わっていないなと思わされたものだが、今回それを光その人が裏付けてくれた。周…

凪のあすから 第十四話「約束の日」

脚本:岡田麿里 画コンテ:佐藤卓哉 演出:菅沼芙実彦 作画監督:川面恒介、大東百合恵、小島明日香、川口千里 「おふねひき」の天変地異から5年後、地上に取り残されたちさきだけが成長し、月の巴日に中学生のままの光だけが帰還する、という展開。ドラマテ…

凪のあすから 第十三話「届かぬゆびさき」

脚本:吉野弘幸 画コンテ:安斎剛文、篠原俊哉 演出:高島大輔 作画監督:野田康行 ファンタジックな設定がデフォルトなので多少の天変地異が起こっても驚かないが、よもや本当に「おふねひき」の「おじょしさま」がいけにえになるとは思ってもみなかった。…

凪のあすから 第十二話「優しくなりたい」

脚本:岡田麿里 画コンテ:安藤真裕 演出:太田知章 作画監督:川面恒介、大東百合恵 あかりのために結婚を反対していたという灯、その親心の向こうに海村と地上の「冬眠」に対する温度差が感じられる。伝承でしか知らないとはいえ着々と冬眠が進行する海村…

凪のあすから 第十一話「変わりゆくとき」

脚本:吉野弘幸 画コンテ:市村徹夫 演出:市村徹夫 作画監督:皆川一徳、小島明日香、高橋英樹、川面恒介、大東百合恵 地上人側の表情に切羽詰まったニュアンスが感じられないものの、彼らの危機にあたってこれまでのすれ違いを乗り越えて支え合う先島姉弟…

凪のあすから 第十話「ぬくみ雪ふるふる」

脚本:横手美智子 絵コンテ:安斎剛文 演出:熨斗谷充孝 作画監督:中野由香、阿部千秋、徳川恵梨、山本径子、佐藤友子 うろこ様から明かされた、氷河期を思わせる「ぬくみ雪」の静かなる脅威。地上がどれほどの寒さになるのかは知らないけど、現代の科学技…

凪のあすから 第九話「知らないぬくもり」

脚本:和場明子 画コンテ:橋本昌和 演出:松林唯人 作画監督:杉光登 サブタイトルは幼い頃に両親と別れた紡のことを指しているのだろうか。自ら父親を捨てて地上に逃げてきた光と対照的に思えたが、なまじっか観察力があるために人のデリケートな部分にま…

凪のあすから 第八話「たゆたう想いのさき」

脚本:和場明子 画コンテ:安藤真裕 演出:太田知章 作画監督:高橋英樹、川口千里、皆川一徳、小島明日香 美海からあかりへのプレゼントを探しにみんなで街へ。光が願う海人と地上人の共存を潮留家の絆に込めるようなエピソード。美海があかりに素直になれ…

凪のあすから 第七話「おふねひきゆれて」

脚本:吉野弘幸 画コンテ:浅井義之 演出:原田孝宏 作画監督:野田康行 「おじょしさま」の完成をきっかけに、中止になっていた海と地上の共同による伝統行事「おふねひき」の再開に向けて奔走。海と地上の共存に向けて光や紡が動き出す大筋は予想できたけ…

凪のあすから 第六話「巴日のむこう」

脚本:横手美智子 画コンテ:岡村天斎 演出:安斎剛文 作画監督:小谷杏子、竹下美紀 みんなと一緒に居たい、変わりたくないと願うちさきの憂鬱。幼少時代の巴日に遅れてしまうグズグズぶりから、いつの間にかちさきを連れ出すようになったまなかの変化との…

凪のあすから 第五話「あのねウミウシ」

脚本:岡田麿里 画コンテ:篠原俊哉 演出:市村徹夫 作画監督:西畑あゆみ すったもんだの末にあかりは潮留父娘と一緒になることを選び、収まるところに収まった感じ。まあ、これも排他性から滅びの道をいく海村のあまた繰り返されてきた光景の1ページに過ぎ…

凪のあすから 第四話「友達なんだから」

脚本:岡田麿里 絵コンテ:安斎剛文 演出:太田智章 作画監督:川口千里 今回は光の一本気な性格がさまざまな角度から嫌味なく描かれていてよかった。いずれにせよ、「おじょしさま」をめぐっての一悶着を見ながら、彼には紡のような人が必要なのだろうと感…

凪のあすから 第三話「海のいいつたえ」

脚本:岡田麿里 画コンテ:浅井義之 演出:高島大輔 作画監督:野田康行 光が姉想いであることはよくわかるし、地上人に対する鬱屈した感情を持て余していることもわかるので、あかりと交際していた地上の男性(潮留至)に怒りの矛先を向けるのは理解できな…

凪のあすから 第二話「ひやっこい薄膜」

脚本:岡田麿里 絵コンテ:岡村天斎 演出:安斎剛文 作画監督:高橋英樹 光の青臭さにはことごとく辟易されられるが、まなかを案じてのことだろうし、彼の地上人に対する感情の揺らぎが物語を左右する鍵になるだろうから受け入れることにする。子供たちを地…

(新)凪のあすから 第一話「海と大地のまんなかに」

P.A.WORKSによるオリジナル。 スタッフ 原作:Project-118 監督:篠原俊哉 シリーズ構成:岡田麿里 キャラクター原案:ブリキ キャラクターデザイン/総作画監督:石井百合子 キーアニメーター:高橋英樹 美術監督:東地和生 美術設定:塩澤良憲 撮影監督:…