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アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

機動戦士ガンダムAGE

機動戦士ガンダムAGE 総評

フリット編は途中から感想を書くのをやめてしまったくらい退屈だったが、学園物で目先を変えてきたアセム編からキオ編に掛けて盛り返してきた。良かったのは、どんなエピソードであってもモビルスーツによるバトル描写を入れてくるサービス精神溢れる構成で…

機動戦士ガンダムAGE 第49話「長き旅の終わり」(終)

「ヴェイガンは殲滅すべき」と口にしながらも、最後まで自身でトリガーを引くことが出来なかったフリットを「救世主」として肯定した幕引きは正直ガッカリだった。ユリンの死をきっかけに彼の価値観はフリーズしていて、ヴェイガンを憎みつつも身動きが取れ…

機動戦士ガンダムAGE 第48話「絶望の煌めき」

アセムとゼハートのドラマには一定の決着がついた格好。イゼルカントの狂気に飲み込まれフラムまでも手に掛けたゼハートを止める人間は、もうアセムしか居なかったろう。一方でキオはまったく物語に影響していないように思える。例えば、彼の不殺の精神に感…

機動戦士ガンダムAGE 第47話「青い星 散りゆく命」

キオとエイナス艦長は“祖父の七光り”で共通するので、二人の成長を重ね合わせるのだろうと想像していたけど、ディーンとセリックを犠牲にした今回のエピソードでも明確な意図が感じられなかった。キオと艦長の関わり合いがなくても、それぞれフリットの思惑…

機動戦士ガンダムAGE 第46話「宇宙要塞ラ・グラミス」

敵要塞ラ・グラミスの大型砲の攻撃でフリットが怒り心頭になったシーンは盛り上がったんだけど、それ以降のバトルシークエンスのテンションがフリットについて行けてないのがもどかしい。ザナルドの裏切りなどを見ていると、イゼルカントはその容姿や立ち振…

機動戦士ガンダムAGE 第45話「破壊者シド」

EXA-DBを守護するシドが無人機という設定が引っ掛かる。全人類共通の敵を仕立て上げることで、敵も味方も一致団結してそれを倒して大団円みたいなオチになったら面白くないと思う。フリットの復讐心とアセムやキオが開眼した反戦の対立軸を戦争が生み出した…

機動戦士ガンダムAGE 第44話「別れゆく道」

イゼルカントが語る「エデンプロジェクト」にほだされてしまうゼハートの基盤の弱さが気になってしまった。本シリーズの問題点はフリットの復讐心ではなくて、連邦、ヴェイガン問わず、彼の老害ぶりの対立軸になる価値観の不在なんだろうと考えた。だからこ…

機動戦士ガンダムAGE 第43話「壮絶 トリプルガンダム」

フリットからの指示をルナベースのヴェイガン兵を救うために組み替えたアルグレアス、そのアルグレアスからの指示を汲み取りヴェイガン兵を救うために奔走したセリック、とキオの不殺の精神が連邦軍に伝播しているようで、フリットが一人孤立している構図に…

機動戦士ガンダムAGE 第42話「ジラード・スプリガン」

何の伏線もなくいきなり現れたキャラクターの掘り下げを戦闘中の回想で間に合わせようとする突貫工事に、スピード感がスポイルされっ放し。主眼であるはずのキオの不殺の決意が、スプリガンの過去編にすっかり食われてしまっている。70年にわたる長期スパン…

機動戦士ガンダムAGE 第41話「華麗なフラム」

フラムの機体「フォーン・ファルシア」にはユリンを思い出してしまうが、フリットの復讐譚のきっかけとなったユリンに対して、そのフリットが牛耳る連邦への復讐に燃えるフラム、というパイロットの逆転が示唆的な構図だった。それは、キオの不殺への決意を…

機動戦士ガンダムAGE 第40話「キオの決意 ガンダムと共に」

第四部・三世代編スタート。 三者三様のスタンスで戦争に立ち向かうアスノ家三代という三すくみ構図そのものは面白いと思う。セカンドムーンでの見聞とアセムの生き様にインスパイアされたキオが自身の戦い方に目覚めたというプロットも分かる。しかしながら…

機動戦士ガンダムAGE 第39話「新世界の扉」

エデン実現への理想と亡き息子を通したキオへの思い入れが、イゼルカントの中で像を結んでくれないので、ヴェイガン首領としてのカリスマが感じられない。いきおい、物語に惹きつけられる要素がほとんど感じられなくなってしまっている。味方も敵も「家族」…

機動戦士ガンダムAGE 第38話「逃亡者キオ」

サブタイ見てキオが自力で脱走したのかと思いきや、親父に一方的に助け出されてとは拍子抜け。親子の再会にほとんど情緒らしきものが感じられなかったのは、演出の熱量不足だけではなく、キオのアセムへの感情、あるいは海賊に身をやつしたアセムの内面が、…

機動戦士ガンダムAGE 第37話「ヴェイガンの世界」

捕虜になったキオのヴェイガン本拠地見聞記。アノン兄妹との邂逅すらもイゼルカントの掌中ではないかと勘繰ってしまうが、ヴェイガンの民が上層部から搾取されているのではなく、イゼルカントのもとに挙国一致で団結しているのであれば、かえって違和感がな…

機動戦士ガンダムAGE 第36話「奪われるガンダム」

脚本の意図かどうかは分からないけど、親離れすることで独り立ちしたロディとアセムを、いまだ祖父のコントロール下にあるキオの未熟さと対峙させているように思える。ただ、フリットに懇願して妥協を引き出したアセムは、いまだ父親に依存しているのか、あ…

機動戦士ガンダムAGE 第35話「呪われし秘宝」

「呪われた秘宝」と呼ばれるコロニー国家戦争以前の兵器情報データベース「EXA-DB(エグザ・ディービー)」をめぐるディーヴァとヴェイガンの争いに。アッシュの「(EXA-DBを)今は連邦もヴェイガンも血眼になって捜しているはずだ」という台詞から、フリッ…

機動戦士ガンダムAGE 第34話「宇宙海賊ビシディアン」

二代目が宇宙海賊の首領になっていたとはあまりにも予想外だった。フリットは内側から、アセムは外側から連邦の膿を出し切ろうとする構図に見えるが、AGEシステムの奪還を目論んでいたアセムは、フリットの連邦でのやり方に疑問を持っていたようでいて、その…

機動戦士ガンダムAGE 第33話「大地に吠える」

戦闘マシーンとして技術だけを仕込んでおいて、戦場で自我に向き合って克服せよとは、幼いキオにとってあまりにも酷だが、少年兵というものはもとよりそんな扱いなのかもしれない。あと、「私は司令ではない」と言いつつアルグレアスに指示するフリットを見…

機動戦士ガンダムAGE 第32話「裏切り者」

シャナルアとの別れをキオのフリットからの自立のきっかけにするにしても、もう少しお互いの交流シーンが欲しかった。あと妹の治療のために金が足りないという理由も弱くて、どうせならヴェイガンの科学技術でなければ妹の治療が叶わないといった理屈を持っ…

機動戦士ガンダムAGE 第31話「戦慄 砂漠の亡霊」

フリットによって無自覚な殺人マシーンに仕立て上げられたキオに、ヴェイガンであってもいたずらに殺めることを良しとしないシャナルアをぶつける分かりやすい展開。尊敬するフリットの言いつけを妄信しながら、シャナルアの指導も素直に受け入れてしまうキ…

機動戦士ガンダムAGE 第30話「戦場になる街」

実戦デビューどころか実機で訓練もしたことがないキオが、前世代から百戦錬磨のゼハートといきなり一騎打ちという描写にどう反応していいのやら。それはいいとして、アセム編で釈放されたグルーデックといい、今回のフリットといい、引退した老人の影響力を…

機動戦士ガンダムAGE 第29話「じいちゃんのガンダム」

第3世代キオ編スタート。 伸び伸びと育った印象のキオはどうやらXラウンダーらしいので、アセムのような屈折した感情をフリットに抱くことはないかもしれない。むしろ、Xラウンダーゆえのプライドや孤独さに由来する苦悩へのフォーカスを予想してしまう。そ…

機動戦士ガンダムAGE 第28話「地球圏の動乱」

第2世代アセム編完結。 最後まで父親フリットの尖兵扱いのようでありながら、自身の大切な人たちを守ることができたアセムは、2代目という枷の中で彼なりの自己実現を果たしたのかもしれない。そして、大切な人たちを守れなかった悔恨から復讐に身をやつし続…

機動戦士ガンダムAGE 第27話「赤い夕日を見た」

クライマックスのヴェイガン巨大要塞の破壊に関しては、ゼハートの思惑とアセムの思惑が合致したから格好はついたものの、それぞれの部下や同僚の相次ぐ落命を背景として、敵対する司令官と一兵卒の蜜月を強調する脚本が、どうしても茶番にしか思えなくてい…

機動戦士ガンダムAGE 第26話「地球 それはエデン」

結局、ウルフ隊長を生け贄にしてまで父親の尻拭いを息子がせざるを得ない展開にしてしまったか。まあ、あくまでもフリット個人への私怨だけで動く一兵卒デシルに対して、デシルへの怨みをヴェイガン全体へのそれに拡大させた司令官フリットという、両者の立…

機動戦士ガンダムAGE 第25話「恐怖のミューセル」

セキュリティ面の詰めの甘さは今に始まったことではないけれど、フリットがヴェイガンを憎むに至った元凶であるはずのデシルに情けを掛けているようにしか思えない描写は引っ掛かる。最後まで生かしておいて、滅び行くヴェイガンを見せ付けてやりたいと考え…

機動戦士ガンダムAGE 第24話「Xラウンダー」

ゼハートの「お前がお前のままでいられる」、今の彼にとっては精一杯の思いやりでも、今のアセムにとっては身を抉られるような言葉だろう。父親と友人がそれぞれ有するXラウンダーの能力に、日常においても戦闘においても苛まれるアセムの描写がそれなりに浸…

機動戦士ガンダムAGE 第23話「疑惑のコロニー」

ヴェイガンそのものを憎む父親とヴェイガンだった親友を許せない息子。2人の隔絶を非情さの違いで表現したいという意図は分かる。ただ、フリットにとってアセムがどんな息子であるのか、あるいはアセムにとってフリットがどんな父親であるのか、2人の関係性…

機動戦士ガンダムAGE 第22話「ビッグリング絶対防衛線」

ヴェイガンXラウンダーの精鋭部隊とそれを予測したフリット司令の戦術の攻防がバックグラウンドになっていて、見せ場であるフリットの出撃までスピード感のあるバトルシークエンスで見応えがあった。古くからの戦友であるウルフからの信頼や、Xラウンダーの…

機動戦士ガンダムAGE 第20話「赤いモビルスーツ」

全くイメージできなかったが、ゼハートはデシルの弟だったと。デシルに引導を渡すのはフリットの責任だと思うけど、(劇中では)偉大な父親との葛藤の中で、アセムにどこまでの重荷を背負わせるのかが気がかり。何かかつての親父の甘さの尻拭いを息子がさせ…