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アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

神のみぞ知るセカイ

神のみぞ知るセカイII 総評

ハクア登場以降は一期の水戸黄門的パターンを逆手にとったエピソードが続き興味は引かれたのだが、現実世界に理想を見出し始めた桂木桂馬の活躍は三期以降になるようだ。しかしながら、私的に本シリーズにお付き合いするのはこの二期で終わりにしたいと思う…

神のみぞ知るセカイII #12(終)「サマーウォーズ」

桂馬の常軌を逸したゲーマーぶりを延々と描いていくだけの、一期最終話と同じパターン。Aパートで過去のヒロインズが一人ずつ姿だけを見せる演出は良かったし、Bパートのパロティ連発による桂馬の脳内一人芝居も面白かった。あと今回は、小阪ちひろ編でリア…

神のみぞ知るセカイII #11「いつも心に太陽を」

プロレス会場での純の桂馬に対する呼び方が「きみ」「あなた」「あんた」と変わっていくところが、彼女の不安定な内面を雄弁に表していて目を引いた。やっぱり日本語の二人称って繊細で面白い。桂馬のほうと言えば、その先生を終始「お前」呼ばわりというブ…

神のみぞ知るセカイII #10「スクール☆ウォーズ」

あの二階堂を攻略しようだなんて常軌を逸していると思わざるを得ないが(何を今更と言われそう…)、そんな「神にーさま」の意外な弱点は向こうからアプローチしてくる陽性タイプらしい。糠に釘な純に翻弄される桂馬をもう少し見ていたかった気もするけれど、…

神のみぞ知るセカイII #9「2年B組 長瀬先生」

熱血教育実習生・長瀬純編スタート。桂馬を矯正しようと燃える純の攻略には、おそらく彼のアンデンティティを揺さぶった小阪ちひろ編が伏線として活きてくるだろうな。今回のエピソードが「落とし神」の内面にどういう変化をもたらすのかが目下の感心事。駆…

神のみぞ知るセカイII #7「Singing in the Rain」

小阪ちひろ編決着。ちひろが桂馬を似た者同士と思っていたという独白は腑に落ちたけれど、自信の無さから逃げたいがために憧れの男子にアタックし続けるちひろと、現実の拒絶を自信で押さえ込んでいる桂馬の対照は、結構容赦ない構図だった。だからこそ、現…

神のみぞ知るセカイII #6「10%の雨予報」

記憶を失くしても暴力癖は遺伝子レベルで健在なのか高原歩美。それにしても竹達さんはあの甲高い声とともに暴力ツンデレヒロイン声優として釘宮さんの後継者ポジションを占めつつあるな、少なくとも私の中では。まあ本作の場合、神にーさまこと桂木桂馬のキ…

神のみぞ知るセカイII #5「たどりついたらいつも雨ふり」

「モブキャラ」小阪ちひろ編。ハクア編に続き1期の様式美をネガポジ反転したような設定。現実の恋愛に前向きな事が果たしてモブキャラの条件なのかどうかは良くわからないが、ちひろの存在がゲーム世界に没頭する桂馬へのカウンターであることは理解できる(…

神のみぞ知るセカイII #4「地区長、誇りを取り戻す。」

心に隙間さえあれば同業者の悪魔ハクアですら攻略対象になる、そんな彼女を救済するのはいつもの桂馬ではなく旧知のエルシィだった…という展開に今までのエピソード群を踏まえた厚みが感じられた。人物作画も美しくて序盤の白眉と言えそうな出来映え。贅沢を…

神のみぞ知るセカイII #3「地区長、来たる。」

望月智充コンテ回。エリートなのに仕事ができない、プライドが高すぎて素直になれない、という地区長ハクアの設定は現実にもありがちだ。そんなハクアを看破する桂馬の洞察力に胸がすく。ハクアの暴力ツッコミは鬱陶しいが(春日楠でお終いと思ってたのにな…

神のみぞ知るセカイII #2「一拳落着」

暴力ツッコミはいちいち鬱陶しいが、楠の表現は作画も含めて秀逸だった。二重人格の半身がドッペルゲンガーになる設定は珍しいものではないけれど、等身大のヒロインが抱える悩みがストレートに演出されていてお見事。ただ、女らしさを肯定する半身が桂馬の…

神のみぞ知るセカイII #1(新)「一花繚乱」

原作未読。テレビシリーズ1期は視聴済。 個性的な世界観と主人公に1クールのブランクは無しも同然。それにしても、シリーズ最初の攻略対象に暴力ヒロインを配役する法則でもあるんだろうか。まあ「軟弱者」に手を上げるのは、春日楠の内面的な弱さの発露であ…

神のみぞ知るセカイ 総評

主人公の桂木桂馬については、ギャルゲーのロジックでもって現実の女子を攻略するというアイデアそのものは興味深かったものの、終ぞ人間的な魅力を感じることはなく、彼がヒロインを攻略するクライマックスもカタルシスに乏しかった。もっとも、最終話の大…

神のみぞ知るセカイ #12(終)「神以上、人間未満」

今までの現実世界でのヒロイン攻略は仮の姿で、ゲームの世界こそが終の棲家だという主人公の立場を改めて強調してみせたような最終話。終始家に籠りっ放しで、エルシィを除いて(現実世界の)ヒロインズを一切登場させなかった脚本が象徴的。積みゲーを同時…

神のみぞ知るセカイ #11「おしまいの日」

9話から印象的だった「図書館少女」汐宮栞の演出が極まった感じ。寡黙で引っ込み思案、でも自意識過剰という彼女の性格を、唯一彼女が安らげる図書館という舞台を使ってミュージカル風に演出。何といっても、図書館内を舞うおびただしい数の本のシーンが緻密…

神のみぞ知るセカイ #10「あたしの中の……」

「ありがろん」が、汐宮栞が、可愛すぎて生きるのが辛い…。 他にも「ばかぁ〜」とか「あふぉ〜」とか、これは極上の花澤香菜キャラだわ。 ジャブのような桂馬の仕掛けに、心ならずも反応していく栞の変化が丁寧に拾われている。寡黙でも頭の中はフル回転とい…

神のみぞ知るセカイ #9「大きな壁の中と外」

噂の図書委員図書館少女・汐宮栞のエピソード開始。 クラシカルかつシアトリカルな音楽とモノローグが織り成す幻想的な雰囲気で栞の本好きを強調していく演出が、彼女の図書館と本への愛情を雄弁に表現していて面白かった。サブタイトルからすると、桂馬が彼…

神のみぞ知るセカイ #8「Coupling with with with with」

原作者の脚本による幕間回。シナリオの時系列を巻き戻して分岐させる手法はポップだったけれど、コメディにしては弾け方が足りないような気がした。桂木桂馬とエルシィのキャラクターが噛み合っていないからかもなぁ…。まあそこが味なんだが。本作に限らない…

神のみぞ知るセカイ #7「Shining Star」

中川かのんが桂木桂馬に対して抱いたはずの好意は最後まで伝わりにくかったので、かのんが一人で悩んで一人で立ち直ったように思えた。むしろかのん視点だと、桂馬が彼女にとってのアイドルというか救世主のような逆転現象。相手がアイドルということもあっ…

神のみぞ知るセカイ #6「ワタシ平凡?」

トップアイドルならではの孤独が過去のトラウマを呼び起こすという、中川かのんの有名人ゆえの悩みが見えてくる。不思議と低温で断片的なシーンのパッチワークでかのんの内面を膨らませていくのだが、それだけにフックに欠ける印象もある。だからといって退…

神のみぞ知るセカイ #5「IDOL BOMB!!」

現役アイドルを歯牙にもかけない桂木桂馬は、さすが落とし「神」と呼ばれるだけの事はある。まあ、生身の女子を相手にしてもキョドる事無く堂々と立ち振る舞える時点で、凡百のオタクと違うわけだが。チヤホヤしてくれる100人よりもシカトされる1人の方が気…

神のみぞ知るセカイ #4「今そこにある聖戦」

4話目で目先を変えてきたな。ループするバグのあるギャルゲーヒロインの攻略話。攻略対象が現実のヒロインでないという予備知識だけで、これほど印象が違うものなのか。今回はゲーム中の世界が桂馬にとっての現実世界の如く演出されていて、彼にとっては現実…

神のみぞ知るセカイ #3「ドライヴ・マイ・カー」「パーティーはそのままに」

桂木桂馬のゴキブリ並みの打たれ強さは、それこそある種のギャルゲーの主人公そのまんまだろう。決して女と仲良くなりたいわけではなく、あくまでも駆け魂集めの手段としてクールにこなしているところが面白い。そんな桂馬の在りように賛否両論ありそうだが…

神のみぞ知るセカイ #2「あくまでも妹です」「ベイビー・ユー・アー・ア・リッチ・ガール」

「あくまでも妹です」:エルシィに振り回されつつもブレない桂馬のキャラクターが面白い。桂馬とエルシィの人となりを知るには充分なエピソード。 「ベイビー・ユー・アー・ア・リッチ・ガール」:攻略前のエルシィとの特訓はお約束になるんだろうか。 桂木…

神のみぞ知るセカイ #1(新)「世界はアイで動いている」

原作未読。制作委員会方式が当たり前な深夜枠には珍しいテレビ東京とジェネオンの制作でアニメーション制作がマングローブとは、かなり力が入った企画なのだろうか。 ギャルゲーで培ったテクニックで現実の女たちを攻略していく、というコロンブスの卵(とい…