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アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

青の祓魔師

(新)青の祓魔師 京都不浄王篇 第壱話「嚆矢濫觴」

原作漫画未読。テレビシリーズ第1期、劇場版は視聴済み。 スタッフ 原作:加藤和恵(集英社「ジャンプスクエア」連載) 監督:初見浩一 シリーズ構成:大野敏哉 キャラクターデザイン:佐々木啓悟 総作画監督:佐々木啓悟、高田晃 副監督:河合滋樹 サブキャ…

青の祓魔師 −劇場版− (2012年)

BS11のオンエア(2016年12月31日)を視聴。原作漫画未読。テレビシリーズ第1期視聴済み。 スタッフ 原作:加藤和恵(集英社「ジャンプスクエア」連載) 監督:高橋敦史 助監督:久保川絵梨子 脚本:吉田玲子 絵コンテ:高橋敦史 キャラクターデザイン・総作…

青の祓魔師 総評

初回を観た段階ではやたら殺伐とした世界観に思えたけれど、いい意味で予想を裏切られた。主人公の燐も学友たちもとても好感の持てるいい子ばかりで、彼らの交流の温かさには癒されることが多かった。ただ、雪男が(教官だったという役回りもあって)燐たち…

青の祓魔師 #25(終)「時よ止まれ」

序盤から予想できた兄弟の共闘だけれど、作画のエネルギーとは裏腹に前話からの流れで淡白な印象に終始した。エンジェルの助太刀も然り。 全ては自分の掌の内とばかりにほくそ笑むメフィストと、『C』最終話の真坂木のイメージがタブってしまって苦笑させら…

青の祓魔師 #24「魔神の落胤(サタンのこ)」

サタンはユリとの子供である奥村兄弟に対しては全く愛情がないらしい。それだけユリに対する想いと二人を引き裂いた人間に対する怨みの純度が高かったという裏返しなんだろう。ただ、サタンにしろエルンストに篭絡された雪男にしろ、それぞれの内面への掘り…

青の祓魔師 #23「真実」

ふうん、サタンは人間と仲良く(アッシャーと共存)したかったけれど、全ては一方的に悪魔を迫害し続けた人間側の責で、「青い夜」も当然の報いだったということか。考えてみれば前話の感想で書いたとおり、悪魔が市井の人々に危害を加えたという具体的な描…

青の祓魔師 #22「悪魔狩り」

問答無用で収監して裁判なしで処刑とは中世の魔女狩りも真っ青だ。訳のわからんまま生け贄にされた燐が可哀想なだけだった。これまでのエピソードでアッシャーにおけるゲヘナの悪影響について具体的な描写がなかったので、唐突に行われた悪魔狩りに説得力が…

青の祓魔師 #21「秘密の花園」

初回を観た段階では序盤から展開すると思われた奥村兄弟の対立軸を、この土壇場になって持ってきた。ただ、雪男のヴァチカンやメフィストに対する不満のような、変節に値するだけの追い込みが今までの話数でほとんど見られなかったので、いささか唐突に感じ…

青の祓魔師 #20「假面(カメン)」

やっぱりシリアスなフェーズに入ると今一つだな。焔をコントロールできるようになった燐に、己の無力さを痛感した雪男がダークサイドに飲み込まれてもおかしくない展開だったけど、彼らの祖父を名乗る人物がどう関わっていくのか(棒読み)。それにしてもだ…

青の祓魔師 #19「なんでもない日」

やっぱりシリアス話よりもこんなハートウォーミングな話のほうが楽しめる。竜士の仕切り屋ぶりは14話の化燈籠渡河ミッションを髣髴させたし、彼の計らい(たぶん)で距離を縮めた燐と子猫丸の共同作業も良かったし、しえみがお誕生日会のやり方を知らなかっ…

青の祓魔師 #18「颶風(グフウ)」

「ただのアホ」「腹ん中には何もないねん」 直情径行型の燐の本質を誰よりも見抜いているのが、同じく直情径行型(に見えて思慮深い)竜士だというのは、気持ちがいいし安心感がある。で、燐を畏怖する慎重で臆病な子猫丸の向こうに、近からずとも遠からずな…

青の祓魔師 #17「誘惑」

正体が割れた燐への仲間たちへのスタンス、「青い夜」に巻き込まれた男子3人組のしこりに対して、特に構えたところのない女子2人の態度は安心感がある。加えて、コミカルな描写を随所に挟む演出も、主人公を限界まで追い詰めない作り手の優しさが伝わってき…

青の祓魔師 #16「賭(かけ)」

燐を助けようと必死な仲間たちが熱い。竜士は今までの態度からして、サタンの落胤であるという理由だけで燐を拒絶したりはしないだろうし(隠していた事に対して怒りはすれ)、燐との関わりがさほど無かった子猫丸に反感を表明させた流れは自然。で、子猫丸…

青の祓魔師 #15「やさしい事」

ロングショットでスケール感を演出した燐とアマイモンのバトルが、闇夜に青いエフェクトも映えて迫力満点。アマイモンの仲間たちへのいたぶりがもっとエグければ盛り上がったのだが、オンエアの時間帯とターゲットのファン層を考えるとあれが限界か。しえみ…

青の祓魔師 #14「愉しいキャンプ」

林間学校と銘打った実戦訓練。燐の料理の腕前にみんなが驚く件など(反応が素直でかわいい)、生活感のある描写が相変わらず秀逸。バトルアクションよりも日常描写に面白味を見出せる作品になるとは思わなかった。化燈籠に川を渡らせる竜士のアイデアとその…

青の祓魔師 #13「証明」

シュラの燐への「尋問」は最後に燐が一矢でも報いておればスッキリしたのにな。前回の対アマイモン戦に続いてやられっ放しなのでストレスが溜まる。日常描写とかハートウォーミングなお話は見るべきものがあるのに、シリアスバトルに振った途端に物足りなく…

青の祓魔師 #12「鬼事(おにごっこ)」

遊園地での 燐×アマイモン と しえみ×ゴースト の鬼ごっこ二元中継。しえみと燐がそれぞれの鬼を追いかける「待て〜!」という台詞を繋げるあたり、分かり易い演出。本来の任務であるゴーストを追いかけるしえみのあずかり知らぬところで、自身が悪魔の子で…

青の祓魔師 #11「深海の悪魔」

麻呂眉・出雲ちゃんのひと夏の小さなアバンチュール(あーはずかしー)。ツンの範囲内とはいえ出雲のいろんな表情アラカルトにコスチューム・チェンジもあいまって眼福だった。あと出雲の洋平くんに対する態度が、お姉さんぽさと子供っぽさを同居させた表現…

青の祓魔師 #10「黒猫(ケットシー)」

獅郎の使い魔だったケットシー・クロの話。人間と悪魔の絆を描いた『夏目友人帳』(こっちは妖怪だが)ばりのハートウォーミングなお話だったけど、クロの暴走と調伏に絡めた兄弟と父子との関係性の描写が秀逸で見応えがあった。まず兄弟喧嘩で二人の獅郎に…

青の祓魔師 #9「おもひで」

チンピラに優等生に引っ込み思案に不良にツンデレにとメインキャラクターの属性は様々なれど、どの子も常識的というか親しみが持てる造形が施されている。お互いをフォローし合う病室でのやりとりにはパーティーならではの一体感があって、これからの盛り上…

青の祓魔師 #8「此(ここ)に病める者あり」

不良っぽい外見と言葉遣いなのに勤勉な優等生っていう竜士は、意外と珍しいキャラクター造型ではなかろうか。彼だけではなく、燐の前で意外と早くデレてしまった出雲や、成績や態度が悪くても素直な燐を見ていると、やんちゃな子供たちを「しょうがないわね…

青の祓魔師 #7「友千鳥」

麻呂眉こと神木出雲しか眼中にないしえみに無視されっ放しだった朴朔子が気の毒だったけれど、その朴さんがやたらいい子で泣けてきた。心証を害してもおかしくないところ、しえみへの気遣いも出来るとは立派過ぎるけれど、エクソシストとしては優しすぎるの…

青の祓魔師 #6「まぼろしの料理人」

「竈の精」ウコバクと厨房対決。学園主席で講師でもある雪男がウコバクに気付かなかったとか、設定面の緩さはもう仕様として受け入れるしかないか。コミカルタッチではあったけれど雪男が燐に依存している描写もされて、育ての親の死を巡って激しく対立する…

青の祓魔師 #5「祟り寺の子」

男子同士のいがみ合いなんて久しぶりに見た。深夜枠作品ではあまりお目にかかれない、如何にも少年漫画って感じがする。燐にしても竜士にしても短絡的で喧嘩っ早い性格ではあるけれど、優しかったり義理堅かったりする一面を見せることでマイルドな印象にま…

青の祓魔師 #4「天空(アマハラ)の庭」

杜山しえみ登場回。お話的にも絵的にも母の日に相応しいエピソードで、色鮮やかな庭園の描写が目に楽しかった。親を殴るような子供が跋扈する作品が多い昨今だけに、燐がしえみに母親への謝罪と和解を促した場面はとても好ましい後味だった。ただ、簡単に禁…

青の祓魔師 #3「兄と弟」

父親の死をきっかけに袂を別った兄弟がそれぞれの場所で経験を積んでクライマックスで相まみえる…という展開を勝手に予想したのだけれど、入学した学校が同じでしかもルームメイト(先生と同室なんて絶対に嫌だわ…)という展開にいささか驚かされた。事実を…

青の祓魔師 #2「虚無界の門(ゲヘナゲート)」

オンエア視聴時は、「悔しかったら、少しは俺に成長の程を見せてみろ」という獅郎への答えとして、禁じられた悪魔の力に頼ってしまった燐に脱力させられたが、録画を見返してあの絶体絶命の状況ではああするしかなかったのだと思い直した。燐の悪魔化は、彼…

青の祓魔師 #1(新)「悪魔は人の心に棲む」

原作未読。 主人公二人が子供なせいであからさまではなかったけれど、全体を支配するダークで苦み走ったムードは岡村天斎監督の作風が滲み出ている印象。「サタンの子」でありががら「祓魔師」の跡取りである主人公の苦悩と運命を別たれた兄弟の愛憎劇が主題…