flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

BLOOD-C

劇場版 BLOOD-C The Last Dark

初公開から1ヵ月余、広島が追加されてようやく観ることができた。 メインスタッフは、監督が水島努さんから塩谷直義さんに代わった以外は、ほぼテレビシリーズと共通。 公式サイト:劇場版『BLOOD-C The Last Dark』2012.6.2解禁! http://blood-c-movie.jp/…

BLOOD-C 総集編 後編「ひともをし」

グロシーンのオミットは仕方ないが、シリーズ中の白眉だったクライマックスもかなり圧縮気味で、小夜が追い詰められていく空気感の変化にニュアンスが足りない感じがした。個人的には、やっぱり12話あっての『BLOOD-C』だと再確認。 劇場版は6月30日から広島…

BLOOD-C 総集編 前編「たまのをよ」

BS11のオンエア。劇場版『BLOOD-C The Last Dark』に先駆けてのテレビシリーズ総集編。 劇中で小夜に想いを寄せていた鞘総逸樹による語りが、社会実験と人体実験を兼ねていた「ザ・サバイバル」の異常性を浮かび上がらせる。スタートから小夜にまつわる全て…

BLOOD-C 総評

1〜5話が幼虫・6〜10話が蛹・11〜12話が成虫…ってな感じのヤママユガの一生みたいなストーリー構成に感じられた。つまりクライマックスの小夜の本性覚醒を鮮やかに演出したいがために、退屈さを覚悟で序盤の話数を要したのだと理解した。もともと2クールの予…

BLOOD-C #12(終)「わすれじの」

眠気を誘われるような倦怠感で引っ張ってきた中盤までが効いていて、最終話のどんでん返しはカタルシスに満ちていた。本作のコンセプトであろうツートンを見事に体現していたと思う。本性を現したメインキャストたちのチープ極まりない醜さと、ついに本性に…

BLOOD-C #11「たれをかも」

香奈子の陰湿な喋り口調による小夜と村の正体開陳シークエンスは、メインキャストたちのあまりにも醜く安っぽい本性もあいまって予想以上の酷さだった。でも、そんな「茶番」のいたたまれなさが、小夜なる存在の特殊性、異物性、悲劇性をより強調していたよ…

BLOOD-C #10「ふくからに」

あれほど思わせぶりだった慎一郎ですらあっけなく…と思いきや求衛姉妹もあっけなく(以下略)。自分なりにこの世界の全体像や小夜の正体は掴めているのだが、香奈子が言う「茶番」とは具体的にどういうことなのか、次話を待ちたい。首から下は脊椎骨だけとい…

BLOOD-C #9「こころにも」

守るといいながら誰も守れない小夜にストレスが溜まるけれど、理由あってのことだろうから静観する。凄惨な光景が繰り広げられているのにも関わらず、それほど切羽詰ったものを感じないのは、今までに伏線が張られたこの村の実体もさることながら、小夜のリ…

BLOOD-C #8「よのなかよ」

小夜は慎一郎の気持ちに気付かないのではなく気付けないのだろう。常軌を逸した天然ぶりが、ロボットのような無機的なものを連想させる。彼女の一挙手一投足が、その正体を強烈に暗示していて重苦しかった。 ヒロインの異物感をこれほど冷酷に描写する作品は…

BLOOD-C #7「うかりける」

まだ確証は持てないが、小夜の正体というか由来が何となく見えてきた感じ。目の前で展開される映像は凄惨で狂気じみているのに、あまり重たい印象がないのは、どこか石見神楽の舞台のようなシアトリカルな空気が支配しているからか。あの閉鎖的な村そのもの…

BLOOD-C #6「かぜをいたみ」

今までの呑気な日常の空気が剣呑なそれに急変したグラデーションなしの落差は、日常と非日常のツートンが本作の作品コンセプトだという私的解釈を裏付けていたように思う。悪趣味な鬱展開と言われれば全くそのとおりだが、非情な展開にただ一人抗い続ける小…

BLOOD-C #5「めぐりあひて」

話数を重ねるごとに進化する「古きもの」の言語能力が、現実世界への侵食とシンクロしていて不気味。今までが日常と非日常のツートンいう水戸黄門的テンプレだったからこそ、変化が手に取るように分かる次第。そして物語の中心にはいつも小夜がいるという構…

BLOOD-C #4「なげけとけ」

静謐な雰囲気の中で展開されるバトルは、相変わらず独特な描写で惹きつけられる。「古きもの」の形態や戦闘の自由度が高いので、ヴィジュアル的にも面白いんだけれど、初回のお地蔵様みたいに無言で襲ってくるほうが凄みがあって面白かったような気もした。…

BLOOD-C #3「ひとはいさ」

前話までは、作品のモチーフである(と勝手に解釈している)黒と赤のツートンに象徴されるとおり、“昼のサヤ(日常)”と“夜のサヤ(非日常)”を明確に描き分けていたけれど、今回は非日常が日常に侵攻してくるというか、両者の間にグラデーションが現れた話…

BLOOD-C #2「きみがため」

OP映像や三荊学園の制服に象徴される黒と赤のツートンこそが本作のコンセプトなのだと、グラデーションのない日常と非日常の共存に思わされた。日常でのボケボケな小夜と「古きもの」を倒す精密機械のような小夜を無理やり同居させているパターンがシンプル…

BLOOD-C #1(新)「あまつかせ」

『BLOOD』シリーズは『BLOOD+』のみ視聴済。CLAMPと水島努監督のコラボといえば『XXXHOLiC』シリーズを思い出すけど、本作の方向性はもちろん違う。 喫茶店のイケメンお兄さんやクラスメートの双子を始めとする、むせ返るようなCLAMP臭に耐えつつ観てきたお…