flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

TIGER & BUNNY

TIGER & BUNNY 総評

ヒーローたちのキャッチーなヴィジュアルや個性的な言動は大いに楽しませてくれたし、主役二人以外の当番回でも虎徹とバーナビーの関係を進めていくストーリーも良かったと思う。割りを食った他のヒーローたちの存在感が薄かったのは仕方ないだろうなあ。 全…

TIGER & BUNNY #25(終)「Eternal Immortality.(永久不滅)」

週末以降しばらく衛星放送が観られないので、USTREAMの配信で視聴。 主役二人以外のヒーローズがストーリーに乗っかっているだけという印象はもったいなかったけど、もとより虎徹とバーナビーの物語だからな。それよりも、NEXTの市民権を得るために修羅の道…

TIGER & BUNNY #24「Nothing ventured, nothing gained.(虎穴に入らずんば虎児を得ず)」

NEXTを「化物」と言い放った舌の根も乾かぬうちに、H01と比べて「人間崩れ」と見下す脈絡のなさに、ロトワングのNEXTに対する歪んだ感情がうかがえた。だからヒーローズに対する姑息な責めに説得力があった。それにしても斎藤さんとベンのコンビは頼りに…

TIGER & BUNNY #23「Misfortunes never come singly.(不幸は単独では来ない)」

マーベリックの暗躍の動機はNEXTの市民権の獲得だったと思うけど、NEXTの存在を全否定するロトワングと組んだのは、NEXTである自分すらも否定する事になるのではないか。彼の内面がNEXTの権利から世界征服(我ながらチープな喩え)にすり替わってしまったと…

TIGER & BUNNY #22「Bad luck often brings good luck.(人間万事塞翁が馬)」

楓の能力を上書きしてしまったスカイハイも迂闊なら、事前に注意しなかったワイルドタイガーも間抜け。まあ、ライトな作風が身の上ということをこちらも承知しているので、深刻ぶらずにコミカルに表現してくれるほうがお似合いだ。それにしても前話に続いて…

TIGER & BUNNY #21「Heaven helps those who help themselves.(天は自ら助くる者を助く)」

マーベリックの記憶操作対象が「HERO TV」関係者(とネットワーク)だけだったのは、彼の言動からして故意ではなく瑕疵だったんだろうな。何とも間抜けな話だが、これくらいの緩さは許容して楽しむのが吉なのかもしれない。あと、祖母が楓に虎徹がヒーローで…

TIGER & BUNNY #20「Full of courtesy, full of craft.(口に蜜あり、腹に剣あり)」

視聴している私も記憶操作を受けたような、すりガラスの向こうを見ているような不思議な感触の話だった。普段は冴えなくても、いざという時は切れるところを見せるのがアニメ主人公の典型なんだろうが、鉄火場においてもボケ倒す虎徹おじさんの呑気さは、そ…

TIGER & BUNNY #19「There’s no way out.(袋の鼠)」

マーベリックの台詞「NEXTへの偏見が世間にまだ色濃く残っていた」は、前話のクリームの過去話のとおり。で、楓がバーナビーに夢中なのは、あるいはNEXTの能力が発現しても父親や祖母の変わらぬ愛情を受けているのは、マーベリックの思惑通り「HERO TV」のお…

TIGER & BUNNY #18「Ignorance is bliss.(知らぬが仏)」

現在の楓と少女時代のクリームを対とした、NEXTの光と闇。約束を反故にし続ける父親に怒る楓は可哀相だけれど、それでも周囲の人々に愛されているように見え、同じNEXTながら生に絶望するほどの酷い差別を両親からも受けてきたクリームとの断絶を感じさせた…

TIGER & BUNNY #17「Blood is thicker than water. (血は水よりも濃い)」

日本(をモチーフにした)家屋にバタ臭いキャラクターのミスマッチが新鮮だった。作劇上の都合とは言え、虎徹が楓に自分の仕事を明かせないのはもどかしいな。せっかく娘に父親としての存在感を見せたのも束の間、列車から交わした約束はまた反故にされそう…

TIGER & BUNNY #16「Truth lies at the bottom of a well.(真実は井戸の底にある)」

ジェイク編が私的には今一つだったので、ストーリーに対する興味が下降気味だったのだけど、レジェンドをめぐるワイルドタイガーとルナティックの因縁が明かされて、再び上向きになってきた。まあ本作のこと、捻くれた展開にはしないだろうから、歪んだ正義…

TIGER & BUNNY #15「The Sky's the limit…(限界は空高くに)」

視聴者からみたスカイハイは不憫だったけれど、彼とすれば知らずに済んだのが不幸中の幸いだったように思う。「なぜ?」というシスの問い掛けを前向きに解釈できる彼であれば、シスとの交流の想い出を糧に立ち直ることができるだろう。虎徹と娘のすれ違いと…

TIGER & BUNNY #14「Love is blind.(恋は盲目)」

まさかバーナビーがカリーナに対して虎徹の良さを説く展開になるとは思わなかった。作品タイトルを考えれば順番が逆だろうと。そのカリーナがタオル一枚でデレるのも伏線があったにせよ早くて、人間関係をドロドロ引っ張らないのは西田征史さんの基本姿勢な…

TIGER & BUNNY #13「Confidence is a plant of slow growth.(信頼という木は大きくなるのが遅い木である)」

敵を欺くにはまず味方から。前話の、虎徹がジェイクのバリア能力をビームと勘違いしてバーナビーの信用を失った件が伏線になっていたので、「超聴覚」のミスリードに見事にしてやられた(虎徹おじさんまた勘違いしてやがる、と思ってしまった)。プロット的…

TIGER & BUNNY #12「Take heed of the snake in the grass.(草の中にいる蛇に用心せよ)」

二次元におけるゴツイ系キャラ不遇の法則(苦笑)に従い、瞬殺されるシーンすら描写されなかったロックバイソンが哀れ過ぎる。それ以上に気になったのがクジの順番で、女子ヒーロー二人はやっぱり凄惨な舞台には上げないつもりなんだろうか。本作のメインタ…

TIGER & BUNNY #11「The die is cast.(賽は投げられた)」

ジェイクの常軌を逸した極悪人ぶりは今までの緩めだった世界観を一変させてしまったほど。そんな彼の許に折紙が単身潜入した展開は、本作で初めてといっていいほどスリリングだった。バーナビーのジェイクに対する怨みは今までの話でじっくりと描かれてきた…

TIGER & BUNNY #10「The calm before the storm.(嵐の前の静けさ)」

女だと思わせといて男でしたなシャワーシーンはお約束か。あと、ワイルドタイガーをお姫様抱っこしたバーナビーのシーンなど、女性ファンが狂喜乱舞する図が浮かんできてしまってニヤニヤ。まあ、ヒーロー物ならでの燃える展開もしっかり担保されているので…

TIGER & BUNNY #9「Spare the rod and spoil the child.(かわいい子には旅をさせよ)」

セレブリティの子息のベビーシッター役を請け負うヒーローっていう設定に全く違和感がなかったのは、これまでの話で世界観の構築が上手く行っている証左だと思う。あと、前話から変化を匂わされてきたけれど、バーナビーが親の形見のおもちゃの謂れをナチュ…

TIGER & BUNNY #8「There is always a next time.(必ず機会が来る)」

折紙サイクロン/イワン・カレリン回。例の「見切れ」ポーズだが、ロゴのアピールというのは表向きで、彼の自信の無さを表していたように思えた。虎徹が何度も繰り返してきた「市民を守る」行為から逃げたイワンを虎徹が矯正する展開が、王道で分かり易い。…

TIGER & BUNNY #7「The wolf knows what the ill beast thinks.(蛇の道は蛇)」

バーナビーとウロボロスの因縁が仲間内で明らかにされ、社長がバーナビーの目的を知って支援している事実が示されたこともあって、ヒーローぐるみでバーナビーをサポートするのか否かで本作の根幹が大きく変わってくるように思う。ルナティックとの一件後、…

TIGER & BUNNY #6「Fire is a good servant but a bad master.(火は従順なしもべだが、悪しき主人でもある)」

年甲斐もなく悪戯が過ぎて狼少年扱いの虎徹おじさんに苦笑。狼少年扱いからネイサンとの連携に至るまで、ダイアローグとアクションの組み合わせが小気味良いテンポを生み出していて見応えがあった。カリーナみたいな美少女キャラでテコ入れせずとも、個性的…

TIGER & BUNNY #5「Go for broke!(当たって砕けろ!)」

バーナビーに割と共感できたのは、「おせっかい」な虎徹に、何かにかこつけて飲み会をしたがる仕事場のオッサンが鬱陶しかった若かりし日々を思い出したから。「ダイヤ」に「ポイント」を引っ掛けたオチのように、伏線を無駄に拡散させずに1話単位でまとめる…

TIGER & BUNNY #4「Fear is often greater than the danger.(案ずるより、産むが易し)」

ブルーローズ/カリーナ・ライルをメインに、虎徹とは違ったニュアンスで大企業の思惑に翻弄される雇われヒーローの悲哀を描く。夢のために渋々ヒーローを請け負う少女の打算が、あくまでも理想のヒーローを追い求めるオッサンの青臭さと対照を成していると…

TIGER & BUNNY #3「Many a true word is spoken in jest.(嘘から出た真実)」

2話まではスタイリッシュさが鼻につくところがあったけれど、今回は脚本そのものがスタイリッシュというかすばらしく粋だった。アバンのシミュレーションから反目し合いつつも似た者同士の虎徹とバーナビーを印象付けておいて、爆弾処理の鉄火場で二人をリン…

TIGER & BUNNY #2「A good beginning makes a good ending.(はじめが肝心)」

挨拶代わりだった初回よりは、主人公二人のバックグラウンド描写が進んで観易くなってきた。OPではカッコ良く動くアクションは本編ではまだこなれていないように見えるが、虎徹とバーナビーのドラマを取っ掛かりにして観れば問題なさそう。義理人情で動く熱…

TIGER & BUNNY #1(新)「All’s well that ends well.(終わりよければすべてよし)」

崖っぷち中年ヒーロー奮闘記というコンセプトは珍しいものではないし(ベクトルは違うが映画版『アイアンマン』もそうだった)、価値観の違う若者とコンビを組まされるパターンも然り。作中のヒーローたちに実在のスポンサーがつくという設定だけを取れば斬…