flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

2011年夏期新作視聴予定(変更と追加)

TBS

AT-X


ここのところREGZA37Z1の外付けUSB-HDDへのW録の調子がすこぶる悪いので(録画にブロックノイズが出たり音声が途切れたり場合によっては真っ黒になる)、TBS『ピングドラム』の放送時間が遅延して時間が重なるようなことがあれば、BS日テレ(7/15(金)27:00〜)で視聴予定の『R-15』をAT-X(7/18(月)11:30〜)に変更するつもり。ただでさえこの夏期は木曜深夜から週末に本数が集中しているのだし、どのみち最速じゃないから3日程度の遅れは構わないので。

シュタインズ・ゲート #9「幻相のホメオスタシス」

小さなことからコツコツと…じゃないけれど、Dメール送信による過去改変の繰り返しが世界線に連鎖反応を起こしてしまい…。マッドサイエンティストの好奇心が取り返しのつかない事態を生み出してしまった凄みは、9話かけてネチネチと描写を積み上げてきた構成の賜物。「IBN5100」がどんどん遠くに行ってしまうのも気になるけれど、タイターがオカリンに言っていた「世界を救え」をこの展開にどう落とし込んでいくのか。まあ“産みの前の苦しみ”といったところだろうか。今回は紅莉栖のリアクションのキュートさがいちいちツボだった。
紅莉栖の「科学なんて99%はつまらないものの積み重ね」は同業者の端くれとして身につまされた。現実の研究は予算も時間も限られていて同じようにはいかないけど、トライ・アンド・エラーを恐れちゃいけんわなあ。
★★★☆

よんでますよ、アザゼルさん。 #13(終)「ベーやん」

ベーやんは無事でしたという感動(?)を汚物まみれにしてしまうオチは最後まで本作らしかった。しかし四大天使のデザインがなぁ…もう少し潤いがほしい(苦笑)。まあ本作に萌え要素を求めること自体がそもそも間違っているのだろうが。二期前提という終わり方のように思えたけど、分割2クールなのだろうか。
★★★

よんでますよ、アザゼルさん。 総評

画面に向かって「くっだらねぇ!」(いい意味で)と突っ込んでしまうような、お色気を除く全方位の下ネタを散りばめたギャグアニメ。小学生が喜びそうなネタを大人向けにアレンジした今風なコンセプトだった(いつかも書いたけれどドリフのコントに近いものを感じた)。私的には掃き溜めに鶴効果で佐隈が可愛く見えたのが、視聴継続の動機になったのも大きかったな。ただ、サラマンダー、アンダインなど単発のネタは破壊力があったのだけど、ニョリン編あたりから失速してしまったような印象は否めなかった。あと、期待させられた見たいようで見たくない(笑)アザゼルさんの活躍も拝めなかったし。もっともアザゼルさんの造形はその能力を暗喩したジゴロ的なものなのかもしれないけど。
全体としては、個性派キャスト陣のノリノリの熱演と、水島努監督お得意のテンポの良さと、Production I.Gの一見そうは感じさせない作画の完成度(おバカなネタを大真面目にやるのは喜劇の基本。I.Gの無駄使いなどと言うなかれ)の相乗効果で楽しかった。15分枠というコンパクトさが濃いテイストに合っていたのも成功していたと思う。
水島監督は『侵略!イカ娘』に続いてのギャグ・コメディ作品の良質なお仕事だったなと(でもシリアス路線の『BLOOD-C』も楽しみ)。最終話からして続きは織り込み済のように思えたし、何よりもセールスが好調とのことなので二期を期待しても良さそうだ。イカ娘二期(公式サイト)では「総監督」に昇格されるそうだから意外と早いかもね。『まどか☆マギカ』や『あの花』みたいなウェットなお涙頂戴ものが注目を集める中で、こういうエクストリームなギャグ作品が支持される土壌の存在はかなり嬉しかったりする。
★★★☆

ロウきゅーぶ! #1(新)「小学生がやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ!」

原作未読。サブタイトルはおっさん世代には懐かしい。
セガキども(♀)が大人(♂)を弄り回す/振り回す系の作品は生理的に受け付けないことが分かっているので恐る恐る観始めたのだけれど、本作の教え子たちはそこまで不快さを煽るような造形ではないようで一安心。小学生女子たちに高校生監督という前情報だけで偏見を持ってしまって申し訳ない。ただ、ロリっ娘萌え属性が皆無なものだから、主人公の叔母さんを含めた頭身低い美少女キャラの見本市はちとキツかった。作品のコンセプトはこの初回を観る限り小学生版『バンブーブレード』といった印象なので、熱血部分をしっかり描いてくれれば視聴意欲が上向きになるかも。
『花いろ』孝ちゃんもそうだったけれど、梶裕貴さんは下野紘さんと紛らわしい。
今期週末は激戦区なので3話まで観て判断するつもり。私的にAT-X最速はパッとしない作品が多いので、そんなジンクスを裏切ってくれれば良いけれど。
★★☆

デッドマン・ワンダーランド #11「絶望のGIG」

唐子の単独潜入はせっかくのシチュエーションだったのに期待したほどの緊張感はなかったな。玄角の独断か玉木の命令かは良く分からなかったけれど、まさかの凪ラスボス化。あっさりと終了したガンタの修行も含めて、全体の構成がやっつけ気味というか雑な感じがした。次が最終話なのに肝心のシロがいつまでも蚊帳の外に居る構図がもどかしい。
★★☆

戦国乙女〜桃色パラドックス〜 #13(終)「陽光乙女」

イエヤスの黒さと圧倒的な強さに比べると、マサムネこと伊達先生の野望がショボ過ぎて、最後の最後で尻すぼみになってしまったのは残念。てっきり教え子のヒデヨシを元の世界に帰すために命を賭けてくれるものだと思っていたので。それでもヒデヨシとノブナガの別れの場面は自然と泣けるものになっていて、13話かけて愚直に積み重ねてきたものがあったのだなとしんみりさせられた。あと、あれだけヒデヨシを可愛がっていたノブナガの態度が意外に淡々としていたのも印象的で(あそこは引き止めるのがお約束だろう)、甲冑を叩き割った君主の器を最後に見せてくれたのも渋い。演出が大仰すぎた『あの花』最終話の別れよりはこちらのほうがずっと好ましかったな。あと、現代世界に戻っても記憶を失くしてしまうことなく、異世界への繋がりを示唆させて幕引きする前向きな終わらせ方(現代にも喋る犬シロが居た!というのは結構なカタルシスだった)も本作らしく爽やかな後味で良かった。
★★★

戦国乙女〜桃色パラドックス〜 総評

イロモノ戦国時代という外面とは違って、堅実で真面目なストーリー運びに好感が持てる作品だった。ヒデヨシがその明るさと感性でノブナガに取り入る気に入られてしまう展開は、巻き込まれ型主人公の主体性の乏しさを逆手に取ったようで興味深かったし、ネチネチとしたミツヒデの追い詰めようも、ヒデヨシを可愛がるノブナガの描写が自然だったので共感できるものになっていた。ノブナガというカリスマを陽のヒデヨシと陰のミツヒデが引っ張り合う(ヒデヨシには自覚がなかったけど)珍道中の構図も分かり易かったし。あと方言美少女萌えなので、西国乙女の皆さんもポイントが高かった。作画面では本能寺と甲冑イエヤスとのバトルにおけるエフェクトが凝っていて見応えがあった。
ヒデヨシの現代の学友にそっくりなミツヒデにイエヤス、女性しかいない異世界(デフォルトだと言う向きもあるかもしれないが、劇中でヒデヨシにこの件について疑問を呈させた以上回収しなかったのは納得しかねる)、喋るオス犬・シロなど、設定の謎解きはクライマックスに向けての楽しみになっていたので、マサムネ以外の未消化は勿体無かった。二期前提であれば嬉しいんだけどねぇ。
★★★☆