flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

ロウきゅーぶ! #3「明日に架けるパス」

相変わらず生真面目に青春バスケドラマしていて結構結構。ただ一人の経験者だからやむを得ないのかと思いつつも、昴が智花だけに作戦を相談する場面が複雑だったのだけど、愛莉の件に関しては紗季にも打ち明けていたのでちょっと安堵させられた。技術面では智花、精神面では紗季が支柱ということになるのかな。昴の作戦がピッタリはまった試合展開も見応えがあるし、その作戦に愛莉のコンプレックスを利用したのも、今までのエピソードを無駄なく活かしていてお見事。あと、女子五人の風呂場に男性主人公がうっかりラッキースケベで制裁食らうという、他でうんざりするほど見せられて来たお約束を回避してくれたのもすばらしい。
★★★

BLOOD-C #2「きみがため」

OP映像や三荊学園の制服に象徴される黒と赤のツートンこそが本作のコンセプトなのだと、グラデーションのない日常と非日常の共存に思わされた。日常でのボケボケな小夜と「古きもの」を倒す精密機械のような小夜を無理やり同居させているパターンがシンプルなだけに力強い。色使い同様にメリハリのある展開にもスタイリッシュな様式美が感じられてキャッチーだ。あと最近の作品に多い小難しい設定説明がほとんどないのもいい。歌を口ずさんで歩く姿など主人公の印象的な芝居付けに尺を割いているおかげで、観る者は彼女の陽と陰を中心とした作品世界に引き込まれる。
★★★☆

輪るピングドラム #2「危険な生存戦略」

初回は視聴するこちらも出方を窺っていたような態度だったけれど(二回繰り返して視聴した)、気持ちの準備が出来たこの2話目は早くもエンジン全開といった感じ。荻野目苹果の正体開陳のある意味ヘヴィな展開を、外道過ぎて笑えるペンギン1号と2号のユーモラスな所作が中和していて、カオスなようでいてバランスが図られているように感じられた。タイプの全く違う兄弟二人が、妹を守りたいという目的だけのために力を合わせる姿もいい。兄弟の描き分けは上手いんだけど、頭脳明晰で行動力がある兄に、引っ込み思案だけど博愛主義な弟というありきたりな組み合わせは何とかならんものか。「生存戦略しましょうか」のバンクは映像、音楽ともに最高で、最後の兄弟の呆気にとられた表情が視聴者を代弁したようで上手い。作画を含めた演出、意外性のある展開、表面的な意匠とは裏腹に明快な脚本と、総合的な面白さは今期暫定トップ。
電車の吊り広告が痴漢冤罪(まあどちらかというと美人局的だったけど)を礼賛しているように見えて一瞬胸糞悪くなったんだが、あれは冤罪がまかり通る世相を皮肉っていたのだと都合よく解釈する事にする。
★★★★

猫神やおよろず #2「桜フロントオーバーチュア」

キャラデザは地味目、コメディもほどほど、テンポもほどほど、シリアスもほどほど、と各要素が緩く繋がっていてバランスが取れているのでストレスなく観られるのがいい。繭のやんちゃぶりも、壷を不法投棄したことを正直に白状したあたりなど、可愛らしいものとして表現されているので好感が持てるし。もう少し尖った演出を施せばキャッチーになるのかもしれないけど、そんな作品はすでにありふれているので、本作にはこの路線でいってほしい。あとサブタイトルのセンスがなかなかイマジネイティヴで気に入っている。
★★★