flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる #12「謀略の結末は修羅場」

脚本:冨田頼子/絵コンテ・演出:出合小都美/作画監督:小林恵祐・須藤智子
冴子が担当する「コンテスト」参加直前、水着サービスを交えつつラストへの追い込み。前回、冴子にフェイクの向こうの本質を抉られた真涼が仲間たちからのプレゼントで思わず弱みをみせる流れを、「共犯者」である鋭太目線でフォーカスしていく。愛衣からの忠告や真那からのフォローも効果的に加えながら、真涼の孤独な内面を詳らかにしていく手際が鮮やかで見入った。あの苦言どころか酷評してしまった序盤の千和編も、依然として肯定はできないものの、真涼と鋭太の下地になっていることがよく分かる。中盤まではそのやりようが好きになれなかった真涼だが、終盤にきていつの間にか彼女一人がフルボッコにされる構図になっていた感じ。そう、真涼の在り方そのものが、シリーズの「フェイク」になっていたようで、そんな彼女を守ろうとする鋭太にも感情移入してしまった次第。
最終話を観てみないと結論は出せないが、完全に一本取られたな。切らなくて良かった。
★★★★

THE UNLIMITED 兵部京介 #11「嵐の中のふたり -OUTLAWS-」

脚本:兵頭一歩/絵コンテ:神保昌登/演出:神保昌登作画監督:徳田大貴・松下純子・鎌田均・服部憲知
ユウギリを助けるためにそして早乙女の野望を打ち砕くために共闘する兵部とヒノミヤに痺れる。寿命が残り少ない兵部が弱みを見せヒノミヤに頼ったくだりは二人の信頼の証。
「嘘や隠し事を許せない奴が、人を信じられるものか。」
歯の浮くような台詞の連発だったが、極めつけはこれだな。エスパーであることによって世を忍ばざるを得ない現状に抗い続ける兵部の内面が、彼一流のニヒリズムの向こうに感じられたので。ヒノミヤとパンドラとの和解を経て、操られるユウギリを最後の試練にきっちりと盛り上げてきた。あとは予想されるバベルとの共闘も含めた最終回を待つのみ。贅沢を書かせていただければ、アクションに切れがあると文句なしだったのだけど。
★★★☆

(新)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第1話「こうして彼らのまちがった青春が始まる。」

原作ライトノベル未読。話数の表記は○内に数字だが、はてダの環境では表示できないので公式サイトに準じる。

スタッフ

原作:渡航小学館ガガガ文庫」刊) キャラクター原案:ぽんかん8*1 監督:吉村愛 シリーズ構成:菅正太郎 キャラクターデザイン:進藤優 音楽:石濱翔MONACA 音響監督:本山哲 アニメーション制作:ブレインズ・ベース

脚本:待田堂子 絵コンテ・演出:吉村愛 作画監督:進藤優・中野圭哉・坂本ひろみ
生徒たちのお悩み相談をする「奉仕部」における、内面に問題を抱えた風な少年少女たちの物語、という体裁のよう。主人公の比企谷八幡は、「孤高のぼっち」という割には本人や周囲が思っているほど人格に問題がある風には見えない。それは、筆頭ヒロイン・雪ノ下雪乃の毒舌が八幡の屁理屈を相殺しているように思えたからだろう。雪乃の第一印象は正直よくなかったが、その毒舌が自身を傷つけているように感じられるに及んで、ラストではずいぶん印象が変わってきた。いい歳こいた大人から見ると、主人公、ヒロインズともに変人と言うには可愛げがあるくらいだ。あと、主人公とヒロインズのパワーバランスが対等ぽいのはいいな。全体的にラノベ原作らしく八幡のモノローグと会話劇主体で、作画演出的な面白味がほとんど感じられなかったので、視聴を続けられるか否かは人間ドラマ次第になりそう。
余談。八幡による屁理屈の数々だが、中の人が江口拓也なので、『イクシオン サーガ DT』の火風紺に聴こえて仕方がなかった。
★★

*1:正式な表記は○内に8

(新)フォトカノ 第1話「出会い」

原作ゲーム未プレイ。

スタッフ

原作:「フォトカノ」(エンターブレイン) キャラクター原案:ヤマザキマサハル(ディンゴ) 監督・シリーズ構成:横山彰利 キャラクターデザイン・総作画監督:嶋田真恵 音響監督:川添憲五 音楽:窪田ミナ アニメーション制作:マッドハウス

キャスト

前田一也:島崎信長 新見遙佳:伊藤かな恵 室戸亜岐:中原麻衣 早倉舞衣:金元寿子 実原氷里:水橋かおり 間咲ののか:斎藤千和 柚ノ木梨奈:大亀あすか 深角友恵:沢城みゆき 前田果音:伊瀬茉莉也 大谷桃子遠藤綾 紅林かつみ:水原薫 成田瑠宇:長谷川明子 内田有子:高垣彩陽 九堂博道:緑川光 中川行太:白石稔 東孝岡本信彦 喜多川美紗:世戸さおり

脚本・絵コンテ・演出:横山彰利 作画監督:嶋田真恵
父親からもらったデジタル一眼によってカメラ小僧になった主人公・前田一也が、あちこちで美少女とフラグを立てるパターン。ファインダー越しに覗いているようなフェティシズム溢れるアングルの数々は眼福と言いたいところだが、プロポーションのデッサンが崩れ気味*1なのが私的には今一つ。出てくる女子みんな撮られることに抵抗がないどころか撮られたがりばかりなのは、ご都合主義を通り越してむしろ微笑ましいくらい。ヒロインは多すぎてまだ魅力を掴むどころではないが、一也をめぐっての写真部とフォト部のいがみ合いが面白くて、両部のキャラクターが間口になってくれたのは有難かった。素朴なキャラクターデザインもあってどこか懐かしい感じがする。
★★☆

*1:あるいは最初からそういう画風なのかもしれないが。