flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

惡の華 第三回

脚本:伊丹あき 作画統括:岡村正弘 作画監督:藤原未来夫・そ〜とめこういちろう・北川大輔・佐藤浩一・鳥沢ノリコ・いがりたかし・広尾佳奈子・室田恵梨・藤木奈々

体操着事件は単なるきっかけに過ぎないとばかり、春日と仲村の奇妙な蜜月が出来上がっていく。教室では他人を見下すような無表情が、春日と二人っきりになると喜怒哀楽を表に出す、仲村の変わり身が見どころ。感想文の代わりに春日が出した「惡の華」を叩きつけた激昂ぶりに象徴されるとおり、春日に対する態度に単なる嫌がらせ以上のものを感じさせるのが要点だろうか。自身と似た何かを仲村に見い出していく春日の内面描写も存外自然に思え、2人の関係が危ういバランスの上に成り立っていることが感覚的に伝わってくる。
★★★

百花繚乱 サムライブライド 第参話「愛と忠」

脚本:西園悟 絵コンテ・演出:川西泰二 作画監督:Eum Ik-Hyun・Park Myeong-Hun・Kim Yoon-Jeong・Park Chang-Hwan

メイド喫茶での成績がビリだったことに後ろめたさを覚え道場を出ていった兼続が敵襲を受けるという展開。何の捻りもないストーリーではあるのだけど、宗朗の思い遣りや佐助との連帯感などホロリとさせられる描写を織り込みつつ、兼続の柳生道場への帰属意識を浮かび上がらせるストレートな筆致がとてもよかった。兼続に自分のために必死な宗朗の姿を印象付けるためとはいえ、契約となった人工呼吸のシーンで心臓マッサージを入れる細やかさもポイント高し。そして、満を持してマスターサムライになってもカッコ良く決まらないところに、スタッフの兼続愛を感じてやまない。
★★★

とある科学の超電磁砲S #2「寿命中断(クリティカル)」

脚本:水上清資 絵コンテ:高柳滋仁 演出:高島大輔 作画監督:諸石康太・石井哲

作品タイトルが象徴するとおり、美琴のクローン「シスターズ」がシリーズの主眼になる模様。シスターズに関しては、『インデックス』と記憶が錯綜しているので、またかという気がしてしまうが、今回は美琴視点で描かれるみたいなので新味が期待できそうだ。やられ役スキルアウトの構成員が男性ばっかりなのは相変わらずいただけないものの、メインの四人娘+固法先輩の他愛ない会話だけで満たされてしまうのは、それだけキャラクターの魅力が立っているからだろう。いつものレールガン無双を控えて、美琴の過去に関わっていそうな布束砥信の人物を強調する抑制ぶりはよかった。
★★★

革命機ヴァルヴレイヴ 第2話「666を超えて」

脚本:大河内一楼 絵コンテ:松尾衡 演出:神保昌登 作画監督森下博

初回ラストで立てた予想がことごとく外れてしまったが、そういう意味合いにおいても興味深く視聴できた。エルエルフに乗り移って躊躇なくドルシア兵を殺害できるハルトの変貌については、学友たちには普段と同じように振る舞っていたことから、復讐心が暴走してエルエルフの殺傷能力と混濁していたと考えるのが妥当か。いずれにせよ物騒であることは間違いなく、それを制御できない故のハルトの苦悩がクローズアップされる展開になりそうだ。流木野サキが機転のあるところを見せたように、ハルトの真実を知る友人たちのサポートもポイントになるだろう。エルエルフに関しては、濡れ衣を晴らそうとハルトたちと交流するうちに内面的な変化が出てくる、というところか。ロボットアニメとしてはかなりの変化球な展開だが、個人的には人間ドラマから立ち上がるパターンのほうが感情移入しやすいので有難い。
★★★