flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

翠星のガルガンティア 第3話「無頼の女帝」

脚本:砂阿久雁 絵コンテ:西村純二 演出:新留俊哉 作画監督:中村悟

報復のために現れた女海賊ラケージを、レドがガルガンティアから託された不殺の精神で駆逐するという展開。前回までのシリアスムードとは打って変わって、海賊側のユンボロのデザインやレドがラケージのユンボロを放り投げた描写など、全体としてコミカルともいえる活劇調になっていたのには戸惑った。あえて深読みすれば、過去作品群へのオマージュは表向きで、この世界におけるレドの決意を反映していたようにも思えたが。チェインバーを介しての会話劇は相変わらずこなれていて、ぎこちなさを微塵も感じさせずに両者の距離が縮まってくるのが自然と伝わってくる。
★★★

進撃の巨人 #03「絶望の中で鈍く光る ‐人類の再起1−」

脚本:瀬古浩司 絵コンテ:太原実 演出:福本潔 作画監督:宮崎里美・工藤晃子・清水勝祐・小野陽子・村上龍一・三宅雄一郎・竹内昭

エレンは立体機動装置への適性がないと思いきや、実はベルトの故障だったというオチには脱力。逆境にも諦めない彼の「根性」を示したかったのかもしれないが、ストレートに努力で克服するパターンのほうが、その「根性」を印象付けるためには据わりがよかったように思う。
それ以外は文句なし。「イモ女」ことサシャ・ブラウスの、コメディを突き抜けてギャグにしか見えない描写にも、基調となる緊張感が途切れないのがいい。また、エレンに勧められて髪を切った姿をいち早く立体機動装置への類稀な適性を見せるシーンに重ねてみせたり、一緒に開拓地に行くとエレンに告げておいて、その実は一人で巨人に立ち向かう覚悟を固めていたと思しきラストの台詞など、研ぎ澄まされたミカサの立ち振る舞いに惹きつけられる。血気盛んなエレンの鎮めになっているように見えるミカサが、エレン以上の危なっかしさを感じさせもする人物造形の奥行きがすばらしい。
★★★☆