flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

戦国BASARA弐 #12(終)「蒼紅決死戦! 激闘の果てに吹く風の音よ!!」

野村和也監督による絵コンテ・演出、そして作監7名、作監補佐3名という制作現場の大布陣は戦国「パーリィ」の大団円に相応しい。前話に続き、劇場版もかくやという超絶作画による名場面の連続に、瞬きすら憚られた。OPをカットした本編が、エピローグ兼ED前のCMまで20分間弱ノンストップで続く構成も、日本列島各地で同時多発的に起こった武将たちのバトルをスピード感を殺ぐことなく描き切ってくれ、あっぱれだ。
前田慶次豊臣秀吉竹中半兵衛の三名の回想シーンは、いつしか慶次と袂を分かち、修羅の道に入り込んだ二人の悲劇を考えると切ないけれど、願わくはもう少し掘り下げが欲しかったな。まあ個人的に今期は「真田幸村の成長物語」として捉えていたので、彼の逡巡が丁寧に拾われていき、毛利元就の「日輪」粉砕という偉業に結実したクライマックスで十分お釣りが来た。カウンターで主君の顔面にストレートをヒットさせ自らはかわした、武田信玄とのドツキ漫才が、ちゃんと幸村の成長を表していた演出にも泣けたよ。
ドジッ娘かすがちゃんやネタキャラから卒業させてもらえない直江兼続が、いい塩梅でコメディリリーフしてくれたのも楽しい。そして、生きておったのか本多忠勝!! ついでに徳川家康も(笑)。忠勝ロボが拝めるとは思わなかったな。最後の最後にこれは嬉しいサプライズ。
★★★★☆