flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

フリージング #7「Sanction」

毎回同じ事を書いている気がするけれど、今時珍しい“耐え忍ぶヒロイン”サテライザーの造型にブレが無くてすばらしい。彼女が「接触禁止」になった理由、誰にも屈しない意志を持つに至った理由も回想で語られて、寡黙ながら魅力的な人物像が出来上がっている(当然ながら能登麻美子さんの貢献度も大きい)。作品世界とアンバランスなヒロインの古風なたたずまいがとても気に入っている。そうそう、彼女に敵対する者たちが「サテライザー=エル=ブリジット」としつこいほどフルネームで呼ぶのは、招かれざる家に養子に入った生い立ちと関係があるのかも。
生徒会長シフォンの「如何なる理由があろうとも、パンドラ同士の私闘を禁ずる」には説得力ゼロだろと突っ込んでしまったけれど、どうやら委細承知でアティアたちを泳がせているらしい。そのアティアたちはエリザベスの意志でサテライザーを潰しにかかっているようだが、納得の行く落としどころを見せてくれるのだろうか。あと、聖痕の数はパンドラの強さと必ずしも比例する訳ではないらしい。
アクション作画は、ロングショットや細かい動画を出来る限り避けて、頻繁なカット割りとアングルに頼る省力仕様だったけれど、上手く勢いを出せていたと思う。キャラクターが見えなくなるほどの派手なエフェクトも許容範囲。これでもう少し人物のデッサンが安定してくれれば…。
★★★☆