flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

うさぎドロップ #7「ないしょで家出」

コロコロ変わる春子さんの表情に、大人キャラたちがその強さも弱さもひっくるめてヴィヴィッドに演出されていることが、本作の魅力であることに気付いた。その反面、子供たちは大人たちの写し絵の如く、子供っぽさの中に大人びた表情を見せてくれる。子育てというよりは家族のあり方を通じて大人たちの成長を描き出すコンセプトが、普遍的だからこその深みを感じさせた。ただ、大吉と春子がお互いにエールを送り合う場面の数々がとても温かっただけに、春子があっさりと家に戻ったラストは複雑だった。彼女の内面は彼女にしか分からないが、自分の弱さを認めて受け入れることができる強さを、大吉からもらったのだと思いたい。
初回の感想でも触れたけれど、春子役・植田佳奈さんのどこか青さを残した声質が、女の子と母親の間を彷徨い続ける春子の造型にピッタリで惹かれた(要はエロかったと言いたいんだが)。大人びた落ち着きを見せるコウキママ役・大原さやかさんとの対照も鮮やかで、キャスティングの妙を感じさせた。
★★★★