flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

BLADE ブレイド 総評

主人公であるブレイドとマコトのキャラクターが弱かった割にカタルシスのある最終話を拝めたのは、ディーコン・フロストという強大な宿敵を序盤から据えた古典的な構成が奏功したのだと思う。フロストの絶対的な強さをストーリーのどんな場面においても主人公に立ちはだかる壁としてイメージできたのが大きい。設定的にも、ヴァンパイアとして生まれながら(厳密には違うが)人間として生きようとするブレイドと、人間として生まれながら人間を捨てたフロストの対立構造が明快だった。筋の通ったストーリーはマーベルシリーズで一番だったかと。
ブレイドが寡黙な人物であることも手伝って、フロストのみならずウルヴァリンや桔梗にすら食われていたのは苦笑してしまったが、華やかさをもたらす意味ではゲストキャラも効果的だったかな。ただ、ブレイドとマコトが「相棒」に至るに相応しい掘り下げにもっと尺を割くべきだったと思う。フロストとの対立をよりインパクトあるものにするには、桔梗との過去編なんかよりこっちのほうが優先だったのではなかろうか。
★★★