flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

異国迷路のクロワーゼ The Animation #12(終)「屋根の上の猫 "Chats sur un toit"」

クロードが「怪我せず俺の目の届く所にいることだ」と言った理由は、湯音が「何もできない」からじゃない。もちろん「何もしなくていい」という意味でもない。湯音もクロードも大切な人たちのために「何もできなかった」自分を自覚できたからこそ、力を合わせて何かを為し得ることだろう。クロードの「今は全部話せない」というエクスキューズには、彼が負った傷の深さがうかがえたからこそ、今の彼が示せる精一杯の誠意が感じられた。生真面目な主人公二人らしい不器用な一歩が繊細に描かれていて、地味だけれど普遍的な本作らしいクライマックスだった。
★★★☆