flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

2012春調査(2012/1-3月期、終了アニメ、49+1作品)

アニメ調査室(仮)さまで開催中の標記調査に参加。
評価基準 だいたい80%以上視聴した作品について(80%の目安 : 1ヶ月に、1回程度の見逃しなら評価可能)、S : とても良い、A : 良い、B : まあ良い、C : 普通、D : やや悪い、E : 悪い、F : 見切り、視聴はしたが中止(または見逃しが多い)、x : 視聴なし(または視聴中のため評価保留)、z : 視聴不可(わかる範囲で良いです)


01,偽物語,x
02,BLEACH,F
03,Another,z
04,BRAVE10,C
05,未来日記,C

06,ペルソナ4,D
07,へうげもの,F
08,銀魂 (2期),x
09,欠番(削除不可),x
10,べるぜバブ,x

11,ちはやふる,S
12,妖狐×僕SS,A
13,HIGH SCORE,x
14,バクマン。2,x
15,欠番(削除不可),x

16,毎日かあさん,x
17,夏目友人帳 肆,B
18,ゼロの使い魔F,x
19,灼眼のシャナIII,D
20,ギルティクラウン,C

21,テルマエ・ロマエ,B
22,キルミーベイベー,D
23,アマガミSS+ plus,B
24,あの夏で待ってる,B
25,新テニスの王子様,x

26,ハイスクールD×D,B
27,男子高校生の日常,B
28,スイートプリキュア,F
29,輪廻のラグランジェ,C
30,イナズマイレブンGO,x

31,戦国☆パラダイス 極,x
32,戦姫絶唱シンフォギア,C
33,リコーダーとランドセル ド,x
34,ブラック★ロックシューター,A
35,ジュエルペット サンシャイン,x

36,ファイ・ブレイン 神のパズル,C
37,パパのいうことを聞きなさい!,D
38,カードファイト!! ヴァンガード,x
39,ラストエグザイル 銀翼のファム,C
40,メタルファイト ベイブレード 4D,x

41,ソッキーズ フロンティアクエスト,x
42,デュエル・マスターズ ビクトリー,x
43,プリティーリズムオーロラドリーム,x
44,探偵オペラミルキィホームズ 第2幕,D
45,秘密結社 鷹の爪外伝 むかしの吉田くん,x

46,爆丸バトルブローラーズ ガンダリアンインベーダーズ,x
47,デジモンクロスウォーズ 時を駆ける少年ハンターたち,x
48,ひめチェン! おとぎちっくアイドル リルぷりっ (のりスタ版),x
49,ゴクジョッ。極楽院女子高寮物語 (ネット版),x
50,ゴクジョッ。極楽院女子高寮物語 (TV版),x

(以下、自由記入)

{総評、寸評など} (自由記入、引用する場合あり)
前期から圧倒的だったちはやふるが殿堂クラス、妖狐×僕SSブラック★ロックシューターが傑作クラス。他にも佳作クラスが多くて充実したシーズンだった。以下、作品ごとの寸評。

04,BRAVE10,C: 人物作画は端整でバトルアクションも健闘していたけど、異能力忍術物としてはいささか破綻がなさすぎる印象で物足りなかった。「光」と「闇」である才蔵と伊佐那海の関係性や、個性的だった他の十勇士たちの掘り下げも不足気味で、世界観に対して尺が短すぎたように思う。伊佐那海にはカチンと来る瞬間もあったが、彼女の真実と表裏一体と考えれば、そのウザさも愛おしく感じられた。
05,未来日記,C: ショッキングな描写と展開をパッチワークのように繋げて視聴者の興味を惹く「劇場型アニメ」といった印象。前半のバトルロイヤルのスリルと、後半の雪輝と由乃のドラマが乖離していた印象は惜しかったけど、全体的には面白く観ることができた。
06,ペルソナ4,D: 悪乗り気味なコメディのパターンは今一つ波長が合わなかったし、遊びすぎで本筋が散漫になった印象は否めなかったし、売りであるペルソナバトルも平板で退屈だった。どちらかというと、悠が堂島家の家族になったエピソードなど、ハートウォーミング路線のほうが好きだった。
11,ちはやふる,S: かるたという文化系の皮を被ったスポ根アニメ。競技かるたのランク制というヒエラルキーを上手く作劇に取り入れつつ、ヒエラルキーに囚われないかるた部5人の対等な関係が、毎回がクライマックスと言ってもいい名勝負の数々に表現されていて熱かった。敗戦が爽やかな印象をもたらすのは、かるた部員5人それぞれが勝負から何かを吸収して成長する姿をきっちり描いているから。原田先生や女帝先生など、彼らを後押しする大人たちの存在感も渋かった。レギュラーキャラクターの内面や成長が全て競技かるたに立脚しているという徹底ぶりも潔い。大胆なコンテワークとSEと音楽の合わせ技で、競技かるたのスピード感を表現した演出もすばらしかった。
12,妖狐×僕SS,A: ウジウジ考えすぎてしまう癖が、嫌味にならずに誠実さの証になっていた、主人公・凜々蝶のキャラクター造型がとにかく秀逸。双熾の過去回も含めて、モノローグをこれほど効果的に使った作品を自分はほかに知らない。ユーモラスな脱力リアクションの一反木綿・連勝は、おそらく自分が見てきた男性キャラ歴代最強の癒し系。制作会社とメインスタッフが共通の『戦う司書 The Book of Bantorra』を思わせる、寒色系を強調したシックな色彩設計も好み。
17,夏目友人帳 肆,B: 2期、3期とシリーズを重ねるごとに失われていった本来の魅力が戻ってきた。お得意の妖怪と人間の悲恋物、貴志が過去の自分と向き合うエピソードに秀逸なものが多かった。
19,灼眼のシャナIII,D: 原作ファンに配慮したアニメ化のように思えたので、原作未読者が置き去りにされたのは仕方ないと諦める。
20,ギルティクラウン,C: これも『未来日記』に並ぶ「劇場型アニメ」。キャラクターの扱いやストーリー構成は雑な印象だったけれど、美麗な作画やドラマチックな音楽による演出は見応えがあった。
21,テルマエ・ロマエ,B: ワンパターンなストーリーと「動かない」フラッシュアニメのマッチングによる、何ともユーモラスな味わいが好きだった。
22,キルミーベイベー,D: コメディとしては大笑いできたネタもあったのだけど、四コマネタをパッチワークして無理やり尺を引き伸ばしたようなテンポの悪さがマイナス。ショートアニメだったら大きく印象が変わったと思う。
23,アマガミSS+ plus,B: ヒロインズに応じた主人公の行動パターンが面白かった。1期よりも飛躍的に向上した人物作画も眼福だった。
24,あの夏で待ってる,B: 真空包装されたような、どこか人工的なイメージの恋愛物。主人公扱いのイチカと海人は起爆剤としての役割が主で、実質上の主人公は柑菜と哲朗と美桜というコンセプトが新鮮だった。人物の繊細な表情にこだわった作画演出もすばらしかった。
26,ハイスクールD×D,B: 女王様タイプにありがちな理不尽さとは無縁なリアス、健気なアーシアなどヒロインズの魅力以上に、主人公・イッセーの前向きさがストーリーに筋を通してくれた。いわゆる紳士アニメでは久々の当たり。
27,男子高校生の日常,B: キャラクターは男女とも魅力的だったし、ギャグのパターンに変化があったし、お約束を外すオチも多くて、退屈させられることがなかった。特に、“間”を活かしたヒデノリと文学少女のやりとりが秀逸。
29,輪廻のラグランジェ,C: 三人娘の蜜月に対するソフトフォーカスは、私的にトゥーマッチだった。海面から宇宙空間への高低を感じさせる、バトルシーンのスケール感は印象的だった。
32,戦姫絶唱シンフォギア,C: 戦いと歌唱のハイブリッドはこなれていない部分もあったけど、細かい注文をねじ伏せる勢いが満ちていて好感が持てた。現代のバトルヒロイン物というよりは、どこか懐かしい特撮ヒーロー物を思わせる野暮ったさがいい。
34,ブラック★ロックシューター,A: 思春期入口の少女たちのデリケートな感情の機微を、虚の世界のCGアクションで極端にデフォルメする演出が徹底していて見事だった。
36,ファイ・ブレイン 神のパズル,C: 毎回パズルに挑戦するというパターンを前面に出しすぎて、中盤は間延びした印象もあったけど、孤高ゆえに他者を拒み他者を惹き付ける主人公・カイトの造型は上手く表現できていたかと。パズルというモチーフを表現したような、リズムのヴァリエーションを強調した劇伴音楽は秀逸。
37,パパのいうことを聞きなさい!,D: ホームドラマと萌えサービスの喰い合わせに違和感がつきまとった。
39,ラストエグザイル 銀翼のファム,C: ヴァサントのクーデター終了までは、ファラフナーズが遺した意志の異なる解釈がぶつかり合う構図に見応えがあった。ただ、国家レベルの争いに巻き込まれつつも、その争いに最後までコミットできなかったファムとジゼルの扱いや、ルスキニアの動機の曖昧さが不満だった。
44,探偵オペラミルキィホームズ 第2幕,D: 「ラードの神」の馬鹿馬鹿しい発想を具現化した作画演出は見応えがあったけれど、ミルキィホームズの堕落ぶりには愛想が尽きてきた感じ。