flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

這いよれ!ニャル子さん 総評

初回は、ニャル子のキャラクターのインパクトにテンポの良い掛け合いコメディとしての魅力が前面に出ていて期待してしまったのだけど、3話以降は話数を重ねるごとに右肩下がりに精彩を欠いていった印象。初回は冴えていたコンテとダイアローグの噛み合わせによるメリハリに乏しく、加えてニャル子以外のキャラクターが増えてくることで、目玉だったニャル子と真尋のやり取りが薄まってしまったように思う。「這いよる混沌」を標榜している割には、雑多なはずのレギュラー陣を活かしたカオスが感じられず、人工的にトリートメントされた諸要素が分離しっ放しだったのも散漫かつ平板に感じられた理由。人物作画は綺麗だったし、キャストの芝居も悪くなかったし、各パーツは良く出来ていたと思うのだけど、それらが合体した作品としての全体像に深みが感じられなかった。いきおい、パロディの連発が不自然に浮いてしまう結果になって、マニアックなネタのひけらかしが鼻についてしまう瞬間も多かった。あと女子キャラの萌え属性をストレートに出しすぎたせいなのか、『ニャルアニ』にあったブラックなテイストがほとんど感じられなかったのも個人的には今一つだった。
★★