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アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

ファイ・ブレイン〜神のパズル(第1シリーズ・第2シリーズ) 総評

パズルというホビー的なモチーフを前面に出す関係上、1期はエピソードのつながりが一本調子に感じられた時期もあったのだが、孤高だったカイトの内面を掘り下げていく後半で盛り返した。2期はオルペウスオーダーという分かりやすい敵組織が登場してくれたおかげもあって、プロットがシェイプアップされた印象で観易くなった。凋落したクロンダイクの扱いなど、サブキャラクターの使い方に詰めの甘さが散見されたものの、カイトとフリーセルの二人からフォーカスを外すことのなかったストーリー構成は筋が通っていたと思う。あと、肝っ玉母ちゃん世話女房タイプなヒロイン・ノノハの扱いが随所で効果的で、2期11話での吹っ切れた姿が、クライマックスでフリーセルを救う見せ場に自然に繋がっていた流れは見応えがあった。また、1期のライバルだったルークを2期では基本サポート役に配置することによって、キャラクター増加インフレによる陳腐化を回避していたところも地味なファインプレー。
1期では作監によってキャラクターデザインがバラバラで(NHKアニメにはありがち)、視聴意欲を削がれることも多かったのだが、2期からはキャラデザ担当を総作監に据えたことで、端正なラインで統一されたのも個人的にはポイント高かった。
3期のインフォメーションには正直驚いたが、カイトたちのミッションである「愚者のパズル」解放に、世界中に散らばるオルペウスリングを絡めるという展開になりそう。当面の敵役はホイストあるいはメランコリィが順当か。
★★★