flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

さくら荘のペットな彼女 #14「イヴの窓辺とそれぞれの灯り」

脚本:花田十輝/絵コンテ:佐山聖子/演出:池田重隆/作画監督:小関雅/総作画監督:冨岡寛
作画周りから音楽まで情感たっぷりの雰囲気づくりが、クリスマス・イヴならではの各々のドラマを引き立てる。特に、美咲から勇気をもらった七海が空太に向き合おうとした流れがその健気さもあって印象的だった。しかし同時に、ましろのカウンターとしての最後の輝きになるのではないかと複雑な気持ちになりもする。物理的な距離が近すぎるがゆえに一線を越えられないという感情は何となく分かるが、今のところ空太だけはその埒外にあるような気がしてしまう。「黒でも白でもない」という千尋の忠告は、まだ空太に色すらついていないことを示唆しているのかな、と思った。“空”は水色でもあるが無色透明な空気ともとれるのではないか、と。仁のほうは、美咲を大切に思うからこそ汚せないという感情と、彼女に追いつくまでは向き合えないというプライドが混じり合っているよう。こういうプレイボーイ風キャラって、タイトルまでは出てこないけど過去に触れたフィクションにもいたっけ。ままならないからこその青春恋愛物ということか。
★★★