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アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

進撃の巨人 #02「その日 ‐シガンシナ陥落2−」

脚本:小林靖子 絵コンテ・演出:肥塚正史 作画監督手塚響平・山田歩・門脇聡

三層の城壁に囲まれた閉鎖環境で暮らさざるを得ないから当然と言えば当然なのだけど、保身のために居住区に応じたヒエラルキーに寄り掛かった人間たちのほうが、本能に忠実な巨人たちよりも矮小に見えてきてしまう。同胞を見下し犠牲にすることでしか自身を守れない人間側のロジックがどうしようもなく哀れだからこそ、巨人を残らず駆逐したいというエレンのシンプルな境地が光を帯びてくるようだ。ミカサに喝を入れられたように、現段階における彼の衝動はあまりにも幼稚に感じられる。しかしながら、例えその決断が荊の道であろうとも、外の世界に踏み出すことで人類が城壁内の軛から脱却できるのであれば、エレンの立ち振る舞いはごく自然な流れに思えてくる。ストレートな筋書きでもって絶望的な状況から立ち上がる高揚感がいい。
★★★☆