flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

翠星のガルガンティア 第4話「追憶の笛」

脚本:七篠トリコ 絵コンテ:鎌倉由実 演出:石井久志 作画監督:小澤郁・永島明子

オルダムとベベルとの交流を通じて変化していくレドの内面。初回の時点で分かっていたことだけど、レドとガルガンティアの異文化交流こそがシリーズの主眼であり、それ故だろうか前回のような戦闘よりはずっと見応えがある。レドの自身でも持て余し気味の逡巡を縦軸に、彼をサポートするエイミーの軽やかな立ち振る舞いや、レドの過去にも関わる笛のような小道具まで、周辺の諸要素を巧みに使ってストーリーが組み上げられていく。オルダムとベベルに求めた「情報」の代わりに、すぐには具体化できない有象無象のメッセージを受け取る…それはレドがガルガンティアの価値観に近づくきっかけになるだろう。ベベル曰く「生き続ける」ための雨水集めはその象徴。ガルガンティアの人々は誰もが友好的に描かれているが、逆にレドが抱える孤独感や重さを浮かび上がらせるようだ。
ベベルの質問に窮したレドの代わりに、チェインバー機械的に返答したことで、会話が膨らむ瞬間がとてもよい。まるでチェインバーがレドを導いているように錯覚してしまう。
★★★★