flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第9話「三度、彼は元来た道へ引き返す。」

脚本:菅正太郎 絵コンテ・演出:高橋秀弥 作画監督:浅賀和行・進藤優・たむらかずひこ・田中織枝・徳田夢之介・柴田健児・中野圭哉

八幡は小町への買い物を口実に結衣と花火大会へ。雪乃が姿を消したきっかけが以前の結衣と同じく八幡の事故であること、デート中の二人に偶然出会った陽乃がちょっかい出すパターンまで、結衣と雪乃を入れ替えて6話を再現したかのようだ*1。そして、自分のことが好きだという八幡のモノローグで、まだ残っていた彼への違和感がほぼ氷解した思い。スペックの高さを自覚しつつ周囲から積極的に孤立する彼は、少なくとも内向的な“ぼっち”の代弁者などではなく、またヒーローなどではないのではないか。似た者同士でより完璧な雪乃に憧れ、彼女にさらなる完璧さを求める姿には、自分は共感することが難しい。大袈裟かもしれないけど、天才ゆえの孤独といった言葉を思い出す。
作画監督の人数が物語るように、せっかくの浴衣でお祭りだったのに人物作画が覚束なくて残念だった。アクション的な旨味があるわけではないのだから、人物の端正なラインくらいはキープしてほしいもの。
★★★

*1:何よりもサブタイトルが雄弁に物語っているわけだが。