flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

とある科学の超電磁砲S #8「Item(アイテム)」

脚本:花田十輝 コンテ:室井康雄 演出:桜美かつし 作画監督:佐藤麻里那・直谷たかし・坂本龍典

絶対能力進化計画の首謀者に雇われた暗殺集団「アイテム」の一人、フレンダ=セイヴェルンとの研究施設内バトル。
トリッキーな戦術をこれでもかと繰り出すフレンダを、圧倒的な「エレクトロマスター」の能力でもって凌駕していく美琴が、複雑な施設内というシチュエーションを活かし切ったメリハリの効いたコンテで表現されていて堪能した。しかしながら、美琴の実力が強調されればされるほど、彼女すら歯が立たなかったアクセラレータの規格外の強さを思い知らされるわけで、美琴が立ち向かおうとする陰謀の巨大さ禍々しさが体感される次第。また、前回エピソードのワンクッションがあったおかげで、黒子たちの日常を出さなかった構成もスピード感の演出に一役買っていたと思う。一方の布束砥信は、美琴では出来ない側面からの計画頓挫を目論むようで、情報収集能力に長けた初春との共闘が実現すれば面白くなるのでは。
現時点でのインフォメーションでは黒幕に雇われているに過ぎない「アイテム」の連中を、絶対能力進化計画の本質と絡めてどう見せるのかがクライマックスの鍵になりそう。彼女らも能力者のようだし、シリーズの性格から考えても単純な悪役にはしないだろう。暗殺ミッションを通じて“力”を信奉しているように見える彼女らは、美琴の価値観を揺さぶるには打ってつけの人材だと思うが。
★★★★