flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

RDG レッドデータガール 第9章「はじめてのお披露目」

脚本:横手美智子 コンテ:渕上真 演出:政木伸一 作画監督鈴木奈都

「戦国学園祭」そして「姫神」の真実。
都会の学校への進学、夏休みに林間合宿、そして今度は学園祭と、学園物のテンプレートを充実に消化しているけど、淡々としながら滋味を感じさせる演出方向とストーリー展開のおかげで、ありきたりな印象は全くない。そして今回の白眉は、危なっかしい泉水子を気に掛ける苦労性な深行をあざ笑うかのように手玉に取る姫神。学園祭の喧騒から隔絶された深行との蜜月は静謐ながらもインパクトある構図だったし、髪型をめぐって深行に不満気だった泉水子の代弁者の如きその立ち振る舞いが、二人が表裏一体であることを示唆していたのも印象的。加えて、何度も時空を超えてきたという真実の重みは、その妖艶な物腰にさらなる陰影をもたらす。姫神が泉水子に憑依するシーンで、大木の幹を使って対称性を示す作画演出も秀逸。
★★★☆