flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

RDG レッドデータガール 第10章「はじめての学園祭」

脚本:横手美智子 コンテ:安斎剛文 演出:安斎剛文 作画監督:西畑あゆみ・長谷川亨雄

鳳城学園での戦国学園祭を舞台として、宗田真響と高柳一条の対決に向けたお膳立てが進む。主人公の泉水子が、この両者の勝負に積極的に関わるわけでもなく周辺に居る構図は、一見すると散漫に感じられるが、個人的にはそこが面白い感触。今回は泉水子と深行の可愛らしい痴話喧嘩がふんだんで、前回の姫神に振り回される深行を思い出しつつニヤニヤしながら楽しむことができた。また、早川佳樹が戸隠の人間として自身をサポートしていたことを知った時の真響のリアクションが印象的で、「敵を欺くにはまず味方から」を実践した早川に怒りつつも即座に事情を察して礼を述べた流れには、単なる強気なツンデレといったテンプレートとは一線を画した彼女の聡明さが窺えて好感度大だった。このシリーズの、登場人物の繊細な表情を拾う演出には見るべきものがあると思う。学園祭でお化け屋敷に怪異現象といった手垢に塗れたパターンですら新鮮に楽しめてしまうのはそのおかげ。
★★★☆