flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

惡の華 第十回

脚本:伊丹あき 作画統括:青井小夜 作画監督:北川大輔・室田恵梨・藤木奈々・広尾佳奈子・宮本佐和子・そ〜とめこういちろう・野道佳代・さのえり・山本篤

「何もない」「空っぽ」な春日は、仲村と佐伯を飲み込むブラックホールの如く。翻って仲村と佐伯はそれぞれ自己肯定の依り代として春日を捉えている風。佐伯が感じた自身の変化が「石ころ」から「宝石」、春日から見た佐伯の変化が「天使(ミューズ)」から「生身」という解釈が、両者の決定的な齟齬を象徴しているかのよう。仲村は仲村で、今まで従順に調教してきた春日に意志表示を求めること自体が矛盾しているというか、彼を自身の身代わりにしていただけではないのか。そして春日は仲村への依存体質から逃げられなくなっている。何か人間のあらゆる身勝手さが主題に思えてきた。
★★★