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アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

百花繚乱 サムライブライド 第拾弐話「剣妃、誕生」(終)

脚本:西園悟 絵コンテ:斎藤哲人・中原れい 演出:佐藤清光 作画監督:柳瀬譲二・清水勝祐・Park-Hong-keun・Shin-Hey-Ran

予想どおりの大団円、予定調和と言ってしまえばそれまでだが、本シリーズにはむしろ相応しくて好感。慶次が示唆した強さによらない「剣妃」のありようは、四剣鬼に対しても友愛的なスタンスを貫いてきた十兵衛にこそ相応しく、剣姫時のコワモテではなく普段の温和さを保ったままの剣妃姿*1にそれが現れていて見事だった。また、戦いを否定しての胤舜の解放に続いて、最期に怨霊が乗り移った武蔵を正々堂々の決闘でもって倒すことによって、十兵衛の決意を尊重しつつアクション面でのサービスを怠らなかった二段構えも良かった。前回の感想でも書いたとおり、小次郎や又右衛門にも見せ場が欲しかったし、四剣鬼たちへのトリビュートになるべきエピローグが無く余韻に乏しかった、など消化不良もけっこうあるのだが、概ね満足できた最終話だった。
★★★

*1:十兵衛が隻眼だったという伝承への目配せも怠りなく。