flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

百花繚乱 サムライブライド 総感

主人公・柳生十兵衛の異形を孕んだキャラ造形を軸に将と剣姫たちの絆が魅力だった1期の力強さに比べると、それを下敷きにしていたとは言えキャラクターが増えたこの2期はやや淡白に終始した印象はある。柳生道場側では、兼続の身体を張ったコメディリリーフは健闘していたものの、千姫に1期のような魅力的な表情は少なめだったし。敵役の四剣鬼はそれぞれ個性的だったが、武蔵と胤舜を十兵衛に結び付けたように、小次郎と又右衛門に関しても剣姫の誰かと上手く絡めればドラマが出来たような気がするのは惜しい。また、怨霊という設定につきものの悲劇性が、胤舜はまだしも他の面々に発揮されていたとは言い難かったのも然り。それでも、四剣鬼の内情は過不足なく描けていたし、個人的なクライマックスだった又兵衛と半蔵の剣姫化など、印象に残るエピソードにも事欠かなかった。シリーズ構成の西園悟による全話一人脚本だったのも、洗練された話運びに繋がっていたのではなかろうか。
豪華なキャスト陣による個性的な芝居も耳に楽しくて、『けいおん!』の同級生役四人のそろい踏みが、本シリーズでは持ちキャラの性格がまったく違ったものになっていてツボだった*1
三期をやってくれれば大歓迎。
★★★☆

*1:まあ、ぐつぐつさんと平沢唯は似たところもあるが(笑)。