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アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

ハイスクールD×D NEW 第6話「行け!オカルト研究部!」

脚本:吉岡たかを 絵コンテ・演出:久保太郎 作画監督:神田岳、大橋藍人、石動仁

前編のクライマックスに相応しいテンション高いアクションとダイアローグはすばらしかったのだけど、構成はいささか不完全燃焼だった。事実上先送りになったとはいえ中心人物である木場の「復讐」がバルパー・ガリレイに対してもコカビエルに対しても果たせなかった件、朱乃が独断で要請したサーゼクスの援軍が間に合わないどころか姿すら見せなかった件、そして圧倒的な力を持つ第三者(ヴァーリ/アルビオン)の乱入が最高潮に達したコカビエルとの決着に水を差してしまった件、など。コカビエルは結局やられ役だったが、重要な設定をあれこれ喋ってくれたおかげで後半への興味が膨らんだ。ゼノヴィアが事あるごとに木場と共闘したのはグレモリー眷属ナイトの両翼となるための伏線と分かり納得。「イッセーのお客様」の正体は予想どおり。
『月光校庭のエクスカリバー』編寸評。1期シリーズではほとんど伏線が引かれなかった木場のドラマをゼノヴィアとイリナという新レギュラーを交えつつ描くには、6話という尺はどう考えても不足に思えた。木場については回想を使って上手く組み立てられていたものの、聖剣をめぐっての対となりうるゼノヴィアとイリナ両名は正直描写不足が目立った。イリナについてはイッセーや袂を別つ形になったゼノヴィアとの因縁もあることだし、後編ではさらなる掘り下げを期待したいところだ。また、そろそろ悪魔、天使、堕天使の三大勢力のバックグラウンドにフォーカスしても良い頃合いではないだろうか。教会を見限ったゼノヴィアに関しては、その背景が薄いせいもあって今一つ感情移入できなかったので。
★★★☆