flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

有頂天家族 第八話「父の発つ日」

脚本:檜垣亮 絵コンテ:吉原正行 演出:菅沼芙実彦 作画監督:川面恒介、大東百合恵

矢二郎視点を中心とした父・総一郎との最後の思い出。兄弟で憎み合うことになった自身のようになってほしくないという総一郎の願いどおり、身を寄せ合うかの如き兄弟たちの関係性がいじらしい。矢二郎が自身に絶望して井の中の蛙になったのはその生来の呑気さゆえであり、もし矢一郎のような責任感強い人物だったらどうしていただろう?と思う。また、傑物だった総一郎が自身の属性を四分割して息子たちに託したのは、前述のメッセージも当然あるだろうが、カリスマ狸として過酷な運命を辿るよりは平凡でも幸せに生きてほしいという願いも込められているように感じた。きょうだいって本エピソードで描かれているようにいつまでも仲良くいかないことは実体験として分かっているので、身につまされつつ余計に沁みてきた。そんなわけで、下鴨母の愛もひっくるめてけっこう重く痛い視聴後感。
★★★☆