flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

Free! 8Fr「逆襲のメドレー!」

脚本:横谷昌宏 絵コンテ・演出:武本康弘 作画監督:植野千世子

個人戦の相次ぐ予選敗退に続き、江の計らいでメドレーリレーに出場。個人戦からリレーに至るまでの遙と凛の逡巡が見どころではあった。遙は凛に敗れることでかつて自身が凛に味あわせた想いを追体験するプロットだったように思うが、競技者として有り余る才能を持ちながら勝負にこだわらないスタンスは、凛のような負けず嫌いにとっては傲慢に映ることも想像できる。競技としての水泳から足を洗えばいいのに水泳部員であり続けるどっちつかずの態度は凛を苛立たせても仕方ないだろう。また、ただ一人小学生時代の遙たちと凛の関係を知らなかった怜がリレーへの参加を進言したりかつての写真を手に取ったりと、しがらみがないゆえの外的刺激として演出されていた。…かように彼らの内面やポジションについて想像はできるのだけど、惜しむらくは彼らの心境がダイレクトにこちらに伝わりにくいように感じられた。語弊がある書き方かもしれないが、和気藹々と泳ぐことを楽しんできた岩鳶水泳部が、いきなり勝負の世界に放り込まれて溺れているようにも見えた。この点において凛の苛立ちには共感できる。
★★★