flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

進撃の巨人 #23「微笑み ‐ストヘス区急襲1-」

脚本:瀬古浩司 絵コンテ:小松田大全 演出:山田弘和 作画監督:長谷川ひとみ、佐藤陽子、藤田正幸、世良コータ、杉崎由佳、野村雅史、キム・デ・フン

今回のエピソードついては、ネタバレ情報を踏まないように細心の注意を払ってきたので、“彼女”を前にしてのアルミンの表情や態度のグラデーションが収束されてのラストシーンのカタルシスには鳥肌が立つほどだった。原作未読の立場としては、アルミンたちがエレンの帝都引き渡しにかこつけて“彼女”に探りを入れたとも、エレンの護送そのものが“彼女”を陥れる大芝居であったともとれる。“彼女”が高笑いをみせた直前の戦慄した風なアルミンの表情は、調査兵団を蹂躙した圧倒的な能力への畏怖というよりは、薄々分かっていても今までは認め難かった、寝食をともにした仲間が反乱分子として確定したことへの絶望によるものだろうか。そんなアルミンの知性が、苛立って噛みつくばかりのエレンや粛清にはやるミカサと見事なコントラストになっていた。完膚なきまでに叩きのめされた壁外調査の顛末がベッタリと背後に貼り付いている。
マルロ・フロイデンベルクを通してちっぽけな人間の在りように想いを致す、“彼女”の内面が気になる。
★★★★