flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

有頂天家族 第十二話「偽叡山電車」

脚本:檜垣亮 絵コンテ:吉原正行 演出:許蒴 作画監督:川面恒介、大東百合恵

「阿呆」な四兄弟の連携で夷川を翻弄する展開が痛快至極で堪能した。京都市内を暴走する「偽叡山電車」のカタルシスは、偉大な父親の想いを四分割された下鴨兄弟の絆がしからしむところか。長兄が食われる絶体絶命だというのに高揚感を禁じ得ないのは、「面白きことは良きことなり」という下鴨家の家訓がシリーズの柱であり続けたからだろう。人間に食われる弱者としての立場がどう転んでも覆らないことが分かっているから、せめて刹那を前向きに生きようという開き直り。それだけでなく、狸たちによる同族争いという背景が加味され、ほろ苦さを醸し出しているのも絶妙。
★★★★