flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

進撃の巨人 #24「慈悲 ‐ストヘス区急襲2‐」

脚本:小林靖子 絵コンテ:横山彰利 演出:横山彰利、田中洋之 作画監督:千葉崇明、手塚響平、山田歩

女型の巨人の正体については、公式サイトのあらすじを含め各所で既出になっているからいいかな。
アクション作画は圧倒的な臨場感で堪能。もっとも、ドラマ的にはいくつか引っ掛かるところがあった。あれだけの対巨人駆逐脳をみせてきたエレンが、かつての同僚とはいえリヴァイ班の多くを目の前で殺したアニに対して非情になれなかったこと、さらにはエレンの躊躇のベースとなるべきアニとのドラマがほとんど描かれなかったこと。エレンをめぐるミカサとアニの女の戦いについても然り(ミカサの場合は誰が相手でもエレンに害なす者であれば変わらない気がするが)。視聴者に女型の巨人の正体を読ませないためにアニとの関係性をオミットしたのであれば致し方ないが、エレンの巨人化がカタルシス不足気味だったラストに、スリリングにストーリーを転がしていくシリーズの手法がいささか裏目に出ているように思えた。非情になり切れない弱さを克服しての主人公という王道を描きたいのは分かるが…。
★★★☆