flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

ステラ女学院高等科C3部 総感

主人公のゆらをサバゲーに引き込む1話そして2話がすばらしかっただけに、その後の迷走が残念だった。孤独だった中学生時代を振り切るかのようにサバゲーに夢中になり、そのサバゲーを通じて先輩同僚たちの信頼を勝ち取りたいがゆえにストイシズムをこじらせていくゆらの変遷は理解できなくはない。ゆら持ち前の独りよがりは、自身の生真面目さを他人にも求めてしまう結果の産物であることもわかる。おそらくはそれが、かつてのぼっちの原因であっただろうことも…。
サバゲーを純粋に楽しむことでゆらを自縛から救い出すことがC3部に与えられた作劇上の役割と考えれば、そのらはともかくとして他の部員たちにフォーカスしたエピソードが不可欠だったのではないか。個人的にはC3部員のキャラクターに相応しい痛快なエピソードがほしかった気がする。無人島で水着や学園祭の小遣い稼ぎや流しそうめんなどシュールな表現はあったものの、キャラクター造形が表層的で楽しさに繋がっていないように思えたので。
あるいはサバゲー競技の特性をロジカルに突き詰めて、戦術面の駆け引きで魅せる方向に特化したほうがよかったのかも。丁次郎に象徴されるファンタジックな演出は、そのデウス・エクス・マキナ感もあいまって、サバゲーの泥臭さとかけ離れているように感じられた。
★★