flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

COPPELION 第2話「未来」

脚本:中村誠、小山知子 絵コンテ:金澤洪充、鈴木信吾 演出:金澤洪充 作画監督古田誠、内田孝行、鈴木祥子

脱獄者、川端夫婦とその娘との関わりを通じて、存在しない親そして救出任務しか生きる術のないコッペリオンたちの立ち位置を浮き彫りに。人工的に生み出され任務のためだけに訓練されてきたのであれば、もっと無表情で機械的なキャラクター造形が常套に思えるのだけど、コッペリオンたちの感情表現は至って人間臭いものになっている。出会ったばかりの家族に涙を流すほど感情移入し、かつ任務に拠らなければ自身の存在を肯定できないとなれば、彼女たちにとってのこれからは文字どおり荊の道に思えてくる。既出の3人に限って言えばコッペリオンとして不安定なプロトタイプという感じがしてしまうのだけど、ここらを掘り下げれば重くとも見応えのあるドラマになるかもしれない。
演出面では前回と同じ印象で、劇伴をカットして臨場感を強調したドキュメンタリー映画的な前半から、ドラマとシンクロするように湿度を帯びていく後半への変遷がドラマティック。
★★★☆