flower in my head

アニメのてきとう感想がメイン。ネタバレあります。

君のいる町 #12「君のいる町」(終)

脚本:吉田玲子 絵コンテ・演出:山内重保 作画監督羽山淳一

ようやく柚希のために明日香と別れることを決心。懍が言うとおり「クズ」には違いないのかもしれないが、クズなりにけじめをつけた青大には安堵させられた。柚希に距離を置かれたことで明日香に癒しを求めてしまっただけでなく、柚希への恋慕を消し去ることのできなかった青大の弱さは、同じくクズな自分には共感できるものだったので、最低ラインの落としどころをつけてくれたスタッフに感謝したい。
懍の青大に対する小悪魔的を通り越して刺々しさすら感じさせる態度の数々は、ひょっとして青大の弱い心の象徴だったのかも。彼女が見せた涙は青大への片想いを示唆していたのかもしれないが、あれだけ強気に挑発しておいて最後まで告白できなかったチキンぶりは、青大への皮肉にもエールにもとれる。だからこそ青大は彼女に感謝できたのだと。明日香については、青大の八方美人と表裏一体の優しさが彼女の琴線に触れた部分もあっただろうと想像できたので、振られて落ち込んで吹っ切れた(吹っ切ろうとした)表情に少しだけ溜飲が下がった。
★★★☆